徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

初日の出 with 打ちっ放し

2013年01月01日 | こよみ・四季・歳時記
明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

このblogが始まったのが2004年12月ですので,9年目に突入したことになります。徒然でも続けると,結構なものになるものです(笑)

写真は,2013年の初日の出。大晦日の夜,紅白も見ず,早めに寝床に入ったせいか,元日はかなり早くに目が覚めてしまい,これは初日の出を見てこい!ということか?と勝手に思い込み,実家(大阪)の近所の見晴らしのいい場所を足を運びました。恐らく初日の出をちゃんと見たのは十数年ぶりこと,初日の出が出そうでなかなか出なかったことを思い出しました。

一緒に写っているネットは,実家の最寄りのバス停のすぐそばにあるゴルフ練習場(打ちっ放し),高台にある上に目立つので,結構離れた場所からでも確認でき,これを見ると実家に「帰ってきた」と思います。

一緒に見ていた高校生ぽっい集団は,初日の出が見えなくて邪魔とか言っていましたが,個人的には,これこれで実家のある地域らしくていいやん!と思いました。

→ こちらは2013年の初夕日

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地表面の神秘「霜柱」

2012年12月16日 | こよみ・四季・歳時記
クリスタルのような霜柱

大阪出身の自分には霜柱はかなり珍しい存在だったのですが,つくばでは毎冬よく見かけます。

その理由は,つくばが結構内陸に位置しているために冬場はグッと冷え込み氷点下になることも多いから・・ということもあるのですが,関東一円に広がる土壌(関東ローム層)が霜柱の出来やすい土壌ということが関係しているらしいです。

ちなみに,4日続けて冷え込むと、この写真のように4階建てみたいになるみたいです。

追記(2012年12月25日):もっと冷え込むと一晩で5cm近くに,これは霜柱というより霜毛(笑)

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なかなか落ちない葉

2012年12月12日 | こよみ・四季・歳時記
ここ数日の厳しい寒さで,モミジバフウとか,イロハモミジとか,近所の落葉樹はすっかり葉を落としてしまった感じなのですが,この木の葉は,茶色い枯れ葉になってしまっても全く落ちる気配を感じさせません。

カシワの木のことは,「柏餅」を記事で取り上げた時に一度書いていますが,今回は落ちない葉の方にクローズアップ。

枯れ木のような見た目は,お世辞にも良いとは言えない感じですので,街路樹や公園樹には向かない感じなのですが,写真の木のように農家等の庭先では結構見かけることが多いです。

何故かというと,カシワの木が縁起のいい木だと考えられているからです。以前の記事にも書きましたが,このなかなか落ちないカシワの枯れ葉は,来春,新葉が芽吹く直前まで木に残ります。この様子を「代が途切れない」,「家系が途切れない」様子に重ねあわせ,「子孫繁栄」の象徴と考えた訳です。なかなか見事な発想です。

ってな訳で,木枯らしに吹かれても,彼らは地面に落ちることなく,新葉にバトンが渡せるまでここで頑張る訳です。

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福来みかん

2012年12月06日 | こよみ・四季・歳時記
先日の記事「北限の蜜柑畑の理由(わけ)」で紹介した戦利品の写真,何か変と思った方がいたらすごいです(^^)

実は先日の写真のミカンの山は,写真のように分かれます。左側はご存じ「温州みかん」,右側は筑波山の周辺で古くから育てられていた伝統的な品種で「福来みかん」と言います(名前がとっても縁起がいい感じです)。日本固有の柑橘であるタチバナの仲間のようなのですが,筑波山の周辺の行くと庭のある少し大きな家には大抵植わっています。味は温州みかんに比べると少し酸味が強い(さっぱりしていて美味しいですが)のですが,皮を中心に香りがとてもいいのが特徴です。この特徴を活かして,和菓子やお酒,調味料など色々な特産品が作られています。

例えばこれは「福来氷」という寒天を使った和菓子(最近,お気に入りでよくお土産に使っています)。

例えばこれは「福来みかん酒」というお酒,このblogでも何度か紹介している筑波山の麓にある稲葉酒造場が造っています。

筑波山と先人の知恵が生み出した北限みかん,それを活かした筑波の特産品,つくばもなかなかやります。

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2012紅葉・黄葉ダイジェスト

2012年11月23日 | こよみ・四季・歳時記
一応,タイトルに「歳時記」を冠してはいるのですが,最近はあまり直接的な季節の話題は記事にしていないような・・。当初は,結構頑張って,日々の歳時を集めていたのですが。

