hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

「見たことがないブリューゲル」特別上映会

2019-09-18 | 美術館・博物館・展覧会
9月15日(日)
六本木ヒルズカフェ/スペースで開催されていた
「見たことがないブリューゲル」特別上映会に行ってきました。



このイベントを知ったのは、卓球の友人Hさんが、
入院中に知り合った同室の方が、
イベントを監修・企画された森洋子さん(明治大学名誉教授)と
同級生だったことからで、退院されたHさんの勧めもあり、
皆で行ってみましょうということになりました。



「見たことがないブリューゲル」はカフェの裏手のスペースにある、
3つの大きなスクリーンで上映されていました。

映像に登場したブリューゲルの作品は
「反逆天使の転落」「ネーデルラントの諺」「洗礼者ヨハネの説教」
上映時間は12分ほどです。

これらの映像は、2016年3月からブリュッセルのベルギー王立美術館で
公開され、世界中の評判となったそうです。
ブリューゲルが好んだ群衆構図は、肉眼で詳細に観察することがは困難ですが、
スーパー解像度のデジタル画像の拡大画面によるとより鮮明になり、
字幕もつくので、意味もよくわかります。





ネーデルラントの諺はパンフレットも頂きました。
85の諺が全部解説されています。
「豚の前にバラを撒く」は日本の「猫に小判」に似ているし
「不安と恐怖は老人をも走らせる」は「火事場の馬鹿力」にも
似ているような気がしました。



六本木ヒルズ森タワーの49階で「書籍で知るブリューゲルの世界」
も開催されていたので寄ってみました。
日本でブリューゲルが文学者や研究者にどのように親しまれて
きたかを書籍で紹介したものですが、
素人の私でさえ、手に取りたくなるような素敵な表紙の本が何冊もありました。



六本木ヒルズWest Walk
ビルの中も街のよう!



ランチはインド料理・ディアさんで。

その後スタバのテラス席でのんびりと、心行くまでおしゃべりを楽しみ
家路につきました。

宜しかったら9年前のブログ、六本木ヒルズ~森美術館もどうぞ!


************



Tさんから甘くて大きな梨・新高を送っていただきました。
どうも有り難うございました。

ウォーキング記録
9月16日(月)    休養日           一日合計03924歩
9月17日(火)7644歩・50分 (室内・ウォーク)    一日合計09946歩

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絵画展とランチ

2019-09-11 | 美術館・博物館・展覧会

台風一過、二日連続の猛暑日となった9月10日(火)、
市民ホールで開催されている市展絵画の部(成人)を見に、
ご近所のM代さんと行ってきました。



友人HMさんの御主人の作品。
30号のキャンパスに田植えの頃の安曇野が油絵で描かれています。
美しい北アルプスの山々と水がはられた田んぼ。
見ているだけで安らぎを覚えました。

油絵、水彩画、アクリル画、版画、日本がなど、
合計61点(人)もの力作が展示されていました。
市展なので知っている方のお名前も何人か見つけましたが
皆さんお上手でびっくり。
絵を描いたのは高校生までで、それも筆記試験がないからと
選択しただけの私とは大違い。羨ましくもなりました。



何度か行ったことがある秦野市の公園。
桜の頃も行ってみたいな~と思った一瞬でした。



横浜の風景だと思いますが、
ヨーロッパのようにおしゃれです。



躍動感があっていいね。



お昼は木曽路で!



お造り、盛合せ、ミートサラダ、煮物、揚物、茶碗蒸し、そぼろ茶漬け、香の物、デザート



店内が混雑していないこともあったのですが、
楽しいお話に時間がたつのも忘れ、3時間近くも長居してしまいました。


ウォーキング記録
9月09日(月)ウォーキング休み 卓球・40分 一日合計08410歩
9月10日(火)ウォーキング休み 市展・ランチ 一日合計05098歩

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書道協会展

2019-03-23 | 美術館・博物館・展覧会

さくらの便りが届け始められたというのに
また冬に戻ったような寒さの23日(土)、
市民ホールで開催されている『書道協会展』に
作品を出展されているM代さんの車に同乗させていただき、
Hさんと3人で行ってきました。




どこから見ても美しく活けられている花。



M代さんの作品(古今和歌集から)
2年前に比べ、一段と上達された感じがします。





書は奥が深いです。
これがすらすらと読めたら、どんなに素敵でしょう!



