hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

中国ドラマ『琅琊榜(ろうやぼう)<弐>〜風雲来る長林軍〜』

2024-12-19 | 中国ドラマ

『琅琊榜(ろうやぼう)<弐>〜風雲来る長林軍〜』は
2017年の中国のテレビドラマ『琅琊榜 〜麒麟の才子、風雲起こす〜』の続編。
中国の南朝梁(蕭梁)を模した架空の国・梁を舞台に繰り広げられる宮廷政治劇。
中国の作家の海宴による架空歴史小説のドラマ化。

『琅琊榜(ろうやぼう)<弐>〜風雲来る長林軍〜』全50話
2024年11月4日~2024年12月12日 11:04AM(OH56 M)TOKYO MX1(録画視聴】

あらすじ(公式サイトより)

梅長蘇(ばい・ちょうそ)が補佐した靖王(せいおう)が即位してから数十年後。
靖王の息子が治める梁では、皇帝の義兄弟である蕭庭生(しょう・ていせい)が、
長林軍を率いる長として皇帝から絶大な信頼を得ていた。
ある日、庭生が北の敵国・大渝の動きを察知し、庭生の長子・平章(へいしょう)は
国境にある甘州城へと出兵する。
その頃、次男の平旌(へいせい)は、世の中のあらゆる情報を集める組織・琅琊閣で修行に励んでいたのだが、
甘州城への補給船が沈没したと聞き、兄の元へと駆け付ける。援軍も物資も無い中で戦っていた平章。
大渝を破るも、ひどい傷を負っていた。平旌は、補給物資喪失の件に裏があるとにらみ調査を開始。
だが、この件を皮切りに、朝廷に深く入り込んでいた敵が動き始め、再び梁に風雲が巻き起こる!

初めて中国歴史ドラマを観たのは2年3ヶ月前頃で、
作品は「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃」でした。
それから現在までブログで取り上げた作品が19作品。
観っぱなしの作品が5作品。現在視聴中の作品が3作品あります。

前作の『琅琊榜 〜麒麟の才子、風雲起こす〜』は2年前の11月にアマプラで観ましたが、
その時点で一番面白いドラマだったとブログに書いてあります。
今作はさらに感動的でダントツの一番です。

圧巻のスケールと見るものを飽きさせない緻密なストーリー展開、
どれをとっても素晴らしかったですが、
一番感動したのは、親子、兄弟、夫婦の愛と絆。
何度泣かされたことか…。
琅琊榜〈壱〉よりも理解しやすく、〈壱〉を観ていない方でも十分
楽しめる作品だと思いました。

コメント (6)
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『白玉無瑕<はくぎょくむか>~恋とミッションは若様と~』

2024-10-25 | 中国ドラマ

『白玉無瑕<はくぎょくむか>~恋とミッションは若様と~』は、
名家の若様と、彼の“裏の顔”に恋したエリート侍女が繰り広げる
トキメキ・ラブストーリーです。

原題は「白玉思无瑕」。
江白玉が心の中でヒロインの水無瑕のことを
思っているという意味だそうです。

2024年2月26日~ 2024年4月30日  (月~金)5:30AM (OH30M)
TVK1(全47話/字幕)

<あらすじ>

侍女の育成機関である琅琊閣(ろうやかく)。
名門の子弟の補佐役を務めることをミッションとする
彼女たちは日々学業と武芸の鍛錬にいそしんでいた。
その中でも最も優秀な侍女・水無瑕(すいむか)は、
江氏の若様である江白玉(こうはくぎょく)が出仕できるよう
文武を指導する者として指名される。
プライドの高い水無瑕と放蕩息子の江白玉は犬猿の仲となるが、
実はそれぞれ他人には言えない秘密を抱えていた。
水無瑕は生き別れた兄を探し、江白玉は父親の死の真相を追っていたのだ。
一方で、水無瑕はピンチの際にいつも彼女を救ってくれる
仮面の侠客・沈青鯉(しんせいり)の存在が気になっていたが、
沈青鯉が江白玉の裏の顔とは知る由もなかった。
水無瑕と江白玉は衝突しながらも協力体制を取り、
次第に黒幕に近づいていくのだが…。

公式サイトより

【キャスト】

江家の放蕩息子/江白玉(こうはくぎょく)
仮面の刺客/沈青鯉(しんせいり)の二役・・ジャン・ヤオ(張耀)

 

水無瑕(すいむか)役・・ワン・ペン(万鵬)
江白玉のエリート侍女。
ピンチになると救ってくれる仮面の刺客・沈青鯉に恋をする。

 

江天凌(こうてんりょう)役・・・リウ・ユーハン(劉昱晗)
江白玉の従兄弟。水無瑕に叶わない恋心を抱いている。

 

斉徳隆(せいとくりゅう)役・・ー・ティンアル(雨婷児)
江天凌の侍女。江天凌を慕っている。

 

方雲成(ほううんせい)役・・・ワン・ジャーユゥ(王佳玉)
斉徳隆を一途に想い続ける。

 

感想

沈青鯉に対するときのしおらしい水無瑕と
喧嘩相手のやんちゃでプレイボーイな江白玉とのやり取りに
落差があって面白かった。
しかし、エリート侍女の水無瑕が、いつまでたっても二人が
同一人物と気が付かなかったのが不思議でした。

サブロマンスの斉徳隆も、思い人の江天凌がひたすら水無瑕に
恋心を抱いているいも関わらず、嫉妬心に駆られ、
貶めたり、画策することがなかったのは、良かったと思います。

ラブだけでなく、シリアスな内容も含まれていましたが、
すべて解決し、ハッピーエンドに!!!
これと言って印象に残るシーンはありませんでしたが、
最後までストレスなく楽しめたドラマでした。

コメント (2)
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中国ドラマ『天舞紀~トキメキ★恋空書院~』

2024-10-17 | 中国ドラマ

人間と妖(あやかし)が敵対する世界。
やんちゃで無鉄砲なイケメンと身分を隠した妖の聖女が、
学園を舞台に禁じられた恋におちる物語。

中国最大のオンライン動画サイトiQIYI(愛奇芸)で、
総再生回数9.7億回超えの話題のドラマ。

2023年12月20日~ 2024年2月23日  (月~金)5:30AM (OH30M)
TVK1(全47話/字幕)

<あらすじ>

時は盛唐、人間とあやかしが共存する時代。
10年前、人族が昆吾族(こんごぞく)を襲い、
昆吾族の王である龍皇(りゅうこう)やその妹・青笙(せいせい)、
聖女・九霊児(きゅうれいじ)が犠牲になり、
昆吾族は人族に迫害されるようになってしまった。
龍皇は封印されたが、九霊児は10年後に龍皇が復活し、
人族を滅ぼすと宣言して亡くなる。
10年後、人族の摩雲書院(まうんしょいん)ではまもなく復活する
龍皇に立ち向かえるよう、優秀な人材を育てるために生徒を募集する。
九霊児の妹で昆吾族の聖女となった蘇猶憐(そ・ゆうれん)は、
師匠の指示で摩雲書院に正体を隠して入学する。
そこへ人族の次期・護国師である李玄(り・げん)もやってくる。
実は蘇猶憐は、李玄が持つ令牌を手に入れて龍皇を甦らせ、
九霊児の宣言通り人族を滅ぼすという使命を持っていた。
しかし、生活を共にするうちに、
やんちゃな李玄と蘇猶憐は気持ちが通じ合うように。
人族を滅ぼすべく人族の学校に潜入した昆吾族の聖女と
人族を護る使命を持つ青年の運命は…。

