鹿児島歴史みてあるき  ~ 外城・四季・フォト ~

     2007年から始まった薩摩藩・麓(外城)巡りの記録。各地を訪れた四季折々の風景。日々の暮らし。

2010 出雲大社・社家町散策

2010-03-08 | 中部・関西・中国

出雲大社は左右に千家国造館と北島国造館が並びその周囲が社家町を形成している。

千家国造館。国造家は出雲大社の祭祀をつかさどる。

 

 

 

門前から脇に入ると、社家町らしい風情ある通りが続く

 

土蔵もいい感じである

 

 

 

 

出雲大社を挟んで千家国造館と反対側にある北島国造館。

 

北島国造館前の通り。社家通りという。千家国造館の門前のにぎわいと異なり、静かな佇まいである

 

 

立派な門を構える。神職関係の家なのだろう。こちらの通りの方が昔の名残を残していそうだ。

 

北島国造館側のひっそりとした雰囲気が好き。

もう少し歩き回りたかったが電車の時刻もあって出雲大社を後にした。

後で調べると、旧JR大社駅舎などの見落とした所がいくつかあったのは残念であった。


2010 島根・出雲大社へ

2010-03-08 | 中部・関西・中国

出雲大社は縁結びの神様、大国主命を祀る。

日本神話によると、国つ神の大国主命が天つ神(天孫)に国譲りをする代償として天孫と同じくらい立派な住居

を求め、これを天照大神が承諾し、造営して大国主命をそこへ移したとされている。

 

出雲大社前駅。参道入口から拝殿まで進む。

 

枝振りが立派な松並木を抜けると拝殿がようやく見えてくる。

 

 

松並木を抜けると左手に大国主命と白兎の像。

 

 

出雲大社の参拝作法は「二礼四拍手一礼」

 

拝殿に飾られる注連縄。実に巨大だ

 

 

 

本殿は平成の大遷宮のため残念ながら境内に入れない。

 

隣の神楽殿へ移動する。

 

神楽殿の注連縄に向けて硬貨を投げて突き刺そうとしている人がいる。

真似してみたらできた。上手く刺さり落ちてこないと願いが叶うらしい。

 

神楽殿

出雲大社の宮司を代々務める出雲国造家の存在は面白い。

祖先神が天照大神の二子、アメノホヒミコト。同じく神代から続く家柄が連綿と続くことに驚きを感じる。

出雲国造家は南北朝時代に二家に分裂し、千家国造家と北島国造家を名乗るようになった。

幕末まで交互に祭祀を分担してきたが、現在は千家国造家が出雲大社の祭祀を務める。( 続く)