これなら読めます。
「蔵の財より、心の財が 第一なり」
ほんとにそうですね。


『書道協会展』のあとは3人で近くのイタリアンのお店に寄り、
美味しいランチとおしゃべりを楽しみました。
次回の「農家レストラン」、楽しみにしていますね。


ご訪問ありがとうございます。
本日はコメント欄を閉じさせていただきます。
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ヌード展&中華街でランチ

2018-05-18 | 美術館・博物館・展覧会
5月17日(木)
横浜美術館で開催されている「ヌード展」に
ご近所のHさんと行ってきました。
チケットはHさんが読売新聞のチケットプレゼントに応募して
当選したそうです。

横浜美術館


横浜美術館は毎週木曜日が休館日ですが、
この日はチケット当選者のために解放されていたようです。



オーストラリア、ニュージーランド、韓国を巡ったのち、
日本にやってきた『ヌード NUDE ―英国テート・コレクション』。
絵画、彫刻、版画、写真など約130点が展示されていました。



【ヌードと欲望】「ヌード」展 展覧会紹介VTR①


日本初公開となるロダンの大理石彫刻『接吻』は
フラッシュを使用しなければ撮影が許可されていました。



ぎょぎょっとするような作品もありましたが、
西洋美術における裸体表現の歴史がよくわかりました。

ランチは中華街で頂きました。
いつも立ち寄る「重慶飯店」が改築工事中のため、
Hさんのおすすめで、市場通りにある
上海料理の「四五六菜館」で頂きました。
平日限定ですが、おかず1品にご飯、スープ、
お漬物、デザートが付いて 650円とリーズナブル。
ご飯・スープはおかわり自由でボリュウムもいっぱいです





おかずはシェアーしていただきました。
女性なら3人で分けても良いくらいの量があります。



その後、やっこさんのブログで紹介されていた
香港路にある龍城飯店を探して歩きました。
ブログで拝見した通り、お安くて美味しそうでした。
次回はぜひ立ち寄ってみたいと思います。

家には3:15分位に着きました。
とても疲れましたが、かえって運動した方がシャキッと
するだろうと思い、すぐに着替え、
卓球の練習に行き、1時間余り汗を流してきました。
夜はテレビを見ているうち、眠くなってしまい、
バタンキューでした。
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写真展

2017-11-12 | 美術館・博物館・展覧会

市民文化祭の写真展に行ってきました。
お天気が良かったので夫とウォーキングで!!
写真展にはご近所の山好きなTさんの作品が出展されています。

Tさんは市の中高年の登山クラブに所属し、相当な健脚でいらっしゃるのですが、
今年の夏山登山の下山中に転び、足首を骨折し、
リハビリも含めると2ヵ月間も入院されていたそうです。
タンカーが入れない場所だったので、背負ってもらって下山し、
現地の整形外科で応急処置をし、翌日に帰宅してこちらの病院に入院されたそうです。
肌から突き出た自分の折れた骨も見たそうです。
怖かったでしょうね。

私と同じ年ですが、難易度の高い山にもしょっちゅう登って
いらっしゃったので、信じられない気持ちでした。
この歳になるといつ何があるかわかりませんね。



会場は市役所の市民展示ホール



市内の高校写真部、市内のフォットクラブ、登山クラブ、個人参加など
全81点が展示されていました。



Tさんの作品「湖愁」
撮影場所は福島県・檜原湖
デジカメ撮影だそうです。
会場の光が写りこんでしまいました。



夫が面白いと言っていた作品「逃げろ~」
撮影場所は北海道・知床



私のお気に入り「里山の秋」
撮影場所は岐阜県・白川郷
私が訪ねたのは世界遺産に登録される前の夏でしたが、
やはり秋はしみじみと落ち着いて良いですね。
まるで絵のようです。



こちらも私のお気に入り「カワセミ」
撮影場所は神奈川県・座間市
素晴らしいの一言。



「花を綺麗にとる体験教室」の作品

体験教室は場所を変えて12月にもあるそうです。
カメラは一眼でなくてもよいそうなので、参加してみようかしら。



ロビーでは菊花展が開催されていました。



市・教育長賞



珍しい菊!