公式サイトより

【キャスト】

李玄(り・げん)役・・・シュー・カイ(許凱)
摩雲書院の生徒。書院ではやんちゃなキャラクター。
人族の将軍と昆吾族の公主・青笙との間に生まれる。
母親の記憶を奪われ、人族の紫極を師としている。

蘇猶憐(そ・ゆうれん)役・・・ウー・ジアイー(呉佳怡)
九霊児の妹で昆吾族の聖女。
昆吾族を救うために正体を隠して摩雲書院に入学する。

雲杉(うんさん)役・・・ハーニーコーズー(哈妮克孜)
摩雲書院の生徒で、沙国の王子・御風穆の妹。
摩雲書院で勉強する中で蕭鳳鳴に段々と惹かれていく。

御風穆(ぎょ・ふうぼく)役・・・リー・ジュンチェン(李俊辰)
沙国の王子。摩雲書院の生徒として入学する。
蘇猶憐と偶然出会い、彼女に惹かれるようになる。紳士的で優しく、優雅な性格。

蕭鳳鳴(しょう・ほうめい)役・・・ジョウ・ジュンチャオ(周駿超)
摩雲書院の生徒。成績は優秀だが、武術が苦手。

**********

感想

ドラマを観終えてから8か月近くたってしまったので
細かいことは覚えてませんが、動画サイトiQIYIの作品は
どれもストレスなく、気楽に楽しむことができるところが
良いなぁ~と思います。

シュー・カイは「瓔珞」以来2本目のドラマですが、
相変わらずのイケメンぶりを発揮していました。
いい年のおばあさんですので、若い方のように胸キュンとは
なりませんが、少しは若返ったかしら…。
雲杉(うんさん)役のハーニーコーズーさんもとてもお綺麗でした。

最終回
李玄は猶憐と共に天書仙人のところへ行き
仙鏡でみんなの様子を見たり
幸せそうに暮らしていますが、それで良いのでしょうか…。
確かにそこは天国のように平和な場所ですが、
二人だけだと刺激が無さ過ぎて飽きてしまいそう。
もう、みんなのところには戻れないのでしょうか…。

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中国ドラマ『宮廷恋仕官~ただいま殿下と捜査中~』

2024-10-09 | 中国ドラマ

天真爛漫な検視マニアのヒロインと
品行方正な堅物上司の二人が巻き起こす謎解きラブストーリー。
テンポの良いストーリーが面白いと話題となり、総計5冠&再生回数3億回を突破!
口コミで人気が爆発した話題作。

2024年5月1日~2024年7月15日 5:30AM(OH30M)  (TVK  全54話・字幕)
2024年8月20日~2024年9月27日 3:00PM(OH1H)(Jテレ 全29話・字幕)

原題「御赐小仵作」

タイトルの一部にある「仵作」とは、
古代中国に存在した検視を担当する役人のこと。

最初の放送が終わって1ヶ月と4日しかたっていないのに
2回も観てしまいました。

冒頭あらすじ
 唐の宣宗(せんそう)の時代、南西部の山岳地帯に住む娘・楚楚(そそ)は
検視を生業とする家で育ち、検視官になるという夢を抱き試験を受けに長安へ。
そこで三法司(司法関連の三つの官庁である刑部・御史台・大理寺の併称)の長官であり、
クールで頭脳明晰な安郡王・蕭瑾瑜(しょうきんゆ)と出会う。
試験で見事な検視を披露した楚楚の卓越した才能に目を留めた蕭瑾瑜は、
極秘事件の捜査要員として彼女をそばに置くことに。

相関図

【キャスト】

楚楚:スー・シャオトン
蕭瑾瑜:ワン・ズーチー
景翊:ヤン・ティンドン
冷月:ジャオ・ヤオコー

配信開始日:2021年4月29日
配信局:腾讯视频(テンセントビデオ)

テンポの良いストーリー展開は観るものを飽きさせることなく、
何より、天真爛漫でありながら鋭い観察眼を持つ楚楚と
真面目で恋に奥手な上官、蕭瑾瑜が、捜査を通じて心を通わせていく
様子など、二人の性格と関係性に好感が持てました。
サブキャラの景翊と冷月も、お互い惹かれながらもなかなか言い出せず、
じれったい部分もありましたが、そこがまた良かったです。

また、時代劇を観る時は、時代背景や史実が気になり、
調べることが多いのですが、
このドラマは、そんな知識が無くても、十分楽しめるドラマでした。

コメント (6)
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中国ドラマ『独孤伽羅~皇后の願い~』

2024-09-13 | 中国ドラマ

乱世の中、欲望と策略に翻弄されながらも、
夫を隋の初代皇帝へと押し上げた
皇后・独孤伽羅とその2人の姉の生涯を描いた歴史ドラマ。
原題は「独孤天下」

2023/11/28(火)~2024/02/15(木)-11:04 (OH56M) 
TOKYO MX(全55話・ 録画視聴)

あらすじ

独孤を得たものが天下を得る──
そのお告げにより北周の皇帝・宇文覚(うぶんかく)は
誉れ高い武将・独孤信(どっこしん)を頼り
政敵の宇文護(うぶんご)を牽制しようとする。
だが、その裏では独孤信の長女・般若(はんじゃく)が
ひそかに宇文護と愛し合っていた。
また、次女・曼陀(ばんた)は
陳留郡公の息子・楊堅(ようけん)との縁談が進み、
三女・伽羅(から)は宇文覚の異母弟・宇文邕(うぶんよう)
から愛を告白され、独孤家の三姉妹はそれぞれの道を
歩もうとしていたが、般若が宇文覚の異母兄・宇文毓
(うぶんいく)に嫁ぐことになり…

公式サイトより

【キャスト】

宇文覚:リー・ルイチャオ

従兄の宇文護に擁立された北周の初代皇帝・孝閔帝。
宇文泰の三男で北魏・孝武帝の甥。

*****

独孤信:ホァン・ウェンハオ

の名を独孤如願といい独孤三姉妹の父。
北周の柱国大将軍で八柱国の筆頭。
ドラマでは北周の初代皇帝・孝閔帝によって丞相に任じられ
司寇と司徒の位についた

独孤伽羅:フー・ビンチン

独孤三姉妹の三女。
独孤家を守るため、楊堅と政略結婚をすることに。
のちに隋の初代皇后となる。



楊堅:チャン・ダンフォン

勇猛果敢で聡明な若き将。楊家のために放蕩息子のふりをしている。
伽羅と婚姻後、隋の初代皇帝となる。

宇文邕:イン・ハオミン

伽羅の幼馴染で伽羅が好き。
北周の皇帝・宇文覚の異母弟で輔城王。北周の第3代皇帝・武帝になる。

独孤般若:アン・アン

独孤三姉妹の長女。
皇后になるために心から愛した宇文護を捨て、北周の皇室に嫁ぐ。

*****

宇文毓:ゾウ・ティンウェイ

般若の夫。
宇文覚の異母兄で寧都王。北周の第2代皇帝・明帝になる。

宇文護:シュー・ジェンシー

北周の初代皇帝・孝閔帝の従兄で、北周の大師。
朝廷で大きな権力を持ち、帝位を狙っている。
独孤家とは対立関係になるものの、長女の般若を愛し続ける。

独孤曼陀:リー・イーシャオ

独孤三姉妹の次女。
自分の母が庶民の出身であることに引け目を感じ、権力と金に執着し、
一度は心を通じ合わせた楊堅とではなく、隴西郡公に嫁ぐ。
唐王朝の初代皇帝・李淵の母。

