今年も朝顔を育てみようと思っています。
ただ,今年は少しディープに育ててみようかと・・・。
朝顔文化は実はかなり奥が深いのです。小学一年生が育てる植物の定番だけではありません(笑)
ってな訳で,夏を前に今年育てる朝顔の種を購入。伝統色とかにハマったこともあって,渋めの茶系統の「飛火野」という名称の品種(「飛火野」は奈良公園にある広場の名称ですが,正確な名前の由来は分かりません)を選択。本当は,入谷の朝顔市などでも持てはやされる「団十郎」という有名な品種(さっき気が付いたのですが,花弁の色は自分が以前に紹介した桜鼠だったりしますね,江戸っ子に持てはやされる訳です)の種を探したのですが,一般の人には,簡単に入手出来る品種ではないようで・・・。
この「団十郎」とか「飛火野」とかいうのは,商品として売られる際の流通上の名称で,正式には「黄蝉葉濃茶無地」とか「青斑入蝉葉茶覆輪」といった形で表現されます。例えば「青斑入蝉葉茶覆輪」なら,「斑の入った青系の蝉葉のアサガオで,花の色は茶色系で,花弁の外周は別の色で縁取られたようになっている」という意味。
これを知って思い出したのは花火(尺玉)の表現方法。例えば,昨年の土浦全国花火競技大会の10号玉の部で優勝した花火の名称は,「昇り曲導付四重芯変化菊」。これは「花火上昇時に軌跡が分かる曲導が付く,色が変化する四重芯の菊型花火」という意味。少ない漢字で茎や葉の部分の特徴を述べ,後に花の色などの特徴を述べるという表現方法は全く同じという訳です。
花の表現方法という部分で,「花火」と「朝顔」が繋がる訳です。
ただ,今年は少しディープに育ててみようかと・・・。
朝顔文化は実はかなり奥が深いのです。小学一年生が育てる植物の定番だけではありません(笑)
ってな訳で,夏を前に今年育てる朝顔の種を購入。伝統色とかにハマったこともあって,渋めの茶系統の「飛火野」という名称の品種(「飛火野」は奈良公園にある広場の名称ですが,正確な名前の由来は分かりません)を選択。本当は,入谷の朝顔市などでも持てはやされる「団十郎」という有名な品種(さっき気が付いたのですが,花弁の色は自分が以前に紹介した桜鼠だったりしますね,江戸っ子に持てはやされる訳です)の種を探したのですが,一般の人には,簡単に入手出来る品種ではないようで・・・。
この「団十郎」とか「飛火野」とかいうのは,商品として売られる際の流通上の名称で,正式には「黄蝉葉濃茶無地」とか「青斑入蝉葉茶覆輪」といった形で表現されます。例えば「青斑入蝉葉茶覆輪」なら,「斑の入った青系の蝉葉のアサガオで,花の色は茶色系で,花弁の外周は別の色で縁取られたようになっている」という意味。
これを知って思い出したのは花火(尺玉)の表現方法。例えば,昨年の土浦全国花火競技大会の10号玉の部で優勝した花火の名称は,「昇り曲導付四重芯変化菊」。これは「花火上昇時に軌跡が分かる曲導が付く,色が変化する四重芯の菊型花火」という意味。少ない漢字で茎や葉の部分の特徴を述べ,後に花の色などの特徴を述べるという表現方法は全く同じという訳です。
花の表現方法という部分で,「花火」と「朝顔」が繋がる訳です。
花か、いいな。っていうか、こんな時期から朝顔の準備ですか。すごい!
とはいえ,今年は,時間さえ許せば,毎夏恒例の国立歴史民俗博物館の朝顔展に行ってみたいと考えています。