音楽プロデューサー、音楽ディレクターとは
どういった仕事なのか今まで詳しくは知り
ませんでした。
小室哲哉や、つんくが、ヒットチャートを
騒がせまくったので、作詞、作曲、レコーディ
ング指揮とトータル的にアーティストをプロ
デュースする人をプロデューサーだと勘違い
しがちです。
しかし、作詞、作曲、編曲をバンドや、シン
ガーソングライターが自身でやっている際も
だいたいプロデューサーが付きます。
なので、レコーディング・エンジニアのトップ
で、PA機器操作の責任者の事なのかな?と
誤解していました。
昨夜テレビを見ていると、音楽プロデューサー
見習の20代の女性がクローズアップされて
いました。
彼女はレコード会社に就職していて、最初は
新人歌手のプロモーターとし、ラジオ、テレビ
CD屋に売り込み営業をし、街頭キャンペーンでは
木箱のステージを運んだり、街行く人々にチラシ
を配ったりしていたらしいです。
すぐに当初から希望していた演歌部の制作課に
配属されました。
毎日の仕事の殆どは、膨大なテープ、MD、CD、
を聴くことです。
その音源は素人がプロを目指し、歌を録音し
たものです。
まだ入社1年目の彼女が、客観的な価値観
で判断するのは難しいと思います。そんな、
彼女の好みによる主観で、合否を簡単に
出していいのでしょうか?彼女がボツにした
音源は、上層部は勿論、社内の誰も聴く事
なくボツになります。素人音源の最初の合否
判断者とし一任されているとは言え、夢と
希望を持って録音し投函した素人歌手の音源を、
ほんの数秒サビ手前ぐらいまで聴いてボツに
するのは可愛そうすぎます。テーブル中に
高く積まれた全ての音源を聴かなければいけ
ないので仕方ないのかもしれませんが、
レコード会社の看板になるような大型新人
を発掘しそこなってる可能性もあります。
そんな、毎日テープを聴く事に明け暮れて
いる彼女が、見学では無く、音楽ディレク
ターとしデビューする日が密着されていまし
た。
歌手、先輩プロデューサー、作詞家、作曲家、
エンジニア数人がいて、彼女はディレクター
とし総指揮をします。
歌入れは、最初から最後まで歌った物の中で
1番いいテイクを使うと思っていましたが、
これがパズルのように複雑です。
リハーサルではプロデューサーや、作詞家、
作曲家が何十回も歌唱指導をし、「違う。
違う。違う。感情がこもってない」と歌手
に怒鳴りつけながら形にしていき、本番
録音です。
10テイクぐらいフルで歌ったものを、細
かく区切ります。歌のブレス部分で区切り、
「歌い始めは3テイク目で、次は6テイク目、
次は1テイク・・・・・」と、10テイク内
のいい部分を繋ぎ合わせ1曲にします。
その、どのテイクを使うかを決めるのが
ディレクター、プロデューサーの仕事です。
これが大変な作業のようです。新人の女性
ディレクターが1曲分の繋ぎ合わせを決め
エンジニアに渡しても、プロデューサー、
作詞家、作曲家が「はぁ?ここは7テイク
か?3テイクの方が寂しさがこもってる」
と言われ、完成するまで大変そうでした。
こういった作業が、ドラム録り、ベース
録り、ギター録り、キーボード録り、と
1パートごいに繰り返されていると思う
と気が遠くなりそうです。
イングヴェイ・マルムスティーンのよう
にプロデューサーが「このテイクが最高」
と言っても「これはクソだ。こっちの方が
いい」や、プロデュサーが「もう1テイク
録ってみよう」と言っても「いや、今の
ギターソロでOKだ」などと、イングヴェイ
の意見が100%反映されるレコーディング
で何故プロデューサーが必要なのか分かり
ません。
でも、こういった今のレコーディングスタ
イルがいいとばかりは言えない。あんな、
パズル作業のようなレコーディングが出来な
かった60年代などはライブレコーディング
が普通でしたが、バンドメンバー全員が
顔を合わせ、同じスタジオ内で「ワン・ツー・
スリー」ジャーーーン!!と各パート同時に
