実家で父が使っているテレビを買い換えたそうです。
弟が設置作業をしたのですが、案の定
「NHKが映らないんだけど...」
で、行って来ました。
着くなり父が言うのは「BSが映らないのは何でだ?」
(映らなかったのはNHKじゃなかったの?)
ので、そう聞くと
「NHKは映る。BSだ。このテレビはBSが見られるって言うから買ったのに、何で見られないんだ!」
(なんだ地デジじゃあなかったのですね)
とりあえず、電源を入れてみると、アナログ放送と地デジのTBS以降の局は見ることができるのですが、NHKの第一と教育、日本テレビは映りません。
「デジタルNHKはやっぱり映らないじゃない」
というと
「そうだよ、だからNHKはコッチで見てる」
と替えたチャンネルはアナログ1チャンネル。
と、ここで、父が
「デジタルが見られるようになったら、BSも見られるようになるんじゃないのか?BSとデジタルは違うのか?」
(おっと、ソコから・・・・・?!?)
ここでひとまず作業の手を止めて、マニュアルを教材に使って、両親に「デジタル放送講座」の開講です。
「アナログ放送とデジタル放送はは飛んで来る電波が違います」
から始まって、概要を分かりやすく説明したつもりなのですが、
「で、デジタルはBSとは違うのか?!?」
言い回しは違いますが、内容は説明前と同じ...結局
「よく、わかってない!!!」
こうなったら、理解して貰うことは諦めて、とにかく「映るようにする」しかありません!!
まずは接続から確認します。
マニュアルをひっくり返して、接続方法を確認すると、どうやらケーブルが足りないような・・・。
あらためて既に撤去した前のテレビの配線を見てみると、分波ケーブルが一本着いたままでした。
これを外して着け直して再度チャンネルセ設定をしたら、NHKデジタル放送は映るようになりました。
(第一関門突破?)
次はBSです。
そもそも受信契約はどうなっているか聞くと
「そんなの知らない!」
(はいはい)
そういえば、こちらは、J-com(CATV)の契約をしていて、NHKの受信料もJ-com経由で支払っています。
なので、まずはJ-comに契約内容の確認。
(既に衛星契約になっていました)
次はNHKにテレビのB-casコードを連絡して、メッセージ消去の信号を送ってもらいます。
そして、最後に
「使い方講座」
先日、弟が配線を繋ぎ直す先に、壁に貼ったモールが剥がれてしまったというので、その貼り直しまでして、結構な作業になりました。
(ふぅ...)
作業の途中で
「こりゃあ、年寄りはタイヘンだなぁ~」
と、他人事のように語る父。
(あなただってでしょ?)
「来年7月には、タイヘンなことになるゾ!」
(今、既にタイヘンなんですけど...)
確かに実家のこの騒動を見ると、来年7月、アナログ放送が終了した時に日本中、どんな騒ぎが起きるのか怖くなってきました。
とりあえず、私の実家の「地デジ対応」は完了しましたが、おっと、もう1軒。
でんかのご実家が残っていました。