ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

台湾南西部紀行 台南編 その2/ヒガシメンフクロウ シロアゴヨタカ レンカク

2024-07-30 | 台湾
夜の畑で獲物を探すヒガシメンフクロウ 2024年6月30日 台湾 台南市帰仁区

1日目(6月30日夕刻〜夜)相変わらず田んぼでは、レンカク(Pheasant-tailed Jacana)が争っています。
バン(Eurasian Moorhen)も繁殖中なのかペアで見かけます。
上空を優雅に飛んでくれました。しかも、割と近くをかすめていきました。
風切羽の先端に更に細い羽が突き出ていますが、何なのでしょう?単なる飾り羽?
ジャワハッカ(Javan Myna)も田んぼに降り立ち。
レンカクのヒナをよく見かけます。足指が出たところを狙います。
レンカクを堪能した後は今夜の宿に荷を下ろした後、市内で夕食。その後、午後8時にレンカクを見た地域の畑に出動。地元のガイドさんがバイクで先導してくれますが、ライトを畑の中に当てながらゆっくりと進みます。すると停車して、バスから降りるように指示。カメラを抱えてガイドさんについて行き、並んだところで、おもむろにライトを当てると放水栓?の上にヒガシメンフクロウ(Australasian Grass-Owl)が止まって獲物を捜索中。最初はすぐに飛ばれたりしましたが、何度目かで、割と間近でこちらを気にすることなく佇んでいます。
遠くに街灯や走るトラックのライトが浮かびます。
メンフクロウというだけあって、その白い丸い顔面はなんとも言えず、ユニークな風貌です。ベネチアの仮面を思い起こします。
更に探索を続けて、降車の指示が出て、カメラを抱えて降りると、今度は道をゆっくり進んで行きます。ライトの先には何か物体が見えます。さらにゆっくり進んでいくとその正体は何とシロアゴヨタカ(Savanna Nightjar)でした!道路にじっと佇んで何をしているのでしょうね。英名のサバンナからすると森ではなく草原が栖なんでしょうが、不思議な感じです。
何度かヒガシメンフクロウに遭遇していましたが、夜がふけてくるとパッタリと姿が見えなくなりました。お腹が膨れて、草むらに隠れたのでしょうか?午後10時には切り上げて第一日目は終了。

次回は地元に戻って、アカショウビンをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。


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