ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

台湾南西部紀行 阿里山 観星園生態民宿編 その1/サンケイ キバラシジュウカラ クロヒヨドリ

2024-11-02 | 台湾
サンケイ♂ 2024年7月3日 台湾 南投県

7月3日午後、涼しい阿里山での探鳥を終えて、山を降り、本日の宿である観星園生態民宿に到着。ここのご主人が、宿の後ろの山中にブラインドを設置して、台湾固有種のサンケイ(Swinhoe's Pheasant)を観察できるようにしているとの事。早速、急な山道をトラックの荷台に乗せられて出発。暗い森の中の大型のブラインドに潜り込んで、息を凝らして待っていると程なくして、サンケイの♂が森の奥から静かに歩みながら現れて来ました。おおっ!美しい!紺色の金属色に輝く羽と白い尾羽のコントラストが素晴らしい。しかし、天気も今一なせいかとにかく暗い!ギリギリのシャッタースピードで対応します。しばらく滞在した後、ゆっくりと森の奥へ。1時間半後再登場ですが、さらに暗くなっています。
白い冠羽は立てていませんでしたが、その見事な姿に感激しました。他にもミヤマテッケイに期待しましたが、サッパリ。現れたのはサンケイ♂のみでした。小鳥類も声のみ。
夕刻さらに暗くなって、ブラインドを後にして、宿に戻りました。茜色に染まった空が綺麗でした。
夜は宿周りで、オオコノハズク(Collared Scops-Owl)の探索。声はすれどちゃんとした写真に収めることが出来ませんでした。亜種ということですが、随分違うので、将来、違う種類になるのではないかと思われます。他にもタイワンコノハズク(Mountain Scops-Owl)、アオバズク(Northern Boobook)の声を遠くに聞きましたが、近くには来てくれませんでした。
翌朝は朝食前に宿の敷地内を早朝探鳥。先ずはキバラシジュウカラ(Green-backed Tit)。
クロヒヨドリ(Black Bulbul)も電線止まりでしたが、近距離で撮らせてくれました。
夜明け前にはルリチョウが大きな声で囀っていましたが、姿は見せてくれませんでした。宿周りには鳥が多く、楽しめました。

次回はこの続きで、コシジロムシクイと裏山に出掛けた会ったヒメオウチュウなどをアップする予定です。ご覧いただき有難う御座います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