再登場のアンダマンオオクイナ 2024年11月29日 インド アンダマン島
(続き)アンダマンオオクイナ(Andaman Crake)の再登場は道の横断ではなく、採餌の様でしたので、じっくり観察できました。クイナらしく胸の横縞が綺麗です。背中の赤茶色も他のクイナより明るいですね。
すると遠くにもう1羽出て来ました。追っ払われた個体が出て来たのか、新しい個体なのかは分かりませんが。
新たに出て来た方は道をゆっくりと横断。
手前の採餌をしていた方もゆっくりと道を横断して行きます。写真をアップしながら良く見るとこの個体は胸の横縞が羽に隠れて鮮明に見えません。これは一番最初に出た個体も同じ様に縞々がはっきり見えなかったのを思い出しました。何個体か出て来たので、あっちやこっちを撮って、どれがどれか分からなくなってしまったのかな?
とにかく少なくとも3個体は観察した様です。
このクイナの横断ポイントを後にして付近を散策しているとルリコノハドリ(Asian Fairy-bluebird)が明るい所に出てくれました。ルリ色と言っても鮮明な瑠璃色ではないので、♀でしょう。
同じ木にアンダマンハナドリ(Andaman Flowerpecker)。12種目の固有種で、アンダマン島にハナドリはこれ1種しかいない様です。それが地味な種類で、ちょっと残念。木の実の果肉をむしり取る様にして食していました。
珍しくアンダマンムクドリ(White-headed Starling)が背中側から撮れました。白抜けで露出不足ですが、背中側からはこれしか無いので、載せました。
ショールベイのこのポイントではアンダマンオオクイナだけでなく、色々出てくれて大満足でした。時間もお昼近くになって来たので、港に向かって車を走らせましたが、途中のマングローブ林でアカショウビンを探索。目の良い運転手さんがちゃんと見つけてくれました。留鳥で固有亜種との事。色がどちらかと言うとリュウキュウアカショウビンに近いかな?静かに枝にたたずんでいました。
アカショウビンの個体数は多く無いようで、会えたのはこの1回きりでした。
港に着きましたが、フェリー待ちの車がずらっと並んでいるので、湾を大きく回り込んで陸路でホテルに帰着、2日目午前の部の終了です。
次回は地元に戻って、積み残している11月のオシドリをアップしたいと思います。ご覧いただき有り難うございます。