優良賞

小学生のお子さんも出展されていましたが、その技術の高さに驚きました。



お昼になったので、ランチを食べて帰ることに・・・



最近テレビのコマーシャルでよく流れている吉野家の牛すき鍋膳(¥650)
お味はまあまあでしたが、カロリーが高そうなので男性向きかもしれません。





秋バラの季節なので回り道をしてバラの公園に寄ってみましたが
荒れ放題でがっかり。



紅葉もせずに落葉した桜。



イチョウの黄葉が美しかったので近づいてみると、



ギンナンが・・・



小さなギンナンでしたが少しだけ拾って帰りました。

家に着くと休む間もなく卓球へ・・・



そこで、Sさんからたくさんの柿を頂きました。
柿が大好きな夫は大喜び。
Sさん、ありがとうございました。

ちなみにこの日の歩数は卓球も含めて12846歩でした。
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上野公園~シャセリオーと桜と①

2017-04-05 | 美術館・博物館・展覧会

4月4日、上野の国立西洋美術館で開催されている
「シャセリオー展」に行って来ました。

千葉県に住むお友達と10時にJR上野駅の公園口で待ち合わせ。
春休み中だったので、改札口付近は身動きがとれないくらい混雑していましたが、
ほとんどがお花見目的らしく、展覧会はゆっくりと鑑賞出来ました。



国立西洋美術館・正面

国立西洋美術館は「松方コレクション」の保管と
展示のための施設で、フランス人建築家ル・コルビュジエが設計。
2016年7月世界文化遺産に登録されました。

初めて訪れたのは1964年春(高校3年生)の
「ミロのビーナス特別公開」
その時の熱狂ぶりは、今でも忘れられません。

最近では3年前に「モネ展」
5年前に「ベルリン国立美術館展」に行っています。



前庭・ロダン「カレーの市民」
この他に「考える人」や「地獄門」など。




ビデオによるプロフィ-ル等の紹介

シャセリオーについては何の知識もなかったので、
ビデオでの紹介はとても有意義でした。
左が彼の自画像です。

大雑把ですがプロフィールを・・・
彼は1819年9月カリブ海のイスパニョーラ島
(現ドミニカ共和国)で生まれ、
11歳の時には新古典派のアングルの弟子になり、
師から「この子はやがて絵画界のナポレオンになる」と言わしめた
逸材であったが、その後決裂し、
ドラクロワの影響を受けてロマン主義の画家となる。
1856年10月、37才で死去。

新古典派とロマン主義の違いは形式的な美と写実性を求め、
特定のスタイルを目指すのが新古典派で、
スタイルは気にせず、個人の独自性や自我の欲求、
主観など「個」を重視し、叙情的で感情的な表現を大切に
するのがロマン主義のようです。

シャセリオーの絵をバラバラに見せられたら、
どれが新古典派で、どれがロマン主義の絵かを区別する力
はありませんが、どの絵も素晴らしく綺麗でした。
(とくに女性や肖像画)



有難うございました

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書道協会展

2017-03-24 | 美術館・博物館・展覧会

昨日はいつも一緒にウォーキングをしているM代さんの
『書道協会展』が市民ホールで開催されていたので、
Hさんとウォーキングがてら見に行って来ました。
受付にはM代さんがいらっしゃったので、
M代さんから説明を受けながら、ゆっくりと作品を鑑賞することが出来ました。



お友達の作品(万葉集から)
「書は人なり」と言われていますが、
繊細な線で書かれた美しい文字は彼女の人柄を反映しているようです。



素晴らしい作品ですが、読めないのが残念です。




和洋、どちらの部屋に飾っても映えそうです。



題目が[星」と書かれていたので、
多分「象形文字」だろうとネットで検索したところ、
形声文字(晶+生)とのことでした。
「ほし」の象形と「草・木が地上に生じてきた」象形だそうですが、
どうして天上の星と地上の草木が結び付いて
「星」という文字が生まれたのかわかりません。



