キンギアナムはラン科・デンドロビウム属の非耐寒性多年草。
原産地はオーストラリアで、特有の芳香と、
可愛い小輪花を咲かせるのが特徴です。
ネットで調べると寒さには弱く(3度以上)
冬は室内へ取り込んだ方が良いと書かれていますが、
我が家では、外の無加温簡易温室で管理し、咲いたものから、
室内や庭に出して、花を楽しんでいます。

キンギアナム・輝
今年一番早く開花。
2015年2月に蕾のついた小さな鉢植えを購入し、育ててきました。
(2019.04.20撮影)

意外と開花期間が短く、4月25日には早くも花が萎み始めています。
(2019.04.25撮影)

次に咲いたのが、何年か前に高芽をとって植えた白花。
この時点で親株はまだすべて蕾です。
(2019.04.22撮影)

親株の方は約1週間遅れで花が咲き始めました。
(2019.04.27撮影)

蕾や咲き始めは少しピンクがかりますが、
だんだんと白くなります。
(2019.04.29撮影)

先ほど親株と紹介しましたが実は2代目。
(2019.04.29撮影)

2010年まではこちらが1代目でした。
夫が30数年前、友人から分けて頂いたキンギアナムで、
鉢増しを繰り返し育ててきました。
鉢は直径3cmでしたが、花が咲くと上部は1mにも広がり、
植え替えもできず、移動が困難になったので、
2012年頃から古いバルブを刈り込んで、
一年中外に出しっぱなしにしていました。
それでも2017年まで、数本ですが、毎年花が咲いていました。
(昨年やっと枯れました)
高芽をとって育ててきた子株が2代目、最初の小さな鉢が3代目となります。
(2010.05.13撮影)

同じ頃育てていたのがピンクのキンギアナム。
こちらも手に負えなくなり、枯らしてしまいましたが、
高芽をとって2代目を作るのを忘れていました。
花付きもよく大きく育つ丈夫な性質と分かっていたのに、
とんだミスをしました。
(2010.05.13撮影)
現在に戻ります↓

キンギアナム・匠(たくみ)
最後に咲いた花。
黄色のキンギアナム・輝と同時に買い求めました。
小さな高芽だらけで、花付きもイマイチです。
購入時は背高のっぽの美人さんだったのですが・・・
(2019.04.27撮影)