彼岸花:開花
秋風に枝も葉もなし曼珠沙花 正岡子規
花は咲いても実がならない彼岸花。
繁殖は地下茎によって行われるので、虫や蝶に受粉を
助けてもらう必要はなさそうなものですが、
蜜を用意して迎え入れているのは、他者に対する優しさから?
(2020.9.28撮影)
不吉なイメージの多い彼岸花ですが、
根茎には沢山の毒があり、田畑の近くに植えれば、
もぐらやネズミの被害から作物を守ってくれるのです。
別名の「曼珠沙華」は天上の花という意味を持ち、
おめでたいことが起こる兆しに赤い花が天から降ってくるという
仏教の経典によるものだそうです。
(2020.9.29撮影)
昨年はプランター横一列に咲いていたのですが、
今年は隅の2か所で合計5輪の蕾しか持ちませんでした。
中央から芽が出なかったのは、
コボレダネのサルビア・コネクシアの芽が出ていたのに、
そのままにしていたのが、原因かもしれません。
彼岸花は根茎が強いと聞いていたので、
少しぐらい、他の植物の根があっても、突き破って出てくると
思っていたのですが・・・
(2020.9.29撮影)
遅くなってからでも咲く可能性がないわけではないので、
いまサルビア・コネクシアを他の鉢に植え直そうかどうかと迷っています。
(2020.9.30撮影)
チェリーセージ
春から断続的に咲いていましたが、今年は花付きがイマイチで
写真を撮っていませんでした。
(2020.9.28撮影)
ヒデンス・ホワイトデライト
昨年12月中旬にポット苗を購入し、寄せ植えに使用。
その後3月に庭に植え替えましたが、花は殆ど絶えることなく
咲き続けています。
(2020.9.24撮影)