紅葉の季節もそろそろ終わり,この秋も「紅葉見に行くぞ!」と出掛けることはなかったのですが,日々の徒然には紅葉・黄葉を楽しんだ感じ・・・。

記事の写真は岩手県大槌町のカエデ,鮮やか黄色がほんのり赤く染まった感じが素敵です。

こちらは,東京,神宮外苑の銀杏並木,雨のなかの銀杏もなかなかいい感じです。

最後は,つくば,国道沿いのモミジバフウの並木,お隣になのに随分と紅葉の進み具合が違います。

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国産線香花火

2012年08月18日 | こよみ・四季・歳時記
晩夏の蝉,ツクツクホウシの鳴き声が,ミンミンゼミとかアブラゼミなどの真夏の蝉に勝るようになってきました。少なくとも盛夏は終わりが近付いているようです。

4月に東京をぶらぶらしたこの時,蔵前まで足を延ばし,仕入れていたネタを夏が終わる前に挙行。

ご覧の通り「線香花火」です。(手や足が少し写ってしまいましたが,何とか撮れました・・)

この線香花火,タイトルの通り「国産」で,こんな立派な包装に入っています。中身も鮮やかな紙縒がとっても素敵です。

でも,「国産」って珍しいの?と思われるかも知れませんが,復刻したこれらの花火をのぞけば,ほとんどが中国産,夏の風物詩も日本国内では生産されておらず,海を越えてやってきている訳です。コスト等のことを考えると仕方ないのかも知れませんが,ちょっと寂しいです。

さて,立派な包装,どっかでみたことあると気付いて下さった方は,このブログの常連さん,昨年のこの記事(出身地や世代が分かる線香花火の種類,「すぼ手」と「長手」の話)で紹介しています。

この時,紹介した線香花火は御遣い物で全部プレゼントしてしまったので,今回は,試験用に購入してみた次第,

ただ,自分でやってみても,「普通のより長くもった」というプレゼントをした方から頂いた感想という同じ感想だったのには,ちょっと笑ってしまいました。

とはいえ,夏の終わりがちょっと染みる線香花火試験でした。

→ 山縣商店

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ちょっぴり秋モード

2012年08月09日 | こよみ・四季・歳時記
立秋を過ぎて,若干涼しい日が続く。

立秋過ぎても,あくまの暦の上,猛暑は続くってのが定番だったことを考えると,ちょっと不思議な感じ・・。

田んぼも空も何となく秋モード,ちょっと物足りない気もするのですが。
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季節を感じるアンテナ

2012年06月20日 | こよみ・四季・歳時記
当ブログ「~歳時記」と冠してはいるのですが,最近,あまり季節や暦のネタが登場していないので,ちょっとテコ入れ(笑)

このブログも7年半になり,四季や暦の話題は一巡した感があるのが,一つの原因かとは思うのですが,季節を感じるアンテナを鈍らせるのは本意ではないので,四季を感じることのできる写真を集めるフォトチャンネルを新しく作ってみました。

記事ではありませんが,ちょくちょくアップしてアンテナを磨いていきます。

徒然なる画像による歳時記
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八十八夜

2012年05月01日 | こよみ・四季・歳時記
夏も近づく八十八夜・・・

という訳で新茶の季節です。八十八夜は立春から数えて八十八日目,二十四節気などは中国から伝わったものですが,こちらは日本で独自に設けられた雑節の一つ,遅霜が降りるのはこの日まで(八十八夜までは遅霜に注意)など,農業と関わりの深い暦ですが,有名なのは上記の歌「茶摘み」の一節。

今年も最初の新茶は鹿児島県産の「ゆたかみどり」,深蒸しのほんのりとした苦みと新茶の甘みの組み合わせが初夏を感じさせてくれます。

ちなみにこのお茶が届いたのは4月25日だったのですが,別のお店で注文していたお遣い物のお茶が届いたのもこの日,お店で初めて新茶を見かけたのもこの日・・。

あらためて,お茶って,葉っぱなんだなぁ~(芽吹く時期は一緒)と思った次第です。この点は,茶の品種開発において大きな課題の一つだったりします。市場で出回る茶の大部分が「やぶきた」,挿し木で増やすことが多く,同じ遺伝子の同じ品種が同じ場所に植わっていれば,同じ時期に芽吹くのは当然。こうなると,同じ時期に茶摘みをして,同じ時期に製茶をしなくてはいけなくなる訳で,労力的にも施設的にも制約が多くなってしまうという訳です。