録音していた時期の方が臨場感があった。
どういった仕事なのか今まで詳しくは知り
ませんでした。
小室哲哉や、つんくが、ヒットチャートを
騒がせまくったので、作詞、作曲、レコーディ
ング指揮とトータル的にアーティストをプロ
デュースする人をプロデューサーだと勘違い
しがちです。
しかし、作詞、作曲、編曲をバンドや、シン
ガーソングライターが自身でやっている際も
だいたいプロデューサーが付きます。
なので、レコーディング・エンジニアのトップ
で、PA機器操作の責任者の事なのかな?と
誤解していました。
昨夜テレビを見ていると、音楽プロデューサー
見習の20代の女性がクローズアップされて
いました。
彼女はレコード会社に就職していて、最初は
新人歌手のプロモーターとし、ラジオ、テレビ
CD屋に売り込み営業をし、街頭キャンペーンでは
木箱のステージを運んだり、街行く人々にチラシ
を配ったりしていたらしいです。
すぐに当初から希望していた演歌部の制作課に
配属されました。
毎日の仕事の殆どは、膨大なテープ、MD、CD、
を聴くことです。
その音源は素人がプロを目指し、歌を録音し
たものです。
まだ入社1年目の彼女が、客観的な価値観
で判断するのは難しいと思います。そんな、
彼女の好みによる主観で、合否を簡単に
出していいのでしょうか?彼女がボツにした
音源は、上層部は勿論、社内の誰も聴く事
なくボツになります。素人音源の最初の合否
判断者とし一任されているとは言え、夢と
希望を持って録音し投函した素人歌手の音源を、
ほんの数秒サビ手前ぐらいまで聴いてボツに
するのは可愛そうすぎます。テーブル中に
高く積まれた全ての音源を聴かなければいけ
ないので仕方ないのかもしれませんが、
レコード会社の看板になるような大型新人
を発掘しそこなってる可能性もあります。
そんな、毎日テープを聴く事に明け暮れて
いる彼女が、見学では無く、音楽ディレク
ターとしデビューする日が密着されていまし
た。
歌手、先輩プロデューサー、作詞家、作曲家、
エンジニア数人がいて、彼女はディレクター
とし総指揮をします。
歌入れは、最初から最後まで歌った物の中で
1番いいテイクを使うと思っていましたが、
これがパズルのように複雑です。
リハーサルではプロデューサーや、作詞家、
作曲家が何十回も歌唱指導をし、「違う。
違う。違う。感情がこもってない」と歌手
に怒鳴りつけながら形にしていき、本番
録音です。
10テイクぐらいフルで歌ったものを、細
かく区切ります。歌のブレス部分で区切り、
「歌い始めは3テイク目で、次は6テイク目、
次は1テイク・・・・・」と、10テイク内
のいい部分を繋ぎ合わせ1曲にします。
その、どのテイクを使うかを決めるのが
ディレクター、プロデューサーの仕事です。
これが大変な作業のようです。新人の女性
ディレクターが1曲分の繋ぎ合わせを決め
エンジニアに渡しても、プロデューサー、
作詞家、作曲家が「はぁ?ここは7テイク
か?3テイクの方が寂しさがこもってる」
と言われ、完成するまで大変そうでした。
こういった作業が、ドラム録り、ベース
録り、ギター録り、キーボード録り、と
1パートごいに繰り返されていると思う
と気が遠くなりそうです。
イングヴェイ・マルムスティーンのよう
にプロデューサーが「このテイクが最高」
と言っても「これはクソだ。こっちの方が
いい」や、プロデュサーが「もう1テイク
録ってみよう」と言っても「いや、今の
ギターソロでOKだ」などと、イングヴェイ
の意見が100%反映されるレコーディング
で何故プロデューサーが必要なのか分かり
ません。
でも、こういった今のレコーディングスタ
イルがいいとばかりは言えない。あんな、
パズル作業のようなレコーディングが出来な
かった60年代などはライブレコーディング
が普通でしたが、バンドメンバー全員が
顔を合わせ、同じスタジオ内で「ワン・ツー・
スリー」ジャーーーン!!と各パート同時に
録音していた時期の方が臨場感があった。