免許の更新の際に、免許センターで貰い忘れた
「臓器提供意思表示カード」
やっと地元の警察署で貰ってきました。
私は「免許証の裏に貼るシールタイプ」のものを使っています。
ですので、免許証を更新すると、新しいモノに張り替えなければいけません。
「一度、意思表示をしたら、気が変わるまでそのままでいいのに...
(その都度いちいち書くのは面倒くさい)」
と思うのですが、何年かに一度、自分の意志を確認する意味で、新たに書き直して署名することが大切なのでしょう。
同封されているパンフレットを見ると、郵便局やコンビニで手に入るようなのですけれど、なかなかお目にかかったことがありません。
(と、いうよりも、郵便局やコンビニへは全く別の目的で行くので、そのときには全く目に入っていないのだと思います)
警察署の前を通ることはありますが、先を急いでいることが多く「ちょっと」の寄り道もなかなかできませんでしたが、やっと立ち寄ることができました。
これを手にするのは、前回の免許更新以来なので5年ぶりになります。
以前はちっちゃい「本体シール」だけでしたが、今回は立派な(?)パンフレットと「カード」も一緒に入っていました。
(ネットでの「意志登録サイト」もオープンしたようです)
ひととおり記入して、また免許証の裏に貼りました。
(そろそろ、「シールの文字が小さすぎる!」と感じる自分...)
サイトへの登録は、手続きをしてIDカードが送られてきてからのようなので、暫く時間がかかりそうですが、とりあえず、これで「ひと安心」です。
とはいえ、以前から家族にも意志は伝えてあるモノの、いざというとき、最終判断を下すのは結局は「自分以外」の「家族」ということになります。
明らかな「心停止」の死であれば、私の意志を受け入れてくれそうですが、「脳死」状態になってしまったら...。
自分が「意思表示」をした側でなく、「判断する」側だとすれば当然いろいろなことを考えると思います。
だとすれば、
「そんなやっかいなモノを遺さない方が良い」
という考え方もあるでしょう。
でも、必要な制度(法律)として作られたモノがあるのですから、その意義を認め賛同した人は「意思表示」をして良いのです。
一般的に、このカードを持つ人は、いろいろなことを深く考えて
「誰かの役に立ちたい」とか「人のためになりたい」という意志を持つのだと思います。
でも、私の場合は、どちらかというと
「使えるモノは何でも使ってください」という、ほとんどペットボトルのリサイクルと同じような感覚です。
ただ「そのとき」に、自分自身も家族も
「十分に生きた」
と納得できるように、日々過ごしていきたいということを強く思います。
カードに署名することで、このことを再確認しました。