日向で雪遊び

WTRPGやFGOなどのゲーム。
園芸や散策した場所の紹介、他に飲食のレビューなど雑多なブログです

異国迷路のクロワーゼ 第十二話

2011年09月24日 | 異国迷路のクロワーゼ(終了)
最終回になります。
これで終わりというのもちょっと寂しいですね。


クロードと一緒に歩いているも、ギャルリの人とすんなり話せるようになった湯音。
一時は怖がってましたが、それが嘘みたいですね。
そして本人の猫好きは相変わらず。パリの猫や、ヤニックさん家の看板の猫にも興味津々。

そんな雑談もそこそこ。家に戻っては、クロードの手伝いをしようとする湯音ですが、掛けられていた手袋に触れられてクロードは激怒。
それは、今までの中でも一番強い言葉。ショックもあって引く湯音ですが、オスカーさんからフォローがしっかりとは言ってますね。
そしてクロードからも、伝言が。この辺の不器用さがクロードらしさでしょうか。
一時のお暇をもらった湯音ですが、ギャルリの中を散策する途中、鈴の音を聞いてふと・・・。

彼女が出歩いているわけですが、やっぱり気になるクロード。色々と難儀な彼ですが、どうにもほっとけず。
外に探しに行くも、しかしこれが見つからない?
ギャルリの人たちも探しに回りますが、やはり見つからず。

何気なくヤニックさんと話してみると、これがビンゴ。
それから少し歩いて見上げると、そこには屋上にいる湯音の姿が。
確かにギャルリの中なわけですが、これは予想外。というか、危険地帯なんですが(汗)

どうも湯音はヤニックさんの猫を探そうとしていたわけですが、その猫は10年前にすでに逃亡。
何でも、首輪をつけたら嫌がって逃げたそうで。

そもそも、なんでそんな猫探しをしたのか?
異国にいるだけでも大変なのに何故?と当然の疑問を持つクロードですが、その理由は、一人だけ何にも出来ない事が嫌だと。
クロードから、自分の目の届くことにいることが仕事といわれるも、それしか出来ないのかとやっぱりショック。
これは言い方が悪いですねぇ・・・。
無意識なのか、数歩下がり、それで下へと落ち。しかし、そこはまだガラスの上。
幸い、地面には落ちませんでしたが、クロードは慌てていました。というのも、彼の父親が落ちて亡くなったことが重なって仕方ない。

「何も出来ないのはお前だけじゃない! 俺だって爺さんだって、そんなの同じだ!!」

恐らくは自分が認めたくないこと、どうしようもない本心ですね。
声を必死に張り上げて、精一杯手を伸ばして湯音を引き上げることに成功。
頭の熱も冷え、クロードは自分のことを話し始めました。手袋のこと、父親のこと。
その父がグラン・マガザンで作業中に死亡したことも。連れて行きたくなかったのも、これが理由ですか。

戻ったクロードですが・・・湯音の履物がないんでお姫様抱っこ。
周りも楽しそうですが、何より本人が照れ照れで可愛いぞw
そのクロードから降り、心配をかけたことを詫びる湯音ですが、いるだけでも安心させてるんだからとオスカーさん。

「私、ギャルリの家族になれたでしょうか?」
「ああ」

おずおずと問う湯音に、クロードは優しく答え、実に嬉しそうに笑う湯音でした。
最初のころから、家族になりたいと言ってましただけに、喜びもひとしおでしょう。
暖かい笑顔は、締めとしては最高です。


アニメ化以前から今に至るまで、巻数が2巻しかないという状況だっただけに色々と危ぶまれていましたが、それをあっさり吹き飛ばす素晴らしい出来でした。
何分、原作のストックがないだけに、それを如何に膨らませ、魅力的にみせられるのか・・・この辺はスタッフの腕の賜物でしょう。
柔らかな雰囲気を持ち味に、特に背景に気を入れ異国情緒を見事に出していたのは大きいですね。
また、キャラクターとしては、オスカーさんとアリスが愛されてるなと思ったり。
安定した年長者として脇を固めたオスカーさんと、奔放さで話を引っ張れたアリスの役割は、見ていて実に気持ちのいいものでした。
こういう点としては、原作よりも出番が多かった分、扱いが良かったですね。

