テレコール

（電話営業のことを↑と呼ぶのだとか．．．）
数ヶ月に一度かかってくる某証券会社から、また電話がきました。
（○○証券とはいうものの、実体は．．．．．）

「初めまして、私、○○証券の××と申しますが．．．」
「あぁ、よくお電話頂く会社ですね」
「えっ！それは失礼致しました。私は初めてでしたので「初めまして」と申しました」
「はぁ」
「実は、今日お電話差し上げましたのは．．．」
「支店の開設連絡でしたら、もう何度か．．．」
「えっ！支店の開設ですか？こちらの支店はもう６年になりますので、今は、そのようなご案内はしていないとは思いますが」
「でも、今年になって２度ほどそういったお電話頂いていますけれど」
「あぁ、それはもしかしたら、おじさんというか年配のものではありませんか？」
「いいえ、声の感じでは、あなたと同じくらいだと思いますけれど」
「そうですか、いえ、会社の中で”アダルトチーム”と”ヤングチーム”があるものですから．．．」
（テレビのクイズ番組ですか．．．？）
「で、今日のお電話ですが．．．．．．．．．」
と、ここから、いつものように懇切丁寧にお話を始められました。
あ、決してヒマ人だと思わないで下さい。
だって「聞いて頂けますか？」とか、こちらの了解を取らずに話し始めるのです。で、仕方ないので、こちらはキーボードを叩きながら、黙って聞いています。
（まあ、説明している間は、こちらが聞いていようがいまいがひたすら話し続けていらっしゃいますし、電話代もあちら持ちですし）
話は「原油高騰」や「中国経済の発展」に及び、まるでビジネス・ニュースを聞いているかのようでもありました。
で、今日は２０分ほど話したところで、
「これだけの高配当にご興味ありませんか？」
と聞かれました。
「ありません」
と答えると、
「なぜですか？なぜ興味が無いのですか？」
と言います。
「なぜと言われても、興味が無いモノは無いのですから」
「いえ、興味があるとか無いでは無くて、この商品が良いモノかどうかということで．．．」
「商品が良くても悪くても、興味が無いモノは無いです！」
「なぜ、高配当なのに興味が無いのですか？」
・・・・・
この辺まで来ると、会話しなくてはならなくなるので、さすがに面倒くさくなってきます。
「興味がないのはお電話でお話ししているからですよね。でしたら、是非一度当社のＨＰを見て頂いて（前に見ました）、こちらは新宿の○○ビルにありますので、お近くにお越しの際は是非一度足を運んでいただければ、よくお判りいただけるかと思います」
（そして、そのまま監禁されちゃうんでしょ？）
「お待ちしています」
・・・・・
（あら、今日はあんまり粘らないのね？）
本日の通話時間３３分。
これがお仕事なのでしょうが、つくづくエラいと思います。この会社の営業マン。
（ちゃんと相手をしてあげる私もエライ？）

だいたい季節毎（？）にかかってくるので、次は冬かなぁ．．．．．。