*****

李昞:盧星宇

曼陀の夫。
八柱国の一人で隴西郡公。西涼の王室の血を引く周の豪族。

 

【感想】

この頃、日本は飛鳥時代。
結婚は一夫多妻制で男性が女性の家に通うというものが一般的で、
子供は母の実家で産み育てていたそうです。
ウィキペディアによると『推古天皇』の配偶者・敏達天皇でさえ、
二人の皇后(広姫と額田部皇女(推古天皇)と二人の夫人(老女子と菟名子)
がいたそうです。

そんな時代に独孤伽羅は史上初の一夫一婦制を貫き、
家臣にも同様の厳格さを求めたところが凄いなぁと思いました。
また、伽羅を演じたフー・ビンチンは無邪気で快活な少女時代から、
皇后になるまで、見事に演じていました。

史実によると
伽羅が亡きあと、我慢に我慢を重ねていた楊堅は、寵愛する女性たちとの
甘い日々を満喫し、病となり、伽羅の死後2年でこの世を去ったそうです。
その楊堅を演じたチャン・ダンフォン、日本の俳優・星野源さんに
雰囲気が似ているような気がするのですが…。
長女の般若や、‍次女曼陀の恋愛や生き様など、見どころの多いドラマでした。

(画像は公式サイトよりお借りしました)

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『初恋ロマンス~無感情皇子とナイショの契約~』/ 椿・2種

2024-01-27 | 中国ドラマ

『初恋ロマンス~無感情皇子とナイショの契約~』は、
生まれつき味覚や触覚・嗅覚などの感覚がなく、
感情が欠落した青年・陌軽塵(はくけいじん)が、
泥棒で生計を立てる林池(りんち)に触れ、
生まれて初めて感覚を得ることから始まるラブロマンスです。

2023/10/20 ~ 2023/12/19  05:30~06:00(30分)
【tvk全43話/字幕スーパー】録画視聴
2021年 中国大手動画サイト愛奇芸 iQIYIで制作。
(原題・公子傾城/公子倾城)

あらすじ(公式サイトより)

貧しい人を救うために窃盗や詐欺を繰り返す少女・林池(りんち) は、
追手から逃げている最中、仲間の馬車と間違い
陌軽塵(はくけいじん)の馬車に乗り込んでしまう。 
追手から逃げることはできたが、この出来事がきっかけで彼女の生活は一変する。
陌軽塵は生まれつき味覚や触覚・嗅覚などの感覚が一切なく、
感情もない男性だった。
しかし林池に触れたときだけ”柔らかさ”や‟温かさ”、‟匂い”などを
感じることに気づき、自分の無感覚な症状の原因を解明する鍵を
林池が握っているのではないかと考える。
陌軽塵は彼女が犯した罪を見逃す代わりに、彼女が自分のそばを
離れないように契約を結ぶ。寝食を共にし、喧嘩を繰り返しながら
二人三脚で様々な困難を乗り越えていく2人の間に、
いつしか”契約関係”以上の気持ちが芽生えるのだが…。

【キャスト】

陌軽塵を演じたのはワン・シンユエ(王星越)
林池を演じたのはブー・グァンジン(卜冠今) 
陌軽塵の兄・叡王、姫定岳(きていがく)を演じたのはニエ・ズーハオ(聶子皓)
林池の姉弟子、裘婉(きゅうえん)を演じたのはチャン・シュエハン(張雪菡)

【感想】

愛奇芸 iQIYI制作のドラマを観るのは
『三千鴉の恋歌』『春花秋月~初恋は時をこえて~』
『若様私がお守りします』に続き4作目。

無感覚・無感情の陌軽塵が林地に触れることによって、
感覚を取り戻していくというドラマ設定は面白かったと思いますが、
ドラマのセットや登場人物、すべてが美しすぎて、
見たことのない少女漫画を見ているかのようでした。
悪役はもちろんいましたが、それほどドロドロ感はなく、
最期までストレスなく観ることが出来ました。

✼••┈┈┈┈┈┈••✼✼••┈┈┈┈┈┈••✼

椿

椿・紅乙女

花期:12~4月、花色:濃紅色、花形:八重~千重咲き

庭木の紅乙女です。
例年より開花は1ヶ月ほど遅く、一番花が咲いたのは1月中旬でした。
この時期は花が少ないせいか、すぐに野鳥の被害にあい
花が汚れますが、この花は無傷でした。
丸い花弁が幾重にも重なって咲き、とても綺麗です。
(2024/01/26撮影)

椿・絵姿

尾張地方の古花。
紅色地 濃紅色吹掛絞り 八重咲き 中~大輪

庭木の絵姿を挿し木で育て、鉢植えにしたものです。
鉢を玄関の塀の上に置いたので、野鳥の恰好の餌になったらしく
花が全開しないうちからこのような姿になってしまいました。
(2024/01/26撮影)

絵姿は庭木の実が落ちた、自生種もあと一鉢ありますが、
蕾はまだ固いです。

ガーデンシクラメン

2022年12月初旬にポット苗を購入し、鉢植えで育てています。
花は2023年春、夏、秋、冬と断続的ではありますがずっと咲き続け、
2024年の今も、絶えることなく咲いています。
(2024/01/23撮影)

コメント (9)
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中国ドラマ『驪妃(りひ)-The Song of Glory-』

2024-01-22 | 中国ドラマ

最近、ブログに対するモチベーションが下がり、
1週間以上も記事を更新していませんでした。
来月、2月14日でブログを開設して17年になりますが、
パソコンが壊れたわけでも、旅行中でもないのに、こんなことは初めて。
もう少し頑張らねば…。

 

『驪妃(りひ)-The Song of Glory-』は、南北朝時代の宋を舞台に、
互いの正体を知らず惹かれあっていく
男女の愛の行方を描いた壮大な中国ラブ史劇です。
ドラマは、配信開始わずか4日で、視聴回数2億越えしたそうです。

2020年の中国歴史ドラマ(原題:錦繍南歌)

歴史ドラマを観ていると気になるのは、それが史実か否かです。
彭城王・劉義康は、南宋(420年ー479年)の初代皇帝宋武帝・劉裕の
第四子で、劉宋宗室大臣などを経て、宰相となり、
文帝・劉義隆の「元嘉の治」を補佐した非常に優れた人物だそうです。
しかし、勢力が拡大すると、文帝の側近と対立するようになり、
謀叛の疑いを掛けられ、死罪となり、43歳でその生涯を閉じたそうです。
驪歌の沈氏は実在しておらず、フィクションの人物ということになるようです。

2023/9/25ー2023/12/25 (月~木15:00-16:00) (1H・53話) 
J:COMテレビ・録画視聴

あらすじ(公式サイトより)

南朝の宋で犯罪組織・朱雀盟の刺客として育った驪歌(りか)は、
彭城(ほうじょう)王・劉義康(りゅうぎこう)を親の仇と信じ、
長年彼の暗殺を企てていた。
ある日、彭城王の義母・孫(そん)太妃の誕生祝いの宴で踊る舞姫に選ばれ、
驪歌はついに彼を暗殺する機会をつかむ。
しかし、奸臣・陸遠(りくえん)の反撃により失敗。
身代わりとなった仲間の阿奴(あど)も、驪歌に腕輪を託して殺されてしまう。
すると、そんな驪歌のもとに将軍家の沈(しん)夫人が訪ねてきた。
腕輪を見て18年前にさらわれた娘・嘉寧(かねい)のものだと
気付いた沈夫人は、驪歌を嘉寧として沈家に迎え入れる。
そんな中、驪歌は陸遠を暗殺するために訪れた渡し場の小舟で、
身分を隠した彭城王と出会う。
お互いの正体を知らない2人は、次第に心を惹かれ合っていくのだが……。

【キャスト】

驪歌(りか)を演じたのはリー・チン(李沁)
劉義康(りゅうぎこう)を演じたのは、チン・ハオ(秦昊)
劉義宣(りゅうぎせん)を演じたのは、グー・ジアチェン(谷嘉誠)
陸遠(りくえん)を演じたのは、チー・ジー(戚跡) 

【感想】

主役のリー・チンのドラマを観るのは
『蒼穹の剣』慶余年〜麒麟児、現る〜』以来ですが、
相変わらず美しくかっこいい!

