鹿児島歴史みてあるき  ~ 外城・四季・フォト ~

     2007年から始まった薩摩藩・麓(外城)巡りの記録。各地を訪れた四季折々の風景。日々の暮らし。

2007 野間半島・小浦 02

2007-12-03 | 薩摩地方

旧笠沙町の小浦地区は、漁業中心の町で坂道と路地そして石垣が多い

階段を登ったところに立派な石垣の網元の屋敷があった。

借家として住んでいた。屋敷には表座敷と奥座敷があり、かなり立派な屋敷だったが、奥座敷から先は暗くて怖くて子供が覗いて入れるような部屋ではなかった。私たちが引越した後、大分たって再び訪れてみると屋敷自体が取り壊されていた。住む人がいなかっただろう。

自転車ですら通行しにくい路地があちこちにある。でも、必ずどこがでつながっているため行き止まることはない。近くの借家に学校の先生も住んでいた。

 

これはめずらしい。瓦の上に石瓦?が乗っている。台風や強風対策か。対馬の厳原(いづはら)の石屋根を連想させる。

風化した石がブロック積みされ、低いながらも塀を形作っている。左側の土地に小学校に赴任した新任の先生が住んでた家があった。30年以上も前のこと。


2007 野間半島・小浦

2007-12-03 | 薩摩地方

薩摩半島の西端に野間半島がある。そこの旧笠沙町を訪れる機会があった。

笠沙町は父の仕事の関係で4年間住んだことがある。

笠沙町の入口にある観光案内板

石垣群のある里、大当の案内板

小浦地区の全景。旧役場の下から眺める

簡易郵便局の脇から下り、小浦港の波止場の先まで車でたどり着くことができる。ただし、やっと1台通れる程度の狭い道だが。

 

波止場付近。風化した石が積まれている

波止場の先に上に登る階段がある

上に登ると海を向く祠がある