初夏の安曇野

ホールの廊下には一緒に行ったHさんの御主人の油絵が飾られていました。
平成28年度の市展で上位3作品に入選されたもので、
一年間展示されているそうです。
2年連続で入選されているので、あと1回入選されると、
審査の対象から外れるそうです。
2月に開催された『油彩画展』にも同じ作品が展示されていましたが、
こちらは絵のサイズが大きく(10号キャンパス)とても立派でした。
絵のブログで知り合った同姓同名の方と、信州に行き描かれたそうですが、
そんな出会いってあるのですね。



お昼は昔からある和食店でうな丼を頂きました。
Hさんのお嬢さんと娘は幼馴染で、高校まで一緒だった大親友。
お嬢さんは今もキャリアとして活躍されています。
積もる話に花を咲かせ、2時間余り楽しいひとときを過ごしました。


庭の花



遅咲き八重の梅
夏になると葉が茂るので夫がバサバサと切っていますが、
今年も綺麗に八重の梅が咲きました。
メジロがよく遊びに来るので、一緒の写真を撮りたかったのですが、
チャンスがなくて残念でした。
(2017.03.22撮影)



ユキヤナギ
名前の由来は枝がヤナギのようにしなやかで、
密集して咲く姿が雪の様なことから来ているのでしょう。
こぼれんばかりに咲いて見事でした。
(2017.03.22撮影)
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油彩画展

2017-02-27 | 美術館・博物館・展覧会

2月25日(土)
お友達のHさんのご主人が出品されている
油彩画展に行って来ました。

Hさんのご主人は学生時代の友人と2011年3月には旅のスケッチ展を、
2013年7月には二人展を御茶ノ水で
開いていらっしゃいましたが、
数年前からこちらの会に入られたようです。

まずはHさんのご主人の作品を3点。
油絵でありながら、透明感があり、
観る人をほっとさせる、素敵な作品ですね~。



母子



初夏の安曇野



田植えの頃(白馬村青鬼)



出品者は11名
出品者全員の自画像と67点の作品を心ゆくまで堪能しました。



コーヒーミルのある静物



モデルA



バラ

どの作品も個性的で素晴らしかったです。

油彩画展のあとはランチに。
久しぶりに自然派レストラン 茶屋亜希子で頂きました。





お食事はご飯セットとパンセットから選べます。
私はパンセット(パン・具だくさんスープ)にしました。



デザートは苺のシフォンケーキ、豆乳のアイスクリーム 焼きリンゴ
セットドリンクはコーヒーを選びました。



お店からお花(ストック)のプレゼントがありました。

会場まで往復歩いたので、一日の総歩数は11981歩
眼福・口福な一日でした。

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花古流いけばな展

2016-12-05 | 美術館・博物館・展覧会

プライムタワーで開催されている
花古流いけばな展にHさんと行ってきました。

若い頃、草月流の生け花を少しだけ習ったことがあります。
草月のいけばなは「型」にとらわれることなく
かなり自由でしたが、花古流も自然の草木をありのままに
自由に活けている感じがして、とても素敵でした。







小学生の作品



中学生の部・準特選



ヒバ?
地味な枝も見違えるようです。





同じ苗字の女性3人の名札があります。
母、娘そして孫娘?
想像してるだけで楽しくなります。



先生の作品







私も椿を活けるのが大好きでした。





ご近所のTさんとMさんの合作

会場には多くの人々が見え、大盛況でした。
お友達のTさんとMさんのお当番は午後とかで、
ご挨拶はできませんでした。

隣の部屋で手芸作品の展示会が開催されていたので
ちょこっとだけ覘いていきました。



クリスマスピエロ







全体的に実用的な作品が多かったです。



お正月のお飾りは、7日を過ぎるとはずし、
どんと焼きの時に燃やしますが、
このような手芸作品でも燃やしてしまうのでしょうか。
せっかくの手作りがもったいない気がします。



販売コーナーがあったので買って帰りました。
左から
ようじ入れとカードケース 縮緬を張ったクリップ 箸置き
みな100円。お安いでしょう。



駅近くのパン屋さんでパンを買い、
イタリアンレストランでパスタランチを食べて帰りました。
家に着いたとき万歩計を見ると9000歩を超えていました。
家にいたらせいぜい2~3000歩でしょう。
よい一日でした。
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古流いけばな展

