4月4日、上野の国立西洋美術館で開催されている
「シャセリオー展」に行って来ました。
千葉県に住むお友達と10時にJR上野駅の公園口で待ち合わせ。
春休み中だったので、改札口付近は身動きがとれないくらい混雑していましたが、
ほとんどがお花見目的らしく、展覧会はゆっくりと鑑賞出来ました。
国立西洋美術館・正面
国立西洋美術館は「松方コレクション」の保管と
展示のための施設で、フランス人建築家ル・コルビュジエが設計。
2016年7月世界文化遺産に登録されました。
初めて訪れたのは1964年春(高校3年生)の
「ミロのビーナス特別公開」
その時の熱狂ぶりは、今でも忘れられません。
最近では3年前に「モネ展」
5年前に「ベルリン国立美術館展」に行っています。
前庭・ロダン「カレーの市民」
この他に「考える人」や「地獄門」など。
ビデオによるプロフィ-ル等の紹介
シャセリオーについては何の知識もなかったので、
ビデオでの紹介はとても有意義でした。
左が彼の自画像です。
大雑把ですがプロフィールを・・・
彼は1819年9月カリブ海のイスパニョーラ島
(現ドミニカ共和国)で生まれ、
11歳の時には新古典派のアングルの弟子になり、
師から「この子はやがて絵画界のナポレオンになる」と言わしめた
逸材であったが、その後決裂し、
ドラクロワの影響を受けてロマン主義の画家となる。
1856年10月、37才で死去。
新古典派とロマン主義の違いは形式的な美と写実性を求め、
特定のスタイルを目指すのが新古典派で、
スタイルは気にせず、個人の独自性や自我の欲求、
主観など「個」を重視し、叙情的で感情的な表現を大切に
するのがロマン主義のようです。
シャセリオーの絵をバラバラに見せられたら、
どれが新古典派で、どれがロマン主義の絵かを区別する力
はありませんが、どの絵も素晴らしく綺麗でした。
(とくに女性や肖像画)
有難うございました
シャセリオーのことは全く知らなかったので、
良い機会だと行って来ました。
37歳で早逝したことや、代表作の壁画が破壊されたこと
があって、正当な評価が遅れ、多くの人に知られなかったようです。
油絵は人物画が中心でしたが、どれも素晴らしかったです。
私も行こうかとチラシは揃えて新聞の切り抜きもしました。
hiroさんのご紹介を参考にさせていただきます。
チラシの絵の女性は素晴らしいですね。
ラファエロと同じく夭折が惜しまれます。
印象に残っている絵はたくさんありますが、
入場券に描かれている女性に代表されるような
人物画が多かったです。
モネを見たのは3年前です。
53年前のミロのビーナスの時は、展示室が昔の映画の
立ち見席のように人で溢れ、自分の意志では
歩くことも出来ないほどで、痴漢が多くて困りました。
最近は自然豊かな場所を歩くことの方が好きになり、
美術館に行くことは少なくなりました。
シャセリオーすてきですね!
女性を描かせたらうっとりですね。
モネは昨年ですか?
私は詳しい絵画の見方は分りませんが
好きな作品を見るのは大好きです。
最近見ていないですね〜。個人展ばかりで…。