元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

サンキュー・スモーキング

2008年01月02日 | 映画レビュー
禁煙社会のアメリカで、タバコの擁護をするのを
仕事にしている話術堪能な男の社会派ブラック
コメディです。

ディベートで論旨のすり替え、視点の逆転などで、
ことごとく言いくるめてしまう巧みな話術です。
でも、物事の善悪は結局は、議論の上手い下手で
決まってしまう世の中というのも問題です。

いくら熱い反対意見があっても、口が上手い奴の
滅茶苦茶な理論の方が正論に聞こえがちです。

タバコの健康害うんぬんだけではなく、結局は
「自分の行動には自分で責任を負え」という教訓が
ある映画だと思います。結果的に悪いと、色々と
人のせいにばかりしがちですが、ハンバーガーを
食べて肥満になろうが、アルコール中毒で死のう
が、結局は自分自身が欲した結果であり仕方が
ありません。

タバコだって、体に悪いなんて全員知っている事
です。それでも、タバコを吸っているのなら、肺癌に
成ろうが、脳卒中になろううが、製造元や販売元
に文句は言えません。でも、アメリカは勿論、
日本でも沢山のタバコ訴訟が行われています。

いまを生きる

2008年01月02日 | 映画レビュー
名門全寮制高校でエリートを目指し、日々勉学に励む
生徒達。

赴任してきた教師マーティングは、マジメ腐った生徒達に、
自由や、恋する気持ちなどを教え、青春は輝かしく悔いが
無いように生きるよう唱えた。

生徒たちは徐々にトキメキを取り戻し、生き生きとした
青春生活に成っていく。生徒とマーティングの絆は深まっ
たものの、マーティングの破天荒な授業は、ほかの教師
達には面白くなく、生徒に自殺者が出た全責任をマーティング
に押し付け、マーティングは解雇された。

マーティングが学校を去る最後のシーンが感動的です。

イン・ハー・シューズ

2008年01月02日 | 映画レビュー
女性らしい心境や、ヒステリックなやりとりが上手く
表現されています。

仕事だけが生きがいのキャリアウーマンの姉、セクシー
な美貌以外には何も誇れる物が無い妹。

妹は、姉の彼氏であり姉のボスを、姉のアパートで寝取った
現場を姉に押さえられ、妹は家を追い出された。
姉は職を失い、犬の散歩で生計を支えた。

ストーリーが進むごとに二人が対照的な人生を歩みだした
経緯が炙り出されてきます。

妹がどんどん「自分らしい生き方」を見つけていく、ある
種サクセスストーリーです。


アップ・タウン・ガール

2008年01月02日 | 映画レビュー
伝説のロックスターの娘は、父の財産で好き放題な
ワガママ生活を送っていた。

しかし、ある時、会計士に財産を持ち逃げされ
生活も出来ない程になり、自分の服、父の遺品
であるギターを売り捌き、セレブな友達の家に
転がり込む。でも、生まれつきのワガママで
友達との共同暮らしが出来ず、追い出される。

老朽した小汚く、狭いアパートに越し、人生初
の仕事をする。

お嬢様暮らしで甘く、何にも出来ない女が、
潔癖症で真面目な子のベビーシッターをする
事になった。トラブルが絶えないが、お互いの
良い面により、共に成長して、深い友情が生まれた。

考え方が正反対で、年齢も差がある、分かり合う事
なんて出来ない者同士でも、お互いに自分を出し、
衝突を繰り返したら、いつの日にか心が通じ合える
という人生訓めいたものも感じました。

三銃士 妖婦ミレディの陰謀

2008年01月02日 | 映画レビュー
「ダルタニアン物語」は「三銃士」「四銃士」
「仮面の男」の三部作です。

特に「三銃士」は名作で、今まで何度も映画化
され「チャーリー・シーン」や「 キーファー・
サザーランド」主演の「三銃士」は僕が映画
好きになるキッカケの映画でした。

だから、「三銃士」物はついつい見たくなって
しまいます。

本作は、「三銃士」のシーンがチョイチョイ出な
がらも、全体的に全く違う話です。

何で「三銃士+ダルタニアン」の敵が、魔術を使う
悪魔の女なんだ。また、SF映画のようなCGシーン
なんて歴史映画にいらない・・。

純粋な「三銃士」を見たい人にはゲンナリです。

キングアーサー

2008年01月02日 | 映画レビュー
本作は、アーサー王伝説の歴史もの映画です。

世界史に無知な僕でも充分に楽しめる内容でした。
アーサーと騎士達の信頼感などには感動もありました。

この映画の見所は、迫力感溢れる戦闘シーンです。
見応えがある戦闘シーンですが、さすがに延々と
続くとやや飽きてしまいます。