劉義宣を演じたグー・ジアチェンは、顔に見覚えがあったので
調べてみると、『蒼穹の剣』に出演していた
アイドルグループ「x玖少年団(XNINE)」のメンバーの一人でした。

ドラマに子役が出るとホッとします。
朱雀盟で陳少巽、驪歌の弟子だった空城が可愛かった。

息をつく間もなく次々と起こる朝廷の権力闘争。
人を陥れる方法はこんなにあるものかと驚くばかりです。
劉義康に愛される驪歌に嫉妬をし、何度も驪歌殺害を企てる沈楽清。
太妃(劉義康の義母)、陸婉…
後半は観るのが苦しくなり、録画を観るのを中断したこともありますが、
最終的には面白かったと言える作品でした。

よく理解できなかったのがラストシーン。
彭城王が勅命の撤回を手に入れた時、驪歌は花園で毒杯を飲み干し
亡くなっていたはずなのに、
彭城王が駆けつけたときには、驪歌の亡骸がなかった。
驪歌は生きているのだろうか?

新政を成功させ政務に励む彭城王。
3年後、沈家の食事会に出席するが、驪歌の姿はなく、話題にも上らない。

蛇足ですが、ネットの中国語辞典で調べると原題の『錦繍南歌』の錦繍とは 
美しい紅葉や花のたとえ。
南歌は、宋・元・明時代に中国南部地方で流行した曲調の総称だそうです。
つまりタイトルの意味は錦繍の様に美しい別れの曲。
また主人公・驪歌・驪妃の「驪」も別れを告げるという意味で、
用例として驪歌=別れの歌.として書かれていました。

英題のThe Song of Gloryは単純に訳せば栄光の歌ですが、
Gloryとは、孤峰の山頂で、前方に厚い霧が立ち込めるとき、陽光を背にして立つと、
自分の影が霧に大きく映り、そのまわりに色のついた光輪が見える現象。
山の御光。仏の御光。という意味もあるそうです。
驪歌は死んでしまったのかもしれませんが、いつか二人はそんな美しい世界で
再会してほしいものです。

現在『王女未央-BIOU-』を視聴中ですが
ドラマの設定など、どこか『驪妃』と似ているような気がします。

長々とご覧いただき、ありがとうございました。

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中国ドラマ『春花秋月~初恋は時をこえて~』/ 庭の花

2023-11-01 | 中国ドラマ

中国の人気作家のネット小説をドラマ化したもので、
恋を知らないヒロインが、真実の愛を求めて時空を超えるラブ史劇です。

録画視聴してから2か月以上たちましたが、今年の春、TVKで放送された
『三千鴉の恋歌』の後番組として、8月25日まで放送されていた中国ドラマです。

あらすじ(公式サイトより)

時は2169年の未来。
人類は永遠の命を授かり、人が人を思い、誰かのために傷つき、
命さえ投げ出してしまうほど大切な“愛”というものを無くしていた。
そんな時代の夢見る少女・雷蕾はリアルな“愛“を体験しようと、
タイムスリップ会社を通じて過去に遡る。
図らずもやってきたのは覇を競って侠客たちが血で血を洗う戦乱の時代。
タイムスリップから目覚めて最初に会った男性が運命の相手だと
決められていた雷蕾が出会ったのは、正義感溢れる若荘主・簫白。
春花という名前になって生きることになった雷蕾は、簫白に導かれ、
武侠の世界で悪名を轟かせる冷血漢の上官秋月らと巡り会ったことから、
やがて侠客たちの争いに巻き込まれていく…。

【キャスト】

上官秋月(じょうかん・しゅうげつ)を演じたのは、リー・ホンイー(李宏毅)

雷蕾(れい・れい)/春花(しゅんか)を演じたのは、チャオ・ルースー(趙露思)

蕭白(しょう・はく)を演じたのは、ウー・ジュンユー(呉俊余)

【感想】

本当の正義や愛は何かと、問われているドラマだと思うのですが、
男たちは長生果(不老不死の実)を巡る争いで殺戮を繰り返し、
ヒロインの春花は、二人のイケメンの間を行ったり来たりで、
今一つのめり込むことが出来ませんでした。
良かったのは上官秋月が春花に一途で、ことあるごとに助けたこと…。
春花も秋月の過去や身の上や苦悩を知り、
次第に惹かれるようになり、最後は愛を知ることが出来たこと…。

それにしても中国の俳優さんはイケメンが多いですね。
秋月役のリー・ホンイーはドラマ制作時、20歳そこそこだったそうですが
お色気ありすぎでビックリしました。

 

✼••┈┈┈┈┈┈••✼✼••┈┈┈┈┈┈••✼

 

庭の花

 

ガーデンシクラメン

昨年の12月初旬にポット苗を購入し、鉢に植えましたが、
断続的ではありますが、その後も、春、夏、秋、とずっと咲いています。
シーズン越しをしても、晩春から秋まで休み、
翌年の冬になってから咲くことはよくありますが、
こんなに長い期間咲いたのは初めてです。

トレニア(夏スミレ)・一番花

コボレダネから咲きました。
芽が出たのも初開花も遅かったので、下の青紫のトレニアのようには
大きく育たないでしょう。
このまま霜にあてず、冬を越せれば来年は大きな株になり
早くから咲き始めるかもしれません。
試してみようっと!!

こちらもコボレダネからのトレニア。
8月からずっと咲いており、1株でもとても大株に育ちました。

キザリス・パルマピンク

一番花
今年は5輪しか咲きませんでした(写真撮り忘れ

アシュガ・ブロンズビューティー

グランドカバーか寄せ植えに使おうと6/23に購入しましたが、
植えるのを忘れていました。
枯れていなくて良かった・・・・ε-(´∀`*)ホッ
(2023.10.23撮影)

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中国ドラマ『若様私がお守りします』 / 新型コロナワクチン7回目の予防接種

2023-10-27 | 中国ドラマ

『若様私がお守りします』は、
推理名人の天然娘がドラ息子のピンチを救うラブコメディ史劇。

2020年 中国大手動画サイト愛奇芸 iQIYIで制作されました。

【キャスト】

田三七(でん・さんしち)役に、虞書欣(ユー・シューシン。
趙錯(ちょう・さく)役に、劉奕暢(リウ・イーチャン)。
白一飛(はく・いつひ)役に、駱明劼(ルオ・ミンチエ/ジャック・ロク)。
何若瑶(か・じゃくよう)役に、陳昊藍(チェン・ハオラン)。

