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2012 9/29の拝観報告(大徳寺 養徳院)
写真は、方丈内陣
今日の午前中はいつものように長男の幼児教室。
気を使って次男も連れて行き、妻をフリーにしておきます。
そして12:30に帰宅するや否や、いつものように1人でお出かけです。
午後からは、「千年の心得」で予約した、
京菓匠 笹屋伊織 十代目女将の京菓子の話と茶道体験
で、大徳寺の養徳院に行ってきました。
13:15頃到着し、養徳院内へ。
方丈前庭は”池のある”枯山水庭園。
結構きれいです。
最初に御住職のお話が30分。
大徳寺から茶道への流れのお話なので、当然”茶面”の話題になります。
そこで初めて聞いたのが、
天龍寺は”羅漢面”と。
どうやら石の上で修行僧が座禅をする姿が”羅漢像”みたいだったからだそうです。
初耳でした。
次に笹屋伊織の女将のお話が30分。
お菓子の名づけ方などを、面白くお話して下さいました。
特に京菓子は、”五感で味わうものである”の下りで笑いました。
「春は緑色で新緑を、秋は赤で紅葉を表す”きんとん”も、目をつぶって食べたら材料は同じなんで同じ味なんです!」ってアナタが言っちゃぁ・・・って感じでした(笑)。
そして休憩の後は、お手前の頂き方を教えて頂き、その後実践しました。
これは明らかに今日庵の前に行っておくべきでした(笑)。
少しは茶道の”何がどうなっているのか”ぐらいは分かりました(笑)。
そして最後に女将のイイお話を聞いて16:00頃終了でした。
この日はあの”どら焼き”も特別に販売して頂けたので、もちろん妻へのお土産に買って帰りました。
しかし最後に驚きの出来事がありました!
門を出て帰ろうとすると、
「すいません・・・アマデウスさんですか・・・?」と声をかけられたのです!!!
「どうして分かったんですか?」と聞きますよね。
すると、
「そのおカバン。」と言われました。
う~~ん・・・通です(笑)。
なんとその方は、いつもコメントを頂く”茶花”さまでした。
次回は11/23のアマデウス会の同行ツアーで御一緒するので、またよろしくお願いします!
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左サイドバーにあります。
是非ご協力を!
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くろさまの日程案1(11/3(土))
写真は、北野天満宮 御土居の紅葉
今回のご相談の概要は、
大将軍八神社・浄福寺・報恩寺・冷泉家・清浄華院・廣誠院・真如院・長講堂・金戒光明寺・大統院・妙法院・寶樹寺・東福寺塔頭(秋のみ拝観可の所全て)芳春院・聚光院・城南宮・安楽寿院・北野天満宮・宝鏡寺・廬山寺
に、11/3、11/11、11/17の3日間(日帰り)でまわりたいが、どうすればいいか
です。
11/3
8:30 京都駅→市バス205系統で京都駅~府立医大病前→廬山寺(11/3はAMのみ)→清浄華院→市バス59系統で府立医大病院前~烏丸今出川→冷泉家→タクシー→真如院(15:00まで)→9系統で堀川五条~堀川下長者町→50系統で堀川下長者町~千本中立売→浄福寺→50系統で千本中立売~北野天満宮前→北野天満宮→徒歩→大将軍八神社
1:→市バス205系統で北野白梅町~京都駅
or
2:→市バス205系統で北野白梅町~西ノ京円町→JR嵯峨野線で円町駅~京都駅
この日程案で最も奇異なのが、冷泉家→真如院→浄福寺の流れでしょうね。
これは本当なら真如院は京都駅に帰ってくる途中に入れたいのですが、拝観終了が15:00。