統領と軍団長が姿を見せた。
『やあ~、スダヌス浜頭!ようこそ、ようこそ、達者でしたかな。貴方の肝いりで、いいところに砦を築くことができる。感謝の気持ちでいっぱいです』
『統領!そのように言われると私は恐縮いたします。いい城市を築き営まれますよう祈ってやみません。それに、今回の海賊掃討作戦の快挙、よろしゅうございましたな。おめでとうございます。心からお喜びを申し上げます。あのような者どもは目の上のたん瘤ですな、そのたん瘤が無い、まったく喜ばしいことです。無いにこしたことがありません』
『どうも、どうも、浜頭の言われる通りです。これを聞いている私、そして、耳にしている一同、感動しています。ありがとう、浜頭』
『ここに持参しました物、私どもの気持ちです、どうぞおおさめください。魚は新鮮ですぞ!朝採れのキトキトピチピチです。何かと目出度い行事です。羊は白と黒で整えました。どうぞ、お受け取りください』
スダヌスは、ここで姿勢を整え、周りの者たちにも姿勢を正すよう促し、改まった。
『今回の事、全ておめでとうございます』控えている浜衆たち一同もスダヌスの言葉に和して合唱した。
『浜頭、ありがとう。この品々、喜んで頂戴する。本当にありがとう』
アヱネアスは、深く礼を述べた。訪問歓迎の言葉のやり取りが終わった。互いに満面に笑みをたたえての交歓風景であった。
『スダヌス浜頭、どうです。少し歩きましょうや』
『いいでしょう。歩きましょう』
『浜頭、今日はですな。ハニタス、それに土豪のガリダ頭がこちらに来ることになっている。もうそろそろだと思うが』
『そうですか、申し合せたように会えるというわけですな。あの小島の海賊どもを一掃された。もう、キドニアの街をはじめ、岬半島、知らぬ者はいません。砂と火山灰のあの小島。こうして眺めてみれば、あのような奴ら、居てもらっては百害あって一利なしです。消えてなくなって当然ですな』
『やあ~、スダヌス浜頭!ようこそ、ようこそ、達者でしたかな。貴方の肝いりで、いいところに砦を築くことができる。感謝の気持ちでいっぱいです』
『統領!そのように言われると私は恐縮いたします。いい城市を築き営まれますよう祈ってやみません。それに、今回の海賊掃討作戦の快挙、よろしゅうございましたな。おめでとうございます。心からお喜びを申し上げます。あのような者どもは目の上のたん瘤ですな、そのたん瘤が無い、まったく喜ばしいことです。無いにこしたことがありません』
『どうも、どうも、浜頭の言われる通りです。これを聞いている私、そして、耳にしている一同、感動しています。ありがとう、浜頭』
『ここに持参しました物、私どもの気持ちです、どうぞおおさめください。魚は新鮮ですぞ!朝採れのキトキトピチピチです。何かと目出度い行事です。羊は白と黒で整えました。どうぞ、お受け取りください』
スダヌスは、ここで姿勢を整え、周りの者たちにも姿勢を正すよう促し、改まった。
『今回の事、全ておめでとうございます』控えている浜衆たち一同もスダヌスの言葉に和して合唱した。
『浜頭、ありがとう。この品々、喜んで頂戴する。本当にありがとう』
アヱネアスは、深く礼を述べた。訪問歓迎の言葉のやり取りが終わった。互いに満面に笑みをたたえての交歓風景であった。
『スダヌス浜頭、どうです。少し歩きましょうや』
『いいでしょう。歩きましょう』
『浜頭、今日はですな。ハニタス、それに土豪のガリダ頭がこちらに来ることになっている。もうそろそろだと思うが』
『そうですか、申し合せたように会えるというわけですな。あの小島の海賊どもを一掃された。もう、キドニアの街をはじめ、岬半島、知らぬ者はいません。砂と火山灰のあの小島。こうして眺めてみれば、あのような奴ら、居てもらっては百害あって一利なしです。消えてなくなって当然ですな』