2023/08/28 ~ 2023/10/19  05:30~06:00(30分)
【全39話/字幕スーパー】
テレビ神奈川で放送・録画視聴

予告動画

あらすじ(公式サイトより)

8年前に、とある樹の下で結婚を約束した男の子のことが
忘れられない田三七は、ある日、その男の子が書いていたものと
同じ絵が書かれた凧を見つける。
その持ち主は、役人の息子で、女も賭け事も大好きな趙錯だった。
彼が例の男の子だと確信した三七は、ひょんなことから
趙錯に嫁ぐことに成功する。
しかし、趙錯は三七のことを全く覚えおらず、絶対に結婚できないと
言い出す。三七に、とりあえずは友達になろうと言う趙錯だが、
周囲には三七を使用人だと言って回る。
それを聞いた白一飛は、放蕩息子の趙錯ではなく、自分のところに
来ないかと三七を誘うのだが…。

感想

ヒロインの三七は、葬儀屋の娘で、遺体を調べるのが
大好きという、ちょっと変わった女の子。
見た目は天然で無邪気だけれど、次々と起きる事件を
鋭い観察眼で推理、解決してゆく賢い面も持ち合わせています。
私はそんな三七が大好き。
イケメンヒーローの一途さも良かった
最後は 三七が結婚を約束したお兄ちゃんの正体が…。
何も考えずに楽しめるドラマでした。

✼••┈┈┈┈┈┈••✼✼••┈┈┈┈┈┈••✼

ちょうど一週間前の金曜日、
新型コロナワクチン7回目の予防接種を受けました。
その日の夜から翌日にかけて接種部位の近くの筋肉痛と
翌日に少し微熱が出た程度で、今までで一番副反応は少なかったです。
卓球の友人の一人は、接種翌日に練習に来た方も
いらっしゃいましたが、皆さん副反応は少ないようです。
殆どの方が、インフルエンザワクチンを一緒に接種されていましたが、
私はもう少し考えてからにしようと思っています。

コモチレンゲ(子持蓮華 )

コモチレンゲ(子持ち蓮華)は別名レブンイワレンゲ
と呼ばれ、成長期が春夏型のベンケイソウ科の多肉植物です。
冷涼な環境を好み、北海道の海岸の岩場などに自生。
観賞用に流通していますが、希少な種で、
環境省のレッドリスト絶滅危惧II類に指定されています。

名前の通り、ランナーで子株と繋がり…
ロゼットは蓮華(蓮の花)のようなフォルムをしています。
「-15℃」の耐寒性があり、霜に当てても痛まず、
常に屋外で栽培できます。

9月にポット苗を購入したときは
花(花穂3本)も葉もポット苗にびっしり詰まっていたのですが。
数日間雨にあててあしまったところ、
溶けてしまい半分ぐらいに減ってしまいました。
すぐに写真を撮っておくべきでした。

季節外れのタカサゴユリ

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中国ドラマ『東宮~永遠の記憶に眠る愛~』

2023-10-11 | 中国ドラマ

『東宮~永遠の記憶に眠る愛~』は記憶を亡くした
豊朝五皇子・李承鄞と西州王九女・曲小楓の出会いと別れの物語で
匪我思存の同名小説をドラマ化したものです。
製作:2019年 中国放送

キャスト
李承鄞(りしょうぎん)/顧小五(こしょうご):陳星旭(チェン・シンシュー)
曲小楓(きょくしょうふう):彭小苒(ポン・シャオラン)
顧剣(こけん):魏千翔(ウェイ・チェンシャン)
李承鄴(りしょうぎょう):王冠(ワン・チュアンイー)
裴照(ペイ・ジャオ)将軍:王冠(ワン・グァン)
阿渡(あどぅ):娜吉玛

李承鄞/顧小五を演じたチェン・シンシューは、
恋人を深く愛する反面、復讐を遂げるためには手段を選ばない
二面性のある難しい役を見事に演じきっていました。
この役を演じたときは、まだ23歳の若さだったというから驚きです

曲小楓役のポン・シャオランは、エキゾチックでとても美しい女優さん。
出身は役と同じ西州(ウイグル)かと思いましたが、
北京出身だそうです。
西州の民族衣装を着て馬に乗り、颯爽と草原を駆ける姿が素敵でした。

6月20日~9月21日J:テレで放送 全55話(1H)録画視聴

冒頭あらすじ

その昔、中原の豊朝(れいちょう)、西域の西州(せいしゅう)、
移動を続ける民の国・丹蚩(たんし)、老王の治める朔博(さくはく)
という四つの国は勢力を競いながらも、
互いに政略結婚を重ね戦乱の危機から免れていた。

そんな中、西州王の姫・曲小楓(きょくしょうふう)にも
豊朝の皇子との縁談が持ち上がる。
だが、美しく奔放な小楓は「知らない人に嫁ぐのはイヤ」
だと拒み続けていた。

その頃、豊朝では皇太子・李承稷(りしょうしょく)が
父である皇帝の怒りをかっていた。
李承稷は、皇太子を廃せられた上、和親の使節として
西州へ向かうよう命ぜられる。
皇太子を慕う第五皇子の李承鄞(りしょうぎん)も同行を
申し出て一行が西州を目指した矢先、
一行は何者かに襲われてしまい、李承稷が殺されてしまう。
そして、重傷を負い砂漠を彷徨う李承鄞の前に、
美しい西州の女人が現れる…。

(公式サイトより引用)

ドラマに登場する国や人物はすべて架空ですが、
実在した古代中華王朝や
周辺国をモデルにして建物や衣装を再現しているそうです。

豊朝(れいちょう)は中原(黄河流域の平原)にある漢民族の国。
モデルになったのは「唐」で、首都は長安(現在の西安)、副都は洛陽。

西州(さいしゅう)は西域の国で、モデルになったのは
シルクロードが通るタリム盆地にあったオアシス都市国家、
現在の新疆ウイグル自治区トルファン市で、
玄奘三蔵が天竺(インド)に行く途中に立ち寄った場所。

丹蚩(たんし)は遊牧民の国で、モデルになったのは
遊牧民国家の突厥(とっけつ)。ドラマの丹蚩は実在した突厥より
もさらに野蛮人らしさを強調して描かれているとのこと。

朔博(さくはく)は老王の治める国。
モデルになったのは吐蕃(とばん:チベット)。
唐の後半になるとチベットは唐やウイグルに対抗できる大国になります。

感想

このドラマの序盤の顧小五と小楓の純愛はとてもほほえましく、
復讐を遂げるために、小楓を利用していたことなんて忘れるほどでした。
顧小五が李承鄞に戻らず、茶葉商人のまま丹蚩で小楓と暮らしていたら
どんなに幸せなカップルになっていただろうかと想像しました。

しかし、顧小五と結婚式挙げた幸せの絶頂期に
外祖父の丹蚩王・ティダールを目の前で李承鄞に殺され、
すべてを忘れ去りたい小楓は、追手を逃れている最中、
忘川に辿り着き、飛び降り、承鄞も後を追う。

数か月後、記憶を失った小楓は将来の皇太子妃として豊朝で暮らしていた。
無邪気で明るく性格の良い小楓は、太皇太后にも可愛がられ、
年の近い豊朝の公主・永寧(えいねい)と珞熙(らくき)とも仲良くなる。

このまま何もおこならなければ良かったのですが、
承鄞との結婚を前に、側室となる趙瑟瑟から「丹蚩が滅んだ」ことや
「外祖父の丹蚩王が承鄞に殺された」ことを知ってしまう。
ただ、まだ記憶が戻っているわけではないので、
承鄞が自分がかつて愛した顧小五だったことは分っていない。

