日向で雪遊び

WTRPGやFGOなどのゲーム。
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こどものじかん 第12話(最終話)「こどものじかん」

2007年12月29日 | こどものじかん(終了)
エゴと愛情の違いって、どこらあたりが境目なんですかねぇ・・・。
最終話を見て、そんなことを思ったり。

それはさておき、最終話レビュー行きますぜ!



あれから学校に来ないりん。
表向きは「おたふく風邪」ということになっているようですね。

そして、学校に来ないりんを気にする青木先生。
そんな先生をそっけなくもサポートする白井先生。
「よくあることだと言ってるの。あの調子なら、すぐに熱も冷めるでしょう。今は様子を見ておきなさい」

うん、やっぱり白ちゃんは頼れる先輩だw


そのころ、りんはレイジと遊園地に。
ただし、りんはつまらなそう。それは何よりも学校に行きたいから。
しかし、そんな願いはもちろん圧殺。そして携帯さえも没収される。
嗚呼、レイジがとってもクレイジー(汗)


家へ帰ると、ポストにはリン宛てのものが。
それを手にして、家の中へ足早に消えるりん。

「みんなが・・・先生が、あたしを待ってる・・・」
学校に行きたい、そんな思いは更に積もる。きついなぁ・・・。


朝、ごはんを作るレイジを窺い、外へ出ようとするリン。しかし、そこはヤンデレレイジ。
センサーがぴぴりと受信し、あっさり気づかれた!?
「どうして、わかってくれないんだ・・・?」
「わかってないのはレイジの方じゃない!!」
「全部お前を守るためだ!!!!!」

肩を掴まれ、正面から恫喝にも似た勢いが・・・てか、むしろ、殺気?(汗)
いずれにせよ、その勢いでまたもや圧殺・・・ヤヴァイ、ヤヴァイよ・・・。
そして、その極め付けが、りんのいる部屋を外から鍵でロック。
これ、完全に幼女監禁だろ!!!???



「うおぉぉぉぉぉ!!!!!! 猛烈にりんちゃん不足ゥゥゥゥゥ!!!!」
リンが来ていないため、黒ご乱心(爆)
なんか禁断症状云々との賜ってますが、もう末期なんじゃ・・・(ぁ)

しかし、それは青木先生も似たようなもの。
体育館裏で心配して電話をかけているも、勿論通じず・・・。
そんなところに先ほどの二人が登場。

「りんちゃんに会えないからってうじうじうじうじキメえんだよ!!(ぱぱらぱぱぱらぱ)MEGYAAAAAA!!!!」
「・・・は?」
「(があがあがあがあって教えたの」

意味不明なことを言ってウサ退散。
てか、規制が長過ぎてホントに意味不明ですよ!(爆)

逆に、黒は残ったままで珍しく先生を励まし。
照れくさそうに目線を合わせず、ぶっきらぼうにとってもツンデレ。
うぁ、普通に可愛いぞ。

「ありがとな・・・」そう言って黒を撫でる先生。
思わず飛び退くも、しかし悪い気はしていないみたいですね。

「ちょ・・・ちょっと、気持ち良かった・・・(//////)」
普段もこれぐらいだったらいいのに(微苦笑)



「嘘です。九重がそんなこと言うはずがありません」
「りんを転向させる」その手続きにきたレイジ。
勿論、青木先生はそんなことに納得が出来ない。何故なら、りんを一番見ていたのは青木先生、その人だから。
しかし、りんのことを口にするとレイジが激昂。

「お前に!! 大人なんかに何が分かるっていうんだ!!!」
「大人って・・・貴方だって大人でしょう?」

坊やだからさ・・・(爆)

この上ない正論を突き付けられ戸惑うレイジ。
いやホントに坊やの心算だったんかい(ぉ)
ここ、青木先生の口調、呆れてるっぽく感じましたよ。

そして、碌に反論もせずに・・・というより、出来ずに強引に話を進めるレイジ。
宝院先生が口を挟もうとするも、それは白井先生がストップ。
「正面場よ、青木先生・・・」


帰宅してりんの部屋に入ると、そこには無数の鶴の折り紙が散乱・・・。
そして今も作り続けてる・・・怖いよ(汗)

それを踏みつけ、中に入るレイジ。
転向のことを口にすると、今度はりんが激昂。
その手にある鋏にレイジが気づくと、なんとりんは鋏を突きつける!!
「私を・・・学校に行かせて・・・!!!」


手にした刃物とその瞳。
それは、紛れもなくレイジの中にある苦しみそのもの。
許せない奴らと同じこと、それを自分はしてしまった。あまりのショックに、レイジは悲鳴を上げて気絶してしまうことに。
溺愛している相手にこれか…確かにショックも一層でかいよなぁ・・・。

悲鳴を聞き、慌てて中へと駆け込む先生。
レイジをベッドに寝かせ、りんを優しく自分なりに諭す。おお、不器用だけどカッコいい!!
そして、それを目を閉じていたまま聞いていたレイジ。
そこには嘘偽りのないりんの声。それを素直な状態で聞けたため、彼も少し救われたんじゃないでしょうか?


帰る際、外でりんから握手のおねだり。
「みんな待ってるから」
「うん」
「俺も、待ってるから」

ここ!! ここの場面、今回の中で一番好きです!!!
単純に抱きしめたりとかではなく、握手する行為のため、ぐっときますね!!
そして何より、青木先生の頑張ってきた結果がとてもよく出た場面だと思います。



翌日、そこにはいつも通りのりんが。
無事に学校に来れるようになったんですね。
そして、いつも通り振り回される青木先生。ああ、相変わらず(苦笑)

って!? おおおおおおおおおおおお!!!!
このエンディング、OVAに使われてたやつじゃないですか!!!
テンポが良くて好きだったんですが、ここで持ってくるか!!!!!

そして、これからも続く日常・・・。
うん、とても言い終わり方だったと思います!



話的に総括するなら、青木先生の成長物語というのが一番ですね。
少しづつ慣れて、それでも振り回されて。しかし、頑張って進んでいく。
一部、ネタを詰め込み過ぎでは?という点もありましたが、12話の中でよく収めたと思います。

難点を上げるのなら、規制の多さでしょうか。
これはある種、規制アニメという新ジャンルを作ってしまった様な勢いでした。
明らかに要らない箇所でも規制を入れるのと、何よりシリアスパートで規制が入ると『ギャグ』になってしまうのが、見ていて非常に勿体なかったです。

とはいえ、全体的に面白く、そして最後もしっかりとまとめてくれたため、かなり楽しめました。
スタッフの方たちには、お疲れさまでしたといいたいです。
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