反面、浮浪児とのその後の絡みやグラン・マガザンのカットなどの幾つかの省略された点は気になったかな。
とはいえ、広げ過ぎるよりもきっかりまとめてくれた方が嬉しいので、左程問題はないかと。

何はともあれ、これで最終回。十二分過ぎる程に楽しませていただきました。
スタッフの方たちには、心から感謝を。
ありがとうございました!
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異国迷路のクロワーゼ 第十一話

2011年09月17日 | 異国迷路のクロワーゼ(終了)
冒頭からアリスが湯音をお誘い中です。
ブランシュ家のグラン・マガザンはいかが?と、そこで日本展をやるとのこと。
嬉しそうな顔をするも、クロードがいないので、と却下。
あっさり引き下がるアリスですが、最初期に頑固な面を見ただけに、無理もないか。

そんなところに帰ってきたクロードですが、アリスの返事にはノー!!
最近の流れでみるならいける可能性もあったのでしょうが、悲しいかな、仕事先ががががが。
アリスたちが帰った後も、クロードはご機嫌斜め。お金をもらえる仕事はしっかりしていましたが、それでも気は晴れず。
クロードにとっての父親の存在は、殊の他、大きいみたいですね。

自宅で仕事をこなすも、うまくいかず…気持ちがもろに出る仕事なだけに、本人としても困りどころ。
そこに湯音が来てはグラン・マガザンに行きたくないと述べ、ほっとしてますね。
代わりに、外への出歩き。湯音がやたら嬉しそうで……でも、しっかり湯音の気持ちのことはとオスカーさんに釘を刺されてます。この辺は当然かと。
そしてカミーユに言われたことが、ちくりちくり重なるという。
自問自答をするも、その様は無理やり抑えてる感じですね。

翌日、公園に三人で出向くと、オスカーさんがパンを使って軽い手品。
この御爺さんだけは、やっぱりなんか違いますね。どうにも軽快というかw
その後、湯音はふらりとしてしまいますが、オスカーさん、お酒ぇ・・・。
そのお酒が呼び水となり、湯音の過去がポロリ。前日のクロードにとっては「細かい話」で済ませていましたが、見過ごすわけにはいかないと。

それは湯音の姉のこと。
目の色彩が違う姉に、よかれとかけたおまじないが、失明につながったと・・・。
勿論、ただの偶然。しかし、実際になってそれを重ねることは人の性でしょうか。
そんな彼女を労り、励まし、そして姉の気持ちを語るオスカーさん。
姉にとって、嬉しかったんだろうなぁ、とは間違いないでしょうね。

家に戻った後、クロードは迷っている?
オスカーさんから話を聞くなり、さらに呆れてましたが、実際信じているというのは湯音のことと言われ。
さらにはクロード自身のことを指摘されてます。
次回、そこら辺りをどうするのか・・・。
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異国迷路のクロワーゼ 第十話

2011年09月08日 | 異国迷路のクロワーゼ(終了)
古そうな書類のひもを解くクロード。
何やら集中しているのか、湯音は静かに退室。でも、食事当番がクロードだったという。
何をしてるのかとオスカーさんがそこにひょっこり。ある種、この作品で一番明るい人なのかも。
そのクロードですが、亡くなった父親の物を眺めていたとか。

クロードが出立したのを見送り、湯音は周囲を軽く見まわします。
其処にはクロード達が作ったギャルリの看板が、今もしっかりと在り続けています。その中には、湯音がうっかり壊して補修された蝶の看板もありました。
こういうのを見ていると、誇りだと言い切るクロードの気持ちもわかりますね。
で、湯音ですが、帰り際にコーヒーのお誘いや、赤ん坊の相手、子供に絡まれたりと、すっかりなじんでいます。
以前は怖いとも思っていたのに、今はそれもなくなったようで…しかし、猫好きは相変わらずw

オスカーさんから掃除を勝ち取り(?)掃除タイム。そこで見かけたそれは一体?
それを見てピピン☆ときたらしく、オスカーさんがちょっとしたお遊び気分で道具のセッティング開始。
其処にアリスもやってきましたが、上映会のそれで矢鱈力入れて見る二人に笑った。更に、映像を出して驚くさまが愛らしい。
いきなり飛び出てこられては、驚くのも無理はないかな。

