このたびの桜の木の伐採。
下層階の皆さんにとっては、部屋の中が明るくなるので喜ばしいことでしょう。
ですので、私にとっては衝撃的な出来事だとしても、それは集合住宅に住む身として、耐えなくてはならないことだと思っていました。
と、いうか、こんなことでショックを受けているのは、私ひとりだと思っていたのですが、今日、会ったお友達曰く
(その方は1階にお住まいなのですが、お母様が、我が家のお隣にいらっしゃいます)
「ウチの母、管理会に怒鳴り込むか、血圧が上がって倒れちゃうかも・・・」
と。
お母様は私と同様に、窓からの景色をとても気に入っていらしたそうです。
お友達にも、
「我が家の唯一の自慢は、桜の季節に家の中でお花見が楽しめること」
と話されていたそうで、以前、管理人さんが枝を3本くらい落としたときには、管理人室に抗議に行き、次のシーズンの花が咲くまで、ことあるごとに怒りを口にしていたのだとか。
「たった枝3本で、ああだったから、この状況では果たしてどうなることやら・・・」
今回は、管理会で業者さんを頼んで行ったことなので、管理人さんに怒っても「お門違い」なのですけれど、
「いったい誰が、こんなことを!?!」
と聞きたい気持ちは、とてもよくわかります。
昨日の写真を見た方からも
「桜折るバカ・・・っていう、たとえもあるのに、どうしちゃったの?!?」
「あんなに切っちゃって、枯れちゃわないの?」
と聞かれました。
桜の木を惜しんでいるのが、私一人だけでは無かったと知り、ホンの少し慰められた気がしました。