2014-12-19 | 美術館・博物館・展覧会
プライムタワーで開催された
古流いけばな展にHさんと行ってきました。

片道約25分を歩き、お昼は開店したばかりのラーメン店で
ネギラーメンと餃子を半分いただきました。

生け花は若い頃、3年ぐらい、草月流の経験がありますが、
詳しいことはあまりわかりません。
写真の羅列になりますが、ご覧ください。

この作品展にはご近所のTさんとMさんが出展されています。



Tさんの作品
ナタマメと庭木の白木蓮の枝を折って活けたそうです。
花器は土鍋。ユニークですね。



Mさんの作品
材料は白木蓮、椿、日本水仙。
花器はお義母さまが残されたものだそうです。



先生の作品



小菊とサンゴミズキ
花器は発泡スチロールと空き缶で手作りされたようです。



小学生の作品
アマリリスとモンステラ
ずっと続けていたら上手になるでしょうね。



花はユリのようですが、葉が違いますね。
ヘメロカリスでしょうか?



里山でよく見かける実ですが、何だったでしょう。
ツルウメモドキ?



山茶花とボケの実



山茶花にしては白い花が小さいようです。
お茶の花でしょうか?
花器は贈答用の桐の空き箱や小さな空き缶やかごを
利用して、似たものが作れそうです。



この他にもたくさん展示されていました。

全体的に身近な花や花器を作って自由に活けている
感じがしてとても良かったです。

見学者の一人が受付の方に、「花材として何を使っている
のか表示したほうが良いのではないですか」と
話しているのが聞えましたが、
受付の方は、「係り(お当番)の方に聞いていただく様、
あえて表示していないのですよ」と答えていました。

                        見学した日12月6日(土)
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東京国立近代美術館・「MOMATコレクション」

2014-12-05 | 美術館・博物館・展覧会


東京国立近代美術館
(写真はネットからお借りしました)

1952年に設立された日本で最初の国立の美術館で、
20世紀初頭から今日に至る、日本と海外の作品12000点以上を所蔵。
建物は石橋正二郎氏が建設し寄贈されたものだそうです。



入口の彫刻

今回は所蔵作品展「MOMATコレクション」を鑑賞。
65歳以上は入場料無料でした。
写真も一部を除いて、フラッシュを使用しなければOKとのこと。
4階から2階までの12の部屋に200点以上の作品
明治以来の美術史をそのままなぞったように展示されていました。



平福百穂【丹鶴青瀾・たんかくせいらん】1926年
三笠宮崇仁親王殿下寄贈

壁の色は濃紺、床は黒。
大きなガラスケースの中に展示されていましたが、
見ている人の写り込みもなく、作品の美しさを十分堪能できました。



原田直次郎【騎龍観音】1890年 重要文化財(国宝)
寄託作品(護國寺蔵)

重要文化財(国宝)にしている美術工芸品は1万点を越えていますが、
ほとんどが明治以前。
明治以降の絵画と彫刻で国宝になっているのは、
51点だけですが、
そのうちの13点が東京国立近代美術館所蔵だそうです。
今回は合計4点の重要文化財(国宝)の作品が展示されていました。



ポール・セザンヌ【大きな花束】1892-95年頃
購入

今年度に購入したばかりで、初のお披露目だそうです。
大きくて素敵な作品ですが、落札額はなんと18億円超えだとか。



石井柏亭【草上の小憩】1904年
石井加代氏寄贈

こんな時代もあったのですね。
懐かしさを感じます。



左より
フェルナン・レジェ【女と花】1926年 購入
ジョルジュ・ブラック【女のトルソ】1910年-11年 購入
アルベール・グレーズ 【二人の裸婦の構成 】1921年 購入



佐伯祐三【ガス灯と広告】1927年 
文化庁管理換



加山又造【冬】1957年
購入



尾竹国観【油断】1909年
文部省管理換



小林古径【機織(はたおり)】1926年
東京国立博物館管理換

常設展ということもあり、けっこう空いていましたが、
見ごたえのある内容でした。
3月にはまた作品を入れ替えるようなので、
桜の咲くころ、また訪ねてみたいと思いました。
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国立公文書館・平成26年特別展・江戸時代の罪と罰

2014-12-04 | 美術館・博物館・展覧会
北の丸公園の敷地内には武道館の他にも、国立公文書館や
科学技術館、東京国立近代美術館等があります。
予定が狂い、皇居東御苑を訪ねることが出来なかったので、
国立公文書館と東京国立近代美術館に寄ってみることにしました。