幻灯機、とのことですが、えらく楽しそうで。
そのあとに動く様を見せていましたが、二人が食いつく、喰いつく。
アリスは龍、湯音は猫と、それぞれが好きなものを描いては動かして楽しんでますね。

アランがやってきますが、更にこれを2台追加で用意。
ギャルリの人たちも読んで、ちょっとした上映会に発展してます。
アリスがお婆さんに席を譲ったり、床の方に誘われて渋々ながらも一緒にしたりと、確実に馴染んでますな。

三台を合わせて使い、裏方の連携で綺麗に動かすオスカーさん達。
幻灯機を手持ちで動きをつけるところがなんかいいです。振って動きをつけ、引いて遠近をつけたりと、この辺は裏方の遊びが出てますね。
この上映会に観客は満足か。この辺は、アリスの反応を見ても確実。
この上なく、実に楽しんだ様子ですよ。

そしてクロード。看板の事を頼まれていますが、父親のことが大きい。本人としては、どうにもとげとげに。
ただし反発だけではなく、良い物を作ろうと図面を描きだして努力するクロードでした。


大きなトラブルなどなく、のんびりとした日常にちょっとしたイベント。そんな感じのほのぼの回でした。
こういう点がこのアニメの持ち味になってますね。

次回もまた期待しますよ!
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異国迷路のクロワーゼ 第九話

2011年09月01日 | 異国迷路のクロワーゼ(終了)
アリス大歓喜。御着替え済みの湯音を見て、早速抱き付いてます。
その服の意味合いを知れば、それも無理ない気もしますね。

庭に案内された湯音ですが、そこにはアリスの指示した日本のお茶道具がきっしりと。
随分とはしゃいでますが、懐かしいのもあるんでしょうね。
でも、アリスのお茶の淹れ方と、砂糖にミルクは・・・w
なんだか、どっかの艦長を思い出しましたよ。
いわゆる抹茶ミルクなわけですが、湯呑みとかでやるのはどうにも違和感。

次に自分の物をたてるも、やはり苦い。
そして正座にはつきものの足のしびれが! ・・・慣れない外人にはきっついわぁ~、これ。

そんなアリスの独り舞台を上から眺めつつ、思い返されるクロードの昔。
随分と仲良くやってたようですね。そしてカミーユは外に出ず。クロードが誘っても、興味ないと外に出ないまま。
ある日、外に一人で出たカミーユですが、クロードの話していたギャルリへ。
・・・色合いが全然違うことに驚きました。おまけに子供一人では、目も引く目も引く。道行く人たちが注目するのも無理ない話。

そんな彼女ですが、クロードの仕事ぶりを見るも、気づかれて逃走。
家のところで捕まるも、その理由を解せぬクロードは臆病ものと・・・子供故に無理もないのですが、カミーユにはきっついなぁ・・・。
クロードと会える自由を奪われるのを何より嫌っていた彼女。それを初めて知り、今まで思いもよらなかったクロードは・・・。
今に至る問題の最大の理由は、これですね。


帰り際。自分の一部を与えてくれたカミーユの事を優しいと述べ、次いでコルセットの意味を語る湯音。
カミーユがそれをする理由は、自分の為ではない。と。
お前もなのか?と問うクロードですが、分かりませんと素直な返答。
「なら、俺がもっと知らないといけないわけだ」
クロードの顔はすがすがしく。今度は自分から知りに行こうというところでしょうか。
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異国迷路のクロワーゼ 第八話

2011年08月25日 | 異国迷路のクロワーゼ(終了)
お茶会に誘われた湯音ですが、クロードもお付き合い。
当然というべきか、アリスはやっぱりいい顔せず。クロード自身も、どこか居心地悪そう。
回想とオスカーさんの話を見る限り、カミーユの事が引っかかってるみたいですね。

そんなクロードはどうでもよさげ(ぉ)
アリスは湯音を連れて庭園へ。ホントにこの子は堅苦しいのが嫌いなんだな・・・。

一方のクロードですが、アリスからのお誘いが。
どうもクロードは彼女が苦手。
雰囲気的にも捕らえどころがないようで、そんな彼女からは男女の差と、彼女をどれだけ知ってるの?と言わんばかりに質問攻めが。
・・・うぅん、なんともはや。
良い様に言われるクロードですが、アリスが湯音を人形扱いしてると抗議。しかしそれは誰のことなのか・・・。
逆に自分の事ではと言われ。更に好きだけどちょっと残酷とも。見事にバッサリ切られてますな。