これから先は辛く悲しいことばかりですが、私は二人が仲良く
しているシーンが一番好き。
七夕の夜、二人でボートに乗り、一夜を過ごしたり
顧剣に連れ去られる前に、承鄞と花火を見ているときの小風は
とても楽しく幸せそうでした。

最後はお互い好きだったのに、悲しい結末となりましたが、
二人が私鋳銭の調査で万佛寺を参拝したとき、
小楓がおみくじを引き、和尚に解釈を頼むと、
「2人には三生の縁があるが、決して無理強いをしてはいけない」と
告げられましたが、私はその「三生の縁」を信じたい。
そして、最後は平和な時代に生まれてきて、幸せになって欲しいと…。

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中国ドラマ『三千鵜の恋歌』/ 庭の花

2023-09-23 | 中国ドラマ

今年の春頃tvkで、AM5:30ー6:00まで放送されていたドラマ。
放送回数は60回だったと思います。

中国ではドラマはネット配信が主流で、
『三千鴉の恋歌』も、中国3大IT企業の動画サイトのうち2つ、
アリババ系のYoukuとバイドゥ系のiQiyiの両方で配信され、
配信開始1ヶ月で12億回超えという異例のスピードで
再生回数を伸ばしたそうです。

原作は2016年に出版された十四郎による同名の人気小説で
復讐を誓う公主と、彼女を愛し続ける美しき仙人の、
千年に渡る深い愛が胸を打つ、時空を超えた神仙ラブストーリー!
制作年. 2020年

キャスト
傅九雲(ふ・きゅううん): ジェン・イェチョン(鄭業成)
覃川(たん・せん): チャオ・ルースー(趙露思)
左紫辰(さ・ししん): リウ・イートン(劉怡潼)
玄珠(げんしゅ): ワン・モンリー(王萌黎)

予告編

あらすじ(公式サイトより)

驪(り)国の皇女、燕燕(えんえん)は、父母や兄、初恋の人である宰相の息子、
左紫辰(さ・ししん)たちに愛され、幸せな日々を送っていた。
しかし、敵国である天原国に寝返った紫辰の父が、妖魔を擁した天原国の兵を
都に引き入れてしまう。家族が次々と命を奪われる中、
運良く難を逃れた燕燕は、仙術の師匠と共に都を離れる。

悲しみに暮れる燕燕に、仙術の師匠は「霊灯」といわれる法器を灯せば、
妖魔を封じることができると話す。
しかし、そのためには自らの命を差し出さなければならない。
それでも復讐を誓った燕燕は、名を「覃川(たん・せん)」と改め、
自分を庇って命を落とした侍女の顔を借りて、霊灯が隠されているという
香取山に足を踏み入れる。

そこで出会ったのは、香取山の主の一番弟子で、
息を飲むほど美しい仙人、傅九雲(ふ・きゅううん)。
覃川に何かとちょっかいを出す傅九雲だったが、彼は千年も前から彼女を見守り、
天原国に襲われた際も密かに窮地を救っていた。
そんなある日、傅九雲は覃川に自分付きの侍女になれと言い出す。
身勝手な傅九雲に振り回されてばかりで戸惑う覃川だったが…。

感想

神仙界ものの時代劇はファンタジー時代劇の一分野で、
ファンタジーには①武侠もの②神仙もの③怪談に分けられるそうです。

また、ファンタジードラマに登場する名称には「六界」があり、
「神界(天界)」「仙界」「魔界」「妖界」「冥(鬼)界」「人界」の6つの
カテゴリーに分けられるそうですが、中国独特の世界観を理解するのは
私にはなかなか難しそうです。

今まで観た中国ドラマで『陳情令』と『蒼穹の剣』はファンタジー武侠ドラマ。
『三千鴉の恋歌』はファンタジー神仙ドラマ(神界+仙界)ですが、
武侠ドラマに比べると現実味が乏しく、漫画(あまり読んだことはありませんが…。)
を見ているような感覚で観ていました。

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庭の花

パイナップルのクラウン挿し

昨年8月に食べ終わったパイナップルの上部をカットし挿し芽にしたもの。
今年の6月か7月初め頃、脇芽が出たのでそのまま育てていますが、
植え付け時のクラウン部分の葉がまだついたままです。
新芽の方はだいぶ成長し、高さが37㎝なりました。
植え付け時の葉はこのまま育てて良いのでしょうか…。
実は期待できそうもないので、観葉植物として楽しむつもりです。
(2023.9.19撮影)

パイナップルのクラウン挿し7/21のブログ

斑入りヤブラン

9月初旬には5~6輪しか咲いていませんでしたが
根元で咲いている小さな花も含めると27輪咲いていました。

実家から貰ってきて13年…。
掘り上げるのが大変そうですが、今年こそ植え替えなくては…。
(2023.9.23撮影)

メランポジウム

6月23日にポット苗を買って鉢植えにしたメランポジウムは
最盛期を過ぎましたが・・・
(2023.9.23撮影)

8月1日にコボレダネを拾って植えたメランポジウムは
まだまだ楽しめそうです。
(2023.9.23撮影)

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中国ドラマ『明蘭~才媛の春~ 』/ 庭の花

2023-09-20 | 中国ドラマ

TOKYO MX で2023年06月06日~2023年09月18日(全73話)
まで放送されていた『明蘭~才媛の春~ 』が終わりました。
このドラマはJ:テレでも放送されていたので、
今年になって二度見たことになります。

二度観て思ったことは意外と細かいことを覚えていないということでした。
明蘭が子供の頃、明蘭の後を追ってチョコチョコ走っていた女の子が
小桃だったなんてちっとも気付かず、明蘭の妹だと思っていました。
あんなに幼い頃から侍女として仕えていたなんて、
今の時代では考えられないことです。
自由に生きることができる現代に生まれて、つくづく良かったと思いました。

キャスト
盛明蘭(せい・めいらん)=チャオ・リーイン(趙麗穎)
顧廷燁(こ・ていよう)=ウイリアム・フォン(馮紹峰)
斉衡(さい・こう):=チュー・イーロン(朱一龍)
盛墨蘭(せい・ぼくらん)=シー・シー(施詩)
盛如蘭(せい・じょらん)=ジャン・ジァニン(張佳寧)

73話もある長編でしたが、長さを感じずに最後まで楽しめたのは、
ドラマの内容はもとより、制作スタッフもキャストも
素晴らしかったからでしょう。

ドラマで共演したチャオ・リーインとウィリアム・フォンは
ドラマの後結婚し、第一子を授かったそうです。

中国・北宋時代(916-1126年)を舞台に描かれる、
心温まる夫婦の愛の物語。

北宋の官僚、盛家の娘でありながら、母親の身分が低かった明蘭は
亡き母や、育ての親となった祖母の教えを守り、
自分の立場をわきまえ、目立たぬよう、つつましく生きてきました。

明蘭は盛家の私塾で兄姉たちとともに学び、賢く美しく成長。
そんな彼女を見初めたのが同じ私塾に通う斉国公家の一人息子・斉衡。
しかし彼があまりにも高貴な身分の御曹司だったため、
彼女はその想いに応える勇気を持てずにいました。

やがて子供の頃に知り合った寧遠候府の御曹司・顧廷燁に見初められ、
顧家の女主人として夫を支え、持ち前の聡明さで
数々の困難や陰謀を乗り超え、優れた才知を発揮していきます。