「平成26年特別展・江戸時代の罪と罰」を見てきました。
この特別展は、8代将軍徳川吉宗のとき編纂された
「公事方御定書」から明治刑法まで、
江戸時代を中心に日本の刑罰と牢獄の歴史を振り返るというもの。





敲き(たたき)



牢問(ろうどい) 拷問



牢屋敷・平面図



憲法発布式 (明治22年2月11日)

名裁きの実話と物語、
鼠小僧が忍び込んだ屋敷と被害金額、
大岡忠相や長谷川平蔵等の興味深い史料も展示されていました。

内容が充実した展覧会でしたが、これが無料とは驚きでした。



ご訪問ありがとうございます。
本日は都合によりコメント欄を閉じさせていただきます。

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「写真と短歌のコラボレーション」展

2014-05-30 | 美術館・博物館・展覧会
5月26日、市役所で開催されている
「写真と短歌のコラボレーション」展に行って来ました。
写真クラブの方の作品に、
短歌会の方の短歌が添えられた、ユニークな作品展です。

展示されていた写真72点のうち、短歌は33首添えられていました。
写真を見て短歌を作るのですから、豊かな感性と想像力が
必要とされそうですが、どれも力作揃いで素敵でした。

撮影OKということなので少しだけ御紹介したいと思います。



脱穀を 終えて干さるる 藁束に 穏しき秋の 日が降り注ぐ

写真に蛍光灯の光が反射してしまったようです。



切り立ちし 山の斜りの 千畳カール 空に更待ちの 月を浮かべる

どちらの短歌も案内状を下さった方の作で
写真に添えられた33首の短歌は、
みな彼女の筆で清書されたものだそうです。

「山の斜りの」というところの、「斜り」の読み方が
わからなかったので、たずねたのですが、
何日もたたないのに、すっかり忘れてしまいました。
普通に読めば「シャ」か「はす」ですが、
どちらでもなかったような・・・
意味はわかるのですが、読み方は難しいです。



こちらは私の好きな写真。
山形県酒田市の山居倉庫とうっすらと紅葉をはじめた
ケヤキ並木を写されたようです。



こちらは先生の作品です。
幻想的でとても美しい写真でした。

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「モネ、風景を見る眼-19世紀フランス風景画の革新」展

2014-03-08 | 美術館・博物館・展覧会


会期をあと2日残すだけとなった3月7日、
東京・上野の国立西洋美術館で開催されている、
「モネ 風景をみる眼~19世紀フランス風景画の革新」
へ行ってきました。

お友達と上野公園口の改札で待ち合わせ、
会場に着いたのは午前10時。
チケット売り場には行列が出来ていました。
やはり日本人にモネは絶大な人気があるようです。



この展覧会は箱根のポーラ美術館と東京の国立西洋美術館が
共同で企画したもので、
すべて2つの美術館所蔵の作品だそうです。

入場者は20万人を超え、この日から最終日まで
閉館時間が8時まで延長されていました。

モネの作品は「睡蓮」「積みわら」など35点。
マネ、ピサロ、ゴッホ、ルノワール、セザンヌ、シスレー、
エミール、ゴーガン、ピカソ等、近代絵画の名作も合わせて
およそ100点が一堂に展示されていました。



大キャンバスに描かれた2つの睡蓮、
上はポーラ美術館所蔵(1907年作)
下は西洋美術館所蔵(1916年作)のものです。

上は色彩が淡く優しい感じが、下は色彩が濃く、
迫力がありました。

二つの作品を同時に見比べられるなんて、
もう二度とないでしょう。



(1) 現代風景のフレーミング (2) 光のマティエール
(3) 反映と反復 (4) 空間の深みへ
(5) 石と水の幻影、の5部で展覧会は構成されていました。

初めのうちはカメラの風景写真の勉強になるかと、
主題をどのような構図で収めているかに
興味を持ち、ちょっと覚めた眼で見ていましたが、
点描画あたりから、絵心もないのに
こんな描き方だったら、私にも真似できるかしら等と
大それた事を考えてしまいました。



「クロード・モネが風景を描くように、肖像を描きたい!」 ゴッホ
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