その頃のアリスたちですが・・・・当然というべきでしょうか、日本の事に興味津津。
昔話に聞き入ってますね。でも、主導権の話は勘違いの様な・・・・。
フランスの女性に主導権の無いおとぎ話設定にも不満だったりと、どうにもアクティブなのが彼女です。
彼女が湯音を気に入ってる一端は、単身でフランスに来た強い女性ってことも大きいのですね。

部屋に誘っては天井の話を語るアリス。龍の話に無邪気に笑うカミーユが随分と・・・。
今は全然違うので、やはりギャップが。
アリスと入れ替わりに近い感じで来たカミーユですが、ちょっと当たり気味? 服を選ばせるも、クロードに合わせても見てくれないと…この辺は、彼女の中の願望ですね。
ちゃんと見てほしいのか…。

そんな彼女に、無邪気に笑って「私もそう思います」と返す湯音。
毒気を抜かれたのか、その後は優しい風情のカミーユ。湯音が着ているその服の意味を教え、家でのアリスの事も案じてます。
憑き物が落ちて、すっきりした感じですね。



それにしても、随分とアリスが愛されてるなぁ、と思ったり。
実際のところ、ムードメーカーとしての使い方がかなり上手いです。
ページの都合もあるとはいえ、原作でも話数がもっと出てていれば、また見方も変わったんでしょうけどね。

カミーユの龍の件に関しても、大きく綺麗に話を膨らませてます。最後の締めもいい具合で・・・。
そして原作では1話で終わった話ですが、まさかの続きで2話に。
原作を上手く活かし、丁寧により描くのが、このアニメの真骨頂ですね。

・・・次回、空気だったクロードの逆襲に期待(爆)
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異国迷路のクロワーゼ 第七話

2011年08月18日 | 異国迷路のクロワーゼ(終了)
前回からこほんこほんやっていた湯音ですが、どうにも体調に異変?
身体に無理が来ているのか・・・そこにクロードがやって気案すが、梅干しで退散。
前知識なしに、勝手に食べてましたものね(苦笑)

食事の後、外を眺めていると、泥棒をした少年が。
前回の者を返してというも、撃ってしまっただけに当然、なし。
そんな少年にもう盗まないでとパンを渡すも、クロードに見つかり、また店が襲われるかもしれないと怒られてしまいます。

…実際のところ、クロードの言は正論以外の何物でもないんですよね。
味をしめての再犯なんて、珍しいことでもありませんので。
湯音は随分と少年の肩を持ちますが…この辺は、日本での見方というよりも、単に湯音自身による見方ですね。

とまあ、もめているところに、アリス襲来。なんかえらく彼女に救われましたね。
新しい物を見せたいそうですが、かんざしと間違えて茶杓、化粧皿と間違えて硯。極めつけは臼と、この辺は詳しい人でもないと無理もない。

そんな彼女ですが、湯音の頬に軽くキス。あ~・・・これは・・・(汗)
習慣の違いって大きい・・・。向こうの名称でビズですが、まだ湯音にされてないことを分かると、えらく嬉しそうなアリス。
単に、クロードが面倒なだけな気も。あと、べたべたするのは基本しなさそう(ぁー)

その後に少年がまた現れますが、なんと湯音は彼にビズ。意味合いを知るクロードは当然激怒。
『親しい相手にする行為』―――クロードにとっての泥棒にする意味なんてわかるわけもなく。
もう二度と会うなと厳命するも湯音は泣いて下がることに。

その湯音は、今迄の負担もあって倒れてしまい。クロードは自身の所為かと自分を責めてますね。
また、湯音が話せることを隠していた為、まだ何かあるんじゃと疑心暗鬼に。
再度外に来ていた少年に辛く当たるのもまた道理か。
湯音が少年を自分に重ねていたと思い、日本に帰すことまで考え始めたクロードですが、彼女が本を抱きながら倒れているのを見てアリスの家へ。
アリスに医者と、日本の病人食を頼んで、湯音に作ってあげてますね。
また、少年が自力で考えて持ってきた花を告げて渡したり、湯音にビズをして家族という等、確実にいい方向に向かってきているクロード達。
ほんわかぶりは、この先も続きそうです。

