鹿児島歴史みてあるき  ~ 外城・四季・フォト ~

     2007年から始まった薩摩藩・麓(外城)巡りの記録。各地を訪れた四季折々の風景。日々の暮らし。

2007 重富麓 02

2007-12-31 | 麓-姶良地区

重富小学校の先に武家門構えの屋敷を見つけた

 

背後の山が借景を作っている

 

重富小学校の近くにたつ平松城の歴史の説明板

 

重富小学校の東側の風景

 

 

重富麓には竹垣も残っている

 

 

旧道にたつ重富麓のバス停

 

重富麓は平松城から広がる麓の屋敷地を囲む生垣が素晴らしい


2007 重富麓 01

2007-12-31 | 麓-姶良地区

重富島津家は越前島津家ともいい、島津御一門家の筆頭格。

重富小学校(平松城址)

越前島津家は島津家初代忠久が承久の乱の勲功賞として越前国守護職に補せられた際、その次男忠綱が守護代に任命されたことに始まるという。島津家分家のなかでも古い歴史をもっている。

姶良町重富の平松城は島津義弘によって築かれたがその後、越前島津家の再興によって同家領主の館となった。平松城一帯に麓と呼ばれる家臣団の屋敷地が整備された。

重富小学校(平松城跡)の前に麓が広がる

 

館の馬場に沿って野積みの石垣とイヌマキの生垣がつづく

 

水平線をつくるイヌマキが見事。奥に重富小学校の正面玄関がある

 

館の馬場に面する武家門

主屋根の瓦の意匠が興味深い

 

武家門の脇にはポンカンがたわわに実っている

 

小学校正門前。ここでも広大な敷地を石垣と生垣、樹木が囲んでいる

 

重富小学校の周囲に石垣が野積みされている

 

 

 

上の写真の馬場から館の馬場を見る。重富麓の特徴がわかる

 

重富麓はどこの屋敷も生垣が綺麗に刈り込まれている

 

正月の準備だろうか、どこの生垣もきれいに刈り込まれている

 

 

(続く)