二度目のケブカクロバエ。
サザンカの花で昆虫を探していると,やって来ているのを発見。「よし,今度はしっかり撮るぞ」と気持ちを入れて近づいて行きました。ワーキングディスタンスは10cmといったところ。背部に葯が触れています。
からだは花粉まみれ。花弁を舐めています。
今度は蕊をつかんでいます。
葯がからだにしっかり触れています。
また花弁を舐めています。
別の花に移動。今度は蕊をかき分けてメシベの根元にある蜜腺を舐め始めました。こうした行動を繰り返すなかで,柱頭に花粉が付着します。
冬に咲くサザンカの花は冬に活動する昆虫を待ちます。冬に活動する昆虫は冬に咲く花を探します。うまくできています。