驚いたことは顧廷燁が、新婚初夜に「大事を済ませよう」と言い、
大きな木箱にぎっしり入った権利書や
白家から受け継いだ財産の管理を「すべてそなたに託す」言ったこと。
顧廷燁の明蘭に対する深い愛と信頼が感じられました。
また翌朝義母・秦氏呼びつけられ、側妻を押し付けられると、
「お断りします、夫は側妻を取らないと言った。
それなのに私が連れて帰っては、夫のいうことを聞けない悪妻になる」
と、はっきりと、意思を示したこと。
幼い頃から目立たぬよう、聡明さを隠して成長した明蘭が、
結婚してからは、素の自分でいられるように
なったことが、観ている私にも、とても嬉しかったです。

林噙霜や朱蔓娘のような、とんでもない毒婦も登場しました。
この二人の共通点は、都合が悪いとウソ泣きし、
ヨロヨロと倒れ、すがりついては泣き、哀れを誘います。
お金に対して欲が深いのも共通点です。
こんな女に騙されるなんて、情けない男たちだと思いますが、
明蘭の父・盛紘や顧廷燁まで騙されたのですから不思議です。
特に顧廷燁の妾・朱蔓娘の執念深さには驚かされます。
顧廷燁に見限られると長男を連れて雲隠れ…。忘れた頃に刃を振りかざし
最後の最後には明蘭の赤ちゃんまで殺そうとするのですから…。
顧廷燁の義母・秦氏や明蘭の母の姉・康夫人もひどい毒婦でした。
こんな毒婦に果敢に立ち向かっていった明蘭。大したものです。

✼••┈┈┈┈┈┈••✼✼••┈┈┈┈┈┈••✼

庭の花

(2023.09.14撮影)

ルエリア・サザンスター

2010年に、青紫、ホワイト、ピンク、3色のルエリア・サザンスターを
植えましたが2色は駄目になり、残ったのは青紫だけかと
思っていましたが、ピンクも1株残っていました。嬉しいです。
(2023.09.18撮影)

寄せ植え

ブルーサルビアは昨年からのもの、アゲラタムはコボレダネから…。
ペンタスだけ今年買いましたが、花が少なくなりました。
(2023.09.12撮影)

ハナトラノウ(花虎の尾)

増え過ぎたので、4月に抜いた後から生えてきました。
前にも一度アップしましたが、たくさん咲いてきたので…。
(2023.09.19撮影)

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中国ドラマ『長安 賢后伝』/ 庭の花

2023-08-30 | 中国ドラマ

『長安 賢后伝』全61話
2023年01月04日~2023年3月29日。TOKYO MXで放送(録画視聴)

中国の五代十国時代、架空4国の王朝を舞台に、
大国の王子と惹かれ合いながらもその兄王の側室となった小国の郡主が、
やがて皇太后に昇り詰めるまでの波乱の物語を描かれている。

【冒頭あらすじ】
盛州・西斉・雍臨の三国が北方で勢力を争う梁の末期。
雍臨の郡主・賀蘭茗玉は盛州の第九王子・蕭承煦と運命的に出会い恋に落ちる。
だが、蕭承煦に王位を継がせるという盛州王の遺言をもみ消して
王に即位した第三王子・蕭承睿が、賀蘭茗玉を見初めて彼女を側妃にと望む。
折しも戦場からは蕭承煦の訃報が届き、
兄は陰謀で殺されたと訴える第十王子・蕭承軒を死罪から救うため、
賀蘭茗玉は心ならずも蕭承睿に嫁ぐ決心をするが…。
公式サイトより

賀蘭茗玉(がらん・めいぎょく)=趙櫻子(チャオ・インズ)
蕭承煦(しょう・しょうく)=成毅(チョン・イー)
蕭承睿 (しょう・しょうえい)=韓棟(ハン・ドン)
蕭啓元(しょうけいげん)=趙東沢(ジャオ・ドンザー)

登場人物の多さの割には関係性が把握しやすいドラマでしたが、
面白かったのは中盤あたりまで…。
その後は惰性で観ていました。
ドラマを観終えてから5ヵ月以上たちましたが、
ワクワクするような感動はなく、印象のうすい作品でした。

✼••┈┈┈┈┈┈••✼✼••┈┈┈┈┈┈••✼

 

庭の花



ジャンボ・ハブランサス(巨大輪レインリリー)
ヒガンバナ科の耐寒性球根植物

枯れたと思っていたジャンボ・ハブランサスが1輪だけ咲きました
2020年の春に球根(5個)を植えたもので、
お花は9月末頃まで2~3度咲きましたが、今年はこれだけかもしれません。
草丈は25~35㎝で、花が大きく、長さは9㎝位あります。
花弁は薄く、風に揺れたがけで、閉じたり開いたりします。
弁の基部が赤紫色で素敵です。
(2023.08.28撮影)

ハナトラノウ(花虎の尾)
北アメリカ東部原産のシソ科オカトラノオ属の宿根草
大正時代に日本に入ってきたそうです。

山野草の風情があって素敵な花ですが、
地下茎で逞しく増え、他の植物の邪魔になるので、
花壇を整理する時、適当に抜き、数本残して育ています。
空き地などで群生を時々見かけますが、
今は亡き、ご近所の方から頂き、23年たちました。
(2023.08.28撮影)

ガーデンシクラメン

昨年秋に鉢植えにしたものです。
7月中旬から咲き始め、今回が3度目のアップです。
暑い中、良く咲いてくれています。
まだ蕾があるので、4度目もアップできるかも(ू•◡•)໒꒱
(2023.08.30撮影)

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『燕雲台(えんうんだい)-The Legend of Empress-』

2023-07-03 | 中国ドラマ

早いもので今年も半年が過ぎました。
この間に観た中国時代ドラマは『長安 賢后伝』『明蘭~才媛の春~ 』『燕雲台』の3作品で
どれも時代背景は、五代十国(907年-960年)から北宋時代(960年-1127年)。
日本では平安時代(794-1185)に当たります。

『長安 賢后伝』は、
中国の五代十国時代、架空4国が舞台のフィクション。
時代は異なりますが、モデルとなった人物や国はあるそうです。

『燕雲台(えんうんだい)-The Legend of Empress-』は、
史実に基づいたドラマで、五代十国から北宋時代にかけての遼が舞台です。

『明蘭~才媛の春~』は、漢民族による中華王朝・宋(北宋)が舞台の
フィクションですが、この時代の官僚の暮らしぶりや、
理想的な夫婦のあり方、女性の生き方などがよくわかります。

 

高校時代、世界史は選択しましたが、中国史は日本と関りがあったことを
ほんの少し覚えている程度。
ドラマを理解する手助けになればと、少し勉強しました。

まず、五代十国時代の五代とは、華北(黄河流域)におよそ10数年ずつ交替した、
後梁・後唐・後晋・後漢・後周の五王朝のことで、
十国とはその他の地域に興亡した、
呉越・南唐・前蜀・後蜀・呉・閩(びん)・荊南・楚・南漢・北漢などの十王朝をいう。

(↑画像はお借りしました↓)

遼と宋が奪い合った燕雲十六州

『燕雲台』の舞台となった遼(916年-1125年)は、
契丹人(モンゴル高原に住んでいた騎馬遊牧民)耶律氏の征服王朝。
遼と宋との境にある燕雲十六州(現在の北京市・大同市など中国における要所)
後晋・五代の石敬瑭が、後唐を一緒に倒してくれたお礼として
遼へ与えた「割譲地」で、中国の外に本拠地をおきながら、
中国の一部を割譲させて領有したのは遼が最初であり、
東アジアの歴史のうえで画期的な出来事だったそうです。
遼は北方民族に対しては従来からの部族制によって支配したが、
漢民族に対しては中国的な州県制で統治するという二重統治体制をとりました。

