鹿児島歴史みてあるき  ~ 外城・四季・フォト ~

     2007年から始まった薩摩藩・麓(外城)巡りの記録。各地を訪れた四季折々の風景。日々の暮らし。

2010 松江・武家屋敷通り

2010-03-03 | 城下町・茅葺民家

松江城の北側の堀に沿って塩見縄手(通り)がある。

武家屋敷が並ぶ通りとして松江市の観光スポットになっている。

松江城の北惣門橋を渡り、塩見縄手方面へと歩く。

 

 

宇賀橋を市内観光バスが渡る。水の都、松江らしい風景。

 

通りに沿って松の木が続く。このあたりから塩見縄手であろう。

塩見縄手の通り沿いに二百石から六百石程度の中級藩士の家中屋敷が並んでいた。

 

堂々とした門構えの武家門がある。この武家門は薩摩の麓にある武家門と同じような風格を備えている。

 

薩摩の場合は左右に生垣が続く。

 

長屋門のある武家屋敷。六百石の中級藩士の屋敷として275年前の古い姿のまま保存されている

 

 

 

観光客向けのお店に改装されている屋敷も多かった。それはそれでよい。

 

 

通り沿いの建物は落ち着きのある色で統一されている。

 


2010 松江市内散策~松江城

2010-03-01 | 城下町・茅葺民家

松江駅近くのホテルに荷物を預け、松江城を目指して歩く

松江大橋

小泉八雲は松江大橋を渡る「カラコロ」と響く下駄の音に心が引かれた。

袂に足軽源助の供養碑。源助は松江大橋架け替えの際に人柱となった。

 

京橋川にある堀川遊覧船の発着場

 

 

昔ながらの商店街に古い建物が残っている。

 

 

旧日本銀行松江支店

 

しばらく歩くと松江城が見えてきた。天守閣と立派な石垣と櫓を備えている。

 

松江城の城内へ

 

興雲閣。明治天皇行幸の宿所として明治36年に建立。行幸は実現せず皇太子行啓の宿泊施設となる。

 

松江城の天守閣。明治以前の天守として現存する貴重なもの。

 

天守閣からの眺め。

 

 

松江城は明治2年の廃藩置県により廃城とされ、天守を除く建造物は破却された。

しかし天守は有志の運動により保存されることとなった。

この後、縄手通りへと向かった