徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

新酒の季節

2011年11月25日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
ディープに日本酒にはまって以降,こんな会に一度参加してみたいと思っていたのですが,やっと念願が叶いました(^^)

筑波山の麓にある稲葉酒造場の「搾りたて新酒を祝う会」,毎年何らかのこうした会が開かれていたことは知っていたのですが,今年はちょうど都合がつきました。

稲葉酒造場は「男女川」「すてら」などの銘柄を造っているつくば市にある2つの酒蔵の1つ,筑波山神社に御神酒も奉納している由緒正しい歴史ある蔵です。3月の震災では少なからず被害を受けたそうで,一度は蔵をたたむことも考えたそうなのですが,続けたくても続けられない蔵がいくつもあること知り,続けることを決意されたそうです。

ここを訪ねたのは実は初めてではなく,3度目か4度目,車や自転車で行って,仕込み水をご馳走になったりしたこともありましたが,今回は新酒を味わいたいので,もちろん公共交通機関(つくバスというつくば市のコミュニティバスが酒蔵のすぐそばの筑波山口(旧筑波駅)まで行っています)で訪ねました。酒蔵は車でしか行くことが出来ない場所に立地していることも多いのですが,稲葉酒造場はその点,交通の便に恵まれていて嬉しいです。

一応,会らしい感じにはなっていて,利き酒大会があったり,ガマ口上(ガマの油売り)の実演があったり,筑波大学の学生サークルのジャズの演奏があったりはするのですが,あんまりしばりはなく,みんな好きなように新酒を楽しんでいる・・って感じで(でも何となく同じ空間を共有している感はあって),何とも素敵な空間での素敵な一時でした・・・,やっぱり日本酒はすごい!と思った次第です。

帰り際に夕日を浴びる蔵の入り口を撮って,ほろ酔い気分で家路につきました。

→ 星ふる里蔵 稲葉酒造場
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