ワゴちゃんでお出かけしたので、危険なお花を見に、ちょっと寄り道。
「都立薬用植物園」で、毎年この時期は「ケシの花の開花展示」があります。
ケシは「あへん法」(という法律があるのでそうです)で、一般には栽培が禁止されていますが、こちらでは、薬用(モルヒネ)の原料として特別に栽培が許可されています。
とはいえ、アブナイ花ですので、檻の中で厳重に管理されています。
二重の檻に囲われていますが、開花時期は、外側の檻が開放されます。
(とはいえ、さすがに「手の届く範囲」とはいきません)
左)紅白揃って一見「オメデタイ」?
中)こんな形の花もあります
右)黒い筋はアヘンを採った時につけた傷?
こうして檻の中にあれば「ケシ」だとわかりますけれど、一般のお庭で栽培されていても、気がつかないかも・・・?
この時期は、他にも一般に栽培が許可されている「園芸品種のケシ」や、珍しい「ヒマラヤの青いケシ」の花も見ることができます。
残念ながら青いケシはちょうど花びらが落ちたところでしたが、まだまだツボミが付いていたので、タイミングが合えば神秘な姿(?ですって)を見ることができます。