ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

謝罪の仕方

2006-03-02 16:56:30 | ひでんかの「日々の徒然」

連日のように、民社党の皆さんがテレビで謝罪していらっしゃいますが、
巷間言われているように、張本人の会見は、どうみても謝っているように見えません。
でも、そういえば、これと似たことが身近にあったような気が...。

少し前に、息子の学校から出された、1通の校長名のお便りがありました。
「本校の生徒がちょっとしたトラブルを起こして(内容は、小学生並みの出来事です)第三者に迷惑を掛けた。謝罪したのだけれど、許して貰えなかったので、警察官が学校までやってきた」
というものです。
状況説明の文章からくみ取れるのは
「もし”○○していたら”たいへんな事故に繋がったかもしれません」
(○○していなくても、そもそも、そんなことをしてはいけないことくらい、小学生だって分かるでしょ...!?)
「たいしたことではないのに、そんなに怒らなくたっていいのに。ちゃんと謝ったんだから...」
(謝罪を受け入れない相手が悪い?)
というカンジ。
当事者(被害者)がコレを読んだら、また頭に来てしまうのでは無いかしら(自民党の幹事長みたい?)と思いました。
(中2の息子が、配られてすぐに読んだときに感じたそうです)

不思議な物で、「謝る」という行為は、どんなにちゃんとしたシナリオを書いても、謝罪する当人が「本当に悪いと思っている」かどうかが、すぐに判ります。
真から謝っていない”謝罪”という行為は、さらに状況を悪化させることになります。
(今まで何度も、大企業や有名人・政治家が謝罪した場面をみれば一目瞭然)

「ごめんなさい」の一言は、言葉の中で一番、「誤魔化しができない」言葉だと思います。
(だから、使うときは「真摯な態度」で臨まないと...ね)

コメント
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