ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

台湾南西部紀行 阿里山編 その5/ヤブドリ カンムリチメドリ キンバネガビチョウ

2024-10-21 | 台湾
冠羽が素敵なカンムリチメドリ 2024年7月3日 台湾 阿里山 玉山国家公園

7月3日午前(続き);ヤブドリ(Steere's Liocichla)が目の前に出てきました。前回の登場は名前の通り藪の中でしたが、今回は、ヒョイヒョイと幹を上がってきて、見通しの良い所に出てくれました。眼の前の黄色い斑点が鮮やかです。
少し離れたところでは、枝の上で囀り始めました。全然ヤブドリではありません。普通のガビチョウといったところでしょうか。ただし、日本のガビチョウほどの騒々しさはなくて、中々綺麗な囀りでした。
そして、お昼は近くの食堂でいただき、食後、食堂前でくつろいでいるとカンムリチメドリ(Taiwan Yuhina)が何羽かチョロチョロしています。結構近い!
小首を傾げた姿がまた可愛い!
台湾野鳥の会のシンボルバードにするのも頷けます。
眼下にはキンバネガビチョウ(White-whiskered Laughingthrush)。地面を歩き回っているところは、やっぱりガビチョウ。
枝に上がって来ました。
人を警戒する様子はなく、阿里山では普通種のようです。

期待した台湾固有種のニイタカキクイタダキは、高い木の上で鳴いていたらしいのですが、姿を拝むことはできませんでした。お昼の食堂のホールに野鳥の写真が並んでニイタカキクイタダキもあったので、こちらをおさめて代わりに出演願いました。やっぱり、見たかったなあ〜、ただし、写真の様な立派な冠羽が立つのは春先のペアリングの時だけだそうです。

次回は食後の少しの時間、食堂近くで、引き続き探索して、アリサンヒタキ、ホシガラス、キンバネガビチョウなどが遊んでくれました。ご覧いただき有難う御座います。


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