ですので,時期をずらすことが出来る早生や晩生でやぶきたと並ぶような品種の開発が急務という訳です。
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桜雨

2012年04月14日 | こよみ・四季・歳時記
週末の雨,結構しっかり降ったこともあって,散り始めていた桜が一気に・・。

宿舎の駐車場もご覧の通り,桜模様。

愛車のインサイトも桜仕様(^^;

おかげで買い物に行く先々で,店員さんに弄られる始末・・,確かにちょっと微笑ましくて,素敵かも知れませんが,乾いた後,へばり付いた花弁を一枚一枚取るのは結構大変なんですよ(苦笑)

とはいえ,春も後半,次は新緑の季節です。
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菜の花の向こう側

2012年04月09日 | こよみ・四季・歳時記
職場の桜並木が賑やかになってきました。

今回はちょっと遠目で撮ってみました。菜の花の向こう側に咲いています。

※4月11日,写真差し替え,素敵な写真が撮れたので・・。

前の写真は,こちらに。桜並木の写真も,一緒に

皆さんは,お花見しましたか?
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白の受信機は遅れ気味

2012年03月23日 | こよみ・四季・歳時記
数年ぶりに筑波山の梅林へ足を運ぶ。

あいにくの天気でしたが,それはそれで趣きがあっていい感じ・・。

ただ,この春は少し変みたいで,例年であれば,紅梅,白梅ともに花の終わりが近付く頃で,花の時期に合わせて開催している梅まつりも終了のはずなのですが,写真の時で,まだ,紅梅が七分咲き,白梅に至っては一分咲き。筑波山の梅林は,いつも紅梅の方が早く咲くのですが,それにしても・・・。

白梅さん,あんまりのんびりしていると,桜君や桃さんに追い抜かれてしまいますよ(笑)
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足下の春

2012年03月13日 | こよみ・四季・歳時記
以前にも紹介したことがありましたが,昼食に出掛ける途中に青い絨毯を見つけて,思わずぱしゃり。

さすが高感度春受信機,寒の戻りの中でも,しっかり足下の春を受信しているようです。
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雪解け

2012年03月09日 | こよみ・四季・歳時記
記録的な豪雪も必ず春を迎える。

緑はなくとも,こんな風に地肌が見え始めると春の足音を感じるのだそうです。
例年に比べると,まだまだ積雪は多く,これからも色々な点で影響が残りそうですが,少しほっとしました。

→ いつもの定点観測(大分解けました)2012年3月7日

法肩(斜面上部の肩の部分)から春が来るそうで・・,見つけました。

→ ふきのとう
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雪国の立春

2012年02月03日 | こよみ・四季・歳時記
越後妻有へ

2年連続の豪雪で,災害救助法の適用を受けたそうです。この地域が同法の適用を受けるのは昨年の冬から数えて4度目(昨年の豪雪,地震,豪雨,そして今回の豪雪)。上越線は止まっても,当地域を走るほくほく線はちょっとやそっとの大雪では止まらなかったり,新潟市内の方が「除雪がしっかりしている分,平場より山間のこの地域の方が断然走りやすい」と言われたり,雪への備え,対応力は日本一,世界一の地域かと思いますが,立て続けの災害には・・・。

雪の時期にも何度も足を運んでいますが,今回が一番の積雪量だったかと思います。

週末にかけてさらに大雪になるとの予報も出ていますが,右肩上がりで積もっていくのは,節分までで以降は降りはしても少しずつ積雪は減っていく方にも向かうのだそうです。

最も多くの雪が積もっていても,その日を境に雪は少しずつでも溶けていく,待ち望む春に確かに向かい始める日「立春」という訳です。

→ 三省ハウス2階からの定点観測(以前より多く積もっていることは一目瞭然)

→ 定点観測(2008年2月19日)

→ 定年観測(2011年8月15日)

→ 氷柱(つらら)も・・

→ 日中は少し晴れ間も覗きました(農舞台付近)

追記(2012年2月11日):
再度,越後妻有へ,積雪・降雪ともに前回以上,定点観測地点はご覧の通り・・・。
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