アリスに頭を下げるクロードや、その話を聞きクロードの変化を驚くカミーユ。
少年が花を泥棒しようとして止めるところを描くなど、全体的な丁寧さが相変わらずいいですね。
そして最後の氷風呂のテンポの良さは笑った。素敵過ぎる漫談w

なんともいい具合の今回でした。次回もまた楽しみです。
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異国迷路のクロワーゼ 第六話

2011年08月14日 | 異国迷路のクロワーゼ(終了)
頑固な湯音は変わらないまま。
アリスがメイドに手伝わせようとするも、仕事だからと譲りません。
この辺の生真面目さは、当初からの湯音の持ち味ですね。
・・・周りは少し大変そうですが(ぉ)

するべきことを片付けて、アリスの家へ。
色々と着てもらいたい様子のアリスですが、まずは一着目。当然、着せてもらうのは慣れない様子。
自分ひとりでやると、鮮やかな手際で綺麗に収まります。普段着ですものね。
今度は逆に、アリスにという話に。なんか、普段の着てる様は、羽織みたいになってる・・・(ぁ)

コルセットを不思議そうに眺める湯音ですが、確かに日本にはこの手のはありませんね。
アリスが語る中、「カミーユが期待されている」と聞き、何か感じたのか・・・。
心なしか、カミーユの顔が曇った風に取れますね。

そして湯音も着替え・・・ずっと和服だったせいか、違和感が(汗)
ん~、髪が長ければ違うのでしょうか? 本当にお人形のような雰囲気です。

彼女の持ってる服で着替えっこしつつ、写真を撮ろうとするも…不慣れな服は大変ですね。
裾にてこずるアリスがほほえましい。
そして写真屋さんのおじさんは、もっと大変そうだw 
時間がかかるタイプなだけに、当時の人も、苦労が多いんだろうなぁ…。


何だかんだと落ち着かずに迎えに来たクロードですが、カミーユの事を聞くなり、顔つきも変わって。
湯音もカミーユを気にしてましたが、ドレスのクリノリンを「とりかご」の見立てにしたのは分かり易い良い表現かと。

最後に写真が出来ましたが……湯音の表情が(ぁ)
初めてではないはずなのに、初めて写真を撮ったような感じがなんともこの作品らしいです。
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異国迷路のクロワーゼ 第五話

2011年08月05日 | 異国迷路のクロワーゼ(終了)
所変われば習慣も違うと。
日本では笑顔の接客が望まれるものの、パリでは違うように受け取られてしまい、全くの逆効果。
クロードからの注意の言も含めてですが、湯音は意気消沈としています。
お客さんへの意識も、湯音とクロードでは全く違いますね。
でも、この辺はクロードにとっては無理もない、というよりは当然でしょう。
特に治安の関係や、ああいう少年の現状をよく理解しているのならば。

ランプを磨きながらも分からないと思う湯音。自分自身を使い道の無いランプと同じとするも、オスカーさんはそれを穏やかに否定してますね。
ただし、先の事もしっかり把握しているらしく、電気のことを予見し、ギャルリの行く先も見据えていました。
旅行、だそうですが…いつものことのようで。

そんな注意もそこそこ。
店番をしていた湯音ですが、以前見た少年に店の品を盗られてしまうことに。
それを追いかけるも、捕まえることはできず。

失意にギャルリ中を歩くも、どこが何所かわからなくなってしまいました。
そこに見知らぬ人から声をかけられるも、先のクロードからの言がよぎり、振り払って走ることに。
訳もわからぬまま走り、クロードが無事に発見。謝る彼女に、

「お前の無事以上に価値のある商品なんか、店には置いてない」

と、柔らかく述べていますね。
帰りの際も、パリの人のことを告げ、警戒を穏やかに解いてます。
先程声をかけてくれたアランにもわび、今後は仲良くやっていけそうで。

そしてオスカーさん、すごくイタリア系(爆)
軽やかにランプを直しては灯し、花を一輪だけ残して去っていく。
えっらく軽いフランス人というか・・・クロードにも愛人かといわれてますし、若いころがどんなだったか、手に取る様に浮かびます。
直ったランプに当てられながら、穏やかな夕食を囲う二人。
まだまだ馴染み始めの頃、ひと悶着あったわけですが、どうにかやっていけそうな湯音でした。

