自宅で自作ラーメンを作っていた福岡時代の
話をまだ引っ張ります。
ある程度食べられるラーメンから、食えない
ラーメンに変化した「豚骨」の話をします。
それまではスーパーで簡単に手に入る材料の
みでラーメンを作っていましたが、コクが足り
ず、スーパーの精肉部にお願いし「ゲンコツ」
を入荷してもらいました。
当時、製麺&ラーメン屋に勤務していたとは
言え、僕の担当は製麺で、店ではチャーハン
専属でした。なので、ガラの処理、血抜きな
ど知りませんでした。
今、思うと信じられませんが、生豚骨を流水
で洗って鍋に入れていました。豚骨の血抜き
はもちろん、骨を割らずに鍋にいれました。
初、豚骨だったので、あえて、他の材料は
入れずに煮込みました。5,6時間煮るも
のの白濁せず、チンタンスープでした。
部屋には悪臭に籠りました。適当に味付けし、
麺を入れ食べてみると、「ウェーーマズー」
と、食えないレベルのラーメンに成り、仕方
なくスープを捨てました。
やはり無知識で、豚骨ラーメンは作れません
でした。
ラーメン製法の本を何冊か買い「血抜き」
「骨割り」の作業を知り、リベンジしてみま
した。
家庭コンロでは火力の限界がありますが、
何とか見た目だけは豚骨ラーメンになりまし
た。食べてみると「うん。臭みは少ないし、
旨みも出ているが、普通の豚骨ラーメンを
シンプルにしすぎたような味」という印象
でした。
ラーメン製法の本を参考に、何回かトリビュ
ート(カヴァー)ラーメンを作りましたが
不味くないレベルで、美味しいと言える
ラーメンには程遠かったです。ラーメンの
レシピ本は店の製法であり、150人前
~300人前のレシピばかりで、元ダレ
の製法は極僅かしか公開してありません。
例えば300人前のスープレシピを、60
分の1にしても同じ味は作れません。
何度も失敗し、家庭でラーメン屋のラー
メンは作れないと結論づけし、オリジナル
スタイルで作る事にしました。
豚骨とトリガラ半々のガラに、香味野菜
というシンプルなラーメンを作りました。
元ダレは10パターンぐらい作りました。
素人レベルにしては「まあまあいい」とい
うぐらいのラーメンは作れるようになって
きました。
つづく
話をまだ引っ張ります。
ある程度食べられるラーメンから、食えない
ラーメンに変化した「豚骨」の話をします。
それまではスーパーで簡単に手に入る材料の
みでラーメンを作っていましたが、コクが足り
ず、スーパーの精肉部にお願いし「ゲンコツ」
を入荷してもらいました。
当時、製麺&ラーメン屋に勤務していたとは
言え、僕の担当は製麺で、店ではチャーハン
専属でした。なので、ガラの処理、血抜きな
ど知りませんでした。
今、思うと信じられませんが、生豚骨を流水
で洗って鍋に入れていました。豚骨の血抜き
はもちろん、骨を割らずに鍋にいれました。
初、豚骨だったので、あえて、他の材料は
入れずに煮込みました。5,6時間煮るも
のの白濁せず、チンタンスープでした。
部屋には悪臭に籠りました。適当に味付けし、
麺を入れ食べてみると、「ウェーーマズー」
と、食えないレベルのラーメンに成り、仕方
なくスープを捨てました。
やはり無知識で、豚骨ラーメンは作れません
でした。
ラーメン製法の本を何冊か買い「血抜き」
「骨割り」の作業を知り、リベンジしてみま
した。
家庭コンロでは火力の限界がありますが、
何とか見た目だけは豚骨ラーメンになりまし
た。食べてみると「うん。臭みは少ないし、
旨みも出ているが、普通の豚骨ラーメンを
シンプルにしすぎたような味」という印象
でした。
ラーメン製法の本を参考に、何回かトリビュ
ート(カヴァー)ラーメンを作りましたが
不味くないレベルで、美味しいと言える
ラーメンには程遠かったです。ラーメンの
レシピ本は店の製法であり、150人前
~300人前のレシピばかりで、元ダレ
の製法は極僅かしか公開してありません。
例えば300人前のスープレシピを、60
分の1にしても同じ味は作れません。
何度も失敗し、家庭でラーメン屋のラー
メンは作れないと結論づけし、オリジナル
スタイルで作る事にしました。
豚骨とトリガラ半々のガラに、香味野菜
というシンプルなラーメンを作りました。
元ダレは10パターンぐらい作りました。
素人レベルにしては「まあまあいい」とい
うぐらいのラーメンは作れるようになって
きました。
つづく