元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

恋におちたら~僕の成功の秘密

2007年03月08日 | テレビ番組
2005年のフジテレビドラマの「恋におちたら
~僕の成功の秘密」をレンタルし見ましたが
凄く面白かったです。

「お金がない」と類似系のシンデレラ・サクセス
ストーリーです。いわゆる、どん底から頂点までの
成り上がりドラマで、映画「摩天楼は薔薇色に」
「ロック・スター」に通づる展開です。

当時、騒がせていた「ライブドア」の堀江モンを
皮肉った内容とも読めます。

主人公の鈴木島男(草剛)は、天才プログラマー
と騒がれ大学在学中に起業するものの、父親の急死
で実家のネジ工場を継ぎ社長に成ります。しかし、
経理が会社の金を持ち逃げし、倒産。母親はショック
の為に死去します。

こういったストーリーからドラマが展開していきます。

倒産、無職で、母親の手術費や、まともな葬儀も出来な
い事に悔やみ、鈴木はお金持ちになろうと決め、ハワイで
知り合った大企業フロンティアの社長に会いに行くが、門前
払いで、仕方なくフロンティアの警備員として働く。

でも、フロンティア制作のインターネット中継番組の放送
寸前、サーバーがハッキングされウィルス感染し、会社中が
大パニック。...警備巡回中の鈴木が異変に気付き、時間との
勝負で正常に放送されるようにプログラムを修復した。

この時の活躍が評価され、鈴木を調べて見ると、かつて
フロンティアが買収した学生会社の社長であることが発覚。
天才プログラマーの鈴木を、経営事業部へと就任させた。

大企業フロンティア社長の高柳は「お金で買えないものはない」
と言い、敵対的な企業買収を繰り返し、人の気持ち踏みにじって
倫理観に欠ける手段でフロンティアを成長させた。
警備員からフロンティア社員になった鈴木は、高柳社長のやり方
に反感を持ちながら、ビジネスの成功と共に、人柄で人の心も取
り込んでいった。
高柳社長は、鈴木が難しい仕事を容易くこなし、人を犠牲にせず、金や
権力で仕事をしない真面目で謙虚な姿勢が気に食わず、鈴木を
金の亡者にすべく取締役に就任させた。鈴木は社員ではなく、
運転手、秘書付きの経営者の1員になった。周囲からチヤホヤ
され、ヨイショされる事に慣れ、自分の決断が会社の運命を
左右すると自覚するようになる。徐々に、今までの鈴木では
無くなり、大金でヘッドハンティングをしたり、他社を倒産に
追い込んだりする事に快感を覚え出し傲慢になる。10億、
20億を自分
の判断で動かせる事に狂いだし、ネットゲーム、ハリウッド
映画の企画を出すものの、社長から反対され続け、社長を
直接批判するようになる。高柳社長は、目障りな鈴木を
クビにしたら、鈴木はフロンティアを乗っ取る為にアメリカ
の投資ファンドの前面協力を得て、フロンティアを買収し
社長に就任。しかし、投資ファンドが鈴木を解雇し、無職
に。無職になったフロンティアの初代社長高柳、2代目
社長鈴木で「鈴木ねじ」を起業。投資ファンドが乗っ取っ
たフロンティアに嫌気が差した、フロンティアの経営事業
部の仲間が次々退社し、「鈴木ねじ」に入社。
「鈴木ねじ」の検索ポータルサイトが世界的プロバイダー
から採用され、急成長し、フロンティアを買い戻します。

カレーエビチャーハンの終了

2007年03月08日 | れいんぼ~情報
誠に勝手ながら、材料の品切れに伴い、このまま
カレーエビチャーハンの販売期間を終了いたします。

然程、リピーターもいませんでしたので、今日の
材料完売時で、販売を終えました。

本来なら事前に予告すべきでしたが、完売して
からの報告になり申し訳ございません。

これからも、限定メニューにご期待ください。

立川談志独り会

2007年03月08日 | テレビ番組
5,6年ぶりに「立川談志独り会」という落語の
本を読みました。古典落語の名作を、現代的な
価値観、感性でアレンジした本です。

立川談志というと、「生放送が最も危ない芸人」
と言われる程、問題発言が多いです。

立川談志が国会議員だった頃も、マスコミでの
問題発言が絶えず、世論や、自民党内部を痛烈
に批判した事もあり、在任期間は短命でした。
在任中は野次を飛ばす事に全勢力を注ぎ、差別
用語、放送禁止用語、過激発言をボンボン言い
たい放題さが政治生命を短かめたと言われてい
ます。

僕は立川談志の破天荒で、天邪鬼で、乱暴で、
世の中のタブーを堂々と言い、日によって意見
が2転3転し、有言不実行ぶりのいい加減さ
が大好きです。

立川談志はあらゆるものへの批判が大好きだが、
批判した事を別の番組では絶賛するなど、意見や
考えに一貫性がなく、その場その場の感情で生き
ている自由さも好きです。

立川談志が「天才」と評価する、太田光と松本人志
は僕も大好きで、2人には少しばかり立川談志の
香りがします。

ただ、まだまだ太田光や松本人志には「いつ干され
てもいい」という覚悟は無いはずです。立川談志の
ように、シリアスな番組で全裸になったり、クイズ
番組でマジギレし賞金を破り捨てたり、NHKのしゃべ
り場で10代にキレ楽屋に帰ったり、番組中に寝たり
自由奔放な芸人は他にはいないです。

こんな尊敬に値する所が見当たらない芸人が何故好き
かというと、毎回ハプニングを起こしてくれるから
好きです。初期の「カンニング」や「くわばたおはら」
のように、ギャグなのか、ハプニングなのかのギリギリ
を行く芸風は、見ていてドキドキします。面白い芸に
目が肥えているからこそ、滅茶苦茶さが面白いです。

また、立川談志は、武勇伝や、批判や、問題発言だけ
では無く、落語の腕前は超一流です。以前までは、
落語界の四天王とも言われ、人気番組「笑点」の初代
司会者をしていました。

立川談志というと、言葉のイリュージョンです。内容は
どうって事無いですが、マシンガン的な言葉の連打で
立川談志のアドリブ脱線しっぱなし具合が面白いです。
言葉のイリュージョンを説明するのは難しいけど、
古館一郎のトーキングブルースに近い状態です。
でも、トーキングブルースには一貫性のある題材に
ついてダ・ダ・ダッと早口で喋り倒しますが、立川
談志の言葉のイリュージョンには一貫性などありません。
思いついた事をどんどん言って、どの方向に向かうのか
分からない会話です。

例を挙げないと難しいので、僕流のアドリブで、
言葉のイリュージョンを書いてみますが、多分面白く
ないです。では一応真似ごとだけ。

おい、大変だよ。隣の太郎ん家に空き巣が入ったよ。
空き巣ってのは度胸がない犯行だぜ。度胸がないっ
てーと、家で飼ってる犬はのら猫に怯えてやりゃ。
そういや、野良猫のやつが一昨日オラのメザシくわ
えて行きやがった。そうそう、メザシ売って回っ
てた魚屋の太助は最近見ないがどうしちまった。
先週あの太助と女郎屋で鉢合わせになったよ。
女郎屋で新入り指名したらオラの妹だった。
......

面白い脱線の仕方が出来ませんでしたが、何となく
ニュアンスは伝わったと思います。

そんな、天才芸人の、狂った頑固おやじ、立川談志
をこれからも注目したいです。しかし、テレビ局批判、
同業者批判、吉本興業批判が相次ぎ、立川談志の発言
にいちいち視聴者がクレームを付けているので、最近
はテレビ出演も控えめです。