それと少年について。
売却先や、最後の方にパンを手にするところ等、その後も描かれてたのは印象的でした。
原作では無い部分でしたが、この辺はその子の日常が分かり易くていいですね。
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異国迷路のクロワーゼ 第四話

2011年07月30日 | 異国迷路のクロワーゼ(終了)
アリス暴れな回。いや、怪獣じゃないんですけども。
しかしこのお嬢様はマイペースだ。


相変わらずチーズに悪戦苦闘中。醤油に付ければ大丈夫みたいですが、クロードに驚き過ぎだw
そのクロードは醤油が駄目みたいですね。まあ発酵食品なんて匂いでアウトってのが多いですし、無理もないか。
そんなときにオスカーさんは、日本のすき焼きを思い出し、夕食は湯音にお願いすることに。

また、湯音は暫くお風呂に入ってなかったようで。これが響き、夜中に行水をしようとして・・・ばしゃんん!
無理もないですよね。風呂に入るのが習慣だっただけに、風呂がないときついです。
後日、アリスに誘われていましたが、そこできっちり入ってるのには驚いた。始め断ってたのにw


さて、肝心のアリスですが、どうにも湯音に興味津津。
元より日本好き…というより、舶来かぶれというべきでしょうか。
湯音を見つけてすぐにお持ち帰りする気満々。
なんというか、幾らとか言いきるのが時代とその立場を端的に表してます。あ~・・・これはクロードもいい顔しないわな・・・。

とはいえ、湯音自身の選択で行ってみたいとして、お屋敷へ。
色々と楽しんでましたが、そこにずっといることは拒否しました。
湯音の形見の着物も出されましたが、それでも動かず。一時間の土下座待機。・・・頑固さは相変わらずですね。
クロード自身もそれを語っていましたが、本人に聞かれて。ああ、餅のように膨れてらっしゃるw

その後、すき焼きをしっかり作成。
クロードは醤油がきついか。とはいえ、挑戦して見てもいいと、配慮も見せてます。

形見の着物は、結局受け取りませんでした。
クロードとの交わした約束があり、何より信頼しているからこそ、ですね。
単純に取り返したのなら意味合いも違うのでしょうが、そうではなく。
出会って短期間ながらも、二人の信頼関係がしっかりと見てとれる良い回でした。
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異国迷路のクロワーゼ 第三話

2011年07月20日 | 異国迷路のクロワーゼ(終了)
アリスとカミーユの登場回です。
とはいっても、次回への繋ぎ的な意味合いが強いですね。


湯音がアイロンをテクテクかけてますが、オスカーさん心配し過ぎ。
まあ、危なっかしいのは分かりますけどね。
クロードが日本の事を聞いてましたが、写真でもないとわかりづらいでしょうねぇ。もしくは絵画とか。
大雑把な説明だけでは、イメージがわかないのも無理ないです。
それでも、クロードのイメージで相撲はシュール過ぎておかしいぞw

湯音がパリに来た理由は、憧れから。オスカーさんに自分から頼みこんだそうですが、これにはクロードも驚いてますね。
行きたい場所とかも有るのではと問うも?まだ慣れてないのが大きいようで。
そんな彼女に、ババというお菓子のプレゼント。
未知のそれに感激する様が、実に分かり易くてほほえましい。そんな彼女からは、お礼にと折り紙で鶴を作成。
手際の良さにオスカーさんから魔法使いか?と言われていますが、これは以前言われた魔法使いの返しですね。


手紙を書いてるところにふらり。
彼女の文字を教えてもらいましたが、ふと手紙自体を気にすることに。
クロードは紙質を気にしていましたが、高いのはダメと湯音が拒否。前回見てましたね、これも。
そんな彼女から教わった字ですが、看板のデザインへと綺麗に生かしました。あとで手紙用の紙も買っていましたが、これのお礼の意味合いもあるんでしょうね。

雨の降る中を、雨音を楽しみながら二人は散策。
やがて晴れた橋の上で、クロードは自分の一番好きな景色・パリの夕景を教えるのでした。
穏やかで、なんともいい具合です。


それにしても、クロードが原作三割増しぐらいでまるいです。
なんというか、穏やかなんですよね。元の話自体が少ない上に、そちらではシリアスも入るので、比較するとアニメのが優しいお兄ちゃんをしてる気がします。
見てる方としては全然問題ないんですけどねw

では、これで。
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