現在2度目の視聴中である『明蘭~才媛の春~ 』の中で、
盛家の正室・王若弗が
「口論で万事解決できるなら、宋はとうに燕雲十六州を奪還している」
という台詞がありますが、宋は燕雲十六州をずっと取り返したかったようです。
実際、返還されたのは1368年、明がモンゴル帝国を倒した時だそうです。

あらすじ

ドラマの舞台は遼(契丹)の第4代皇帝 穆宗から6代聖宗の時代。
契丹人の国である遼の北府宰相・蕭思温(しょうしおん)
の三女・蕭燕燕(しょうえんえん)は、父親と長女・蕭胡輦(しょうこれん)、
次女・蕭烏骨里(しょううこつり)の愛を受け、真っすぐで勇敢な女性に育つ。
朝廷では暴君として恐れられる第4代皇帝・穆宗(ぼくそう)の座を狙い、
権力争いが続いており、皇后を輩出する后族の筆頭である
蕭家の三姉妹は、王位簒奪の切り札とされていた。
その結果、長女・胡輦は穆宗の弟・耶律罨撒葛(やりつえんさつかつ)に、
次女・烏骨里は初代皇帝・太祖の孫・耶律喜隠(やりつきいん)に嫁ぐことになる。

蕭燕燕は、漢民族ながら遼の朝臣である韓徳譲(かんとくじょう)と出逢い、
愛し合うようになるが、暗殺された前皇帝の息子・耶律賢(やりつけん)は、
聡明さと洞察力を兼ね備える燕燕を将来の己の皇后にしたいと考え、
無二の親友・徳譲から奪う。
婚約者との愛を引き裂かれ、骨肉の権力闘争に巻き込まれた燕燕だったが、
困難を乗り越えながら、皇后への過酷な運命を歩んでいく。

 

蕭燕燕は16歳で結婚しましたが、夫の皇帝・耶律賢/景宗は病弱だったため、
即位わずか13年で崩御、34歳の若さでした。
息子の梁王・耶律隆緒/聖宗が12歳で即位し、29歳で皇太后となります。

皇帝・耶律賢/景宗は、死の間際、韓徳譲は父と母が最も信頼する人物だから、
父に対するのと同じように敬い、誠意をもって接するようにと景宗に遺言します。
蕭燕燕と韓徳譲には、かつて裏切ったことを謝罪し、二人に我が子を託します。



聖宗が成人すると、耶律虎古ら皇族からたくさんの縁談が持ち込まれますが、
聖宗は誕生日の宴で韓徳譲の姪である蕭菩薩哥(しょうぼさつか)を見初めていたので、
燕燕に妃選びについて尋ねられると、蕭菩薩哥のことを話します。
蕭燕燕も妃にふさわしいと認める。

その後聖宗は、「父上が亡くなった後、国と私のことだけを考え、自分のことを
後回しにしている母上が心配なので、母上にも新たな人生を歩んでほしい」と言います。
聖宗の後押しもあり、蕭燕燕は韓徳譲と結婚。
韓徳譲に耶律姓を与えて皇族に加え、地位は親王の上とし、朝廷でひざまずかなくても
よいとの聖旨を侍従に読み上げさせた。

蕭燕燕は摂政として27年間政治と軍事の指揮をとり、周辺諸国との争いにも
第一線で活躍し、57歳で病死しました。
韓徳譲はその15ヵ月後に亡くなりますが、聖宗は国葬で彼を送り、
蕭燕燕の陵墓の側にお墓を立てたそうです。

後半も骨肉闘争や陰謀、数々の困難がありましたが、蕭燕燕と韓徳譲、
燕燕の息子・聖宗に焦点をあて、簡単なあらすじを書きました。

思う人と結ばれず、という点では、『長安 賢后伝』のヒロイン賀蘭茗玉と同じで、
ついつい比べてしまいますが、蕭燕燕の方がずっと、
強く賢い女性だと思いました。
賀蘭茗玉も聡明ですが、国の大局ばかり考えず、息子をちゃんと育て
蕭承煦の心をもっとくみとってほしかったです。
(『長安 賢后伝』はもうとっくに見終わっているのになかなか記事が書けません)

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中国ドラマ『慶余年~麒麟児、現る~』

2023-01-18 | 中国ドラマ

『慶余年~麒麟児、現る~』全46話
2022年10月25日~2022年12月27日 TOKYO MXで視聴。

本作は、中国の三大テレビドラマ賞の一つ、第26回白玉蘭賞最優秀脚色賞を始め、
国劇盛典実力派俳優賞、第4回金骨朶網絡影視盛典年間演技派俳優賞など総計16冠を獲得し、
総再生回数160億回を超える(※2021年6月時点)超話題作で、
その人気は中国国内にとどまらず、世界10カ国に輸出され、18局で放送されたそうです。

現代の知識を持って南慶国に生まれ変わった范閑(ファン·シエン)。
高官の隠し子として生まれるが、生後すぐに母親を殺され、
田舎(澹州)で、母親の護衛だった五竹や陛下直属の鑑査院所属の費介に、
武術や医術を叩き込まれて成長する。

ある日、都からの使者がやってくるが、同時に命を狙われることになった笵閑。
自分の命を狙ったのは誰なのか、母親はなぜ死んだのか…。
その謎を解くため范閑は京都へ行くことに…。
都に到着した范閑を待ち受けていたのは、皇帝・慶帝の命による縁談でした。
莫大な富を生む商売・「内庫」を管理している
慶帝の異母妹・李雲睿(リー・ユンルイ)の娘、林婉児(リン・ワンアル)結婚し、
その権利を取り戻せというのだ…。

主役のチャン・ルオユンは数多い中国のイケメン俳優さんとは一味違う役者さんでしたが、
現代知識を駆使し、数々の障壁や難題を軽々とクリアし、
巧みに人の懐に入っていく主人公の笵閑を、ここまでかと思うほど魅力的に演じていました。
観ていくうちにどんどん好きになっていく俳優さん…。
最後は気になる終わり方でしたが、2部があるとのことなので楽しみです。

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現在、視聴をストップしている中国時代劇が2作品あります。
Amazonプライムで視聴中の『三国志 Secret of Three Kingdoms』と
TOKYO MXで放送中の『長安 賢后伝』です。
『三国志 Secret of Three Kingdoms』は、54話中34話迄視聴済みなのですが、
2ヶ月ぐらい前から中断しています。
原因は、主人公・劉平の性格にあるのかもしれません。
献帝が早世をし、密かに司馬家で育てられていた双子の弟、劉平が入れ替わり
漢朝の再興を謀るお話なのですが、その劉平が優しすぎて皇帝になる気があるのか
はっきりしないし、入れ替わった当時から妻・伏寿の言いなりで、
その姿が、母親(伏寿ですが)の言いなりになる息子のように見えて頼りなかったからです。
『長安 賢后伝』は中国ドラマにしては人物関係などが把握しやすく、
分り易いドラマなのですが、8話迄見た段階で次が気になり、ネットで最終話まで
あらすじを読んだところ、あまりにも悲しく、幸せになる人が一人もいなかったので…。
今は録画だけしていますが、そのうちに観るかもしれません。

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