徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

和醸良酒

2008年06月29日 | 本と音楽の話題
ある知識を得たいと思った時,必ずしも教科書や専門書,百科事典を見ることが近道とは限らない。

最近,10年ほど前に読んだ,ある漫画を再度買い直して読んでいる。当時,農学部の学生だった自分が米作りや日本の農村の抱える問題,酒造りを知り,日本酒の楽しみ方を知ってしまった漫画である。

尾瀬あきらさんの「夏子の酒」。ドラマ化もされ,ブームにもなった漫画なので,知っている人も多いとは思う。再度,読み返してみても全く色褪せておらず,この10年で多少なりとも色々なことを知ったが故に,当時は読み取れなかった部分も見えてきて実に興味深い。

きっかけは,農村や農業に関わることを研究しているのに,稲作のことはほとんど知らない後輩に貸そうと思ってのことだったが,自分も当時得たものを再確認・・・,もちろん,日本酒の楽しみ方も。

久しぶりに良酒を飲んでみたくなりました(笑)

→ 尾瀬あきら『夏子の酒』講談社漫画文庫

※ 尾瀬あきらさんは,また日本酒を扱った漫画「蔵人」を連載されているようで,「夏子の酒」の復習が終わったら,そちらも読んでみようかと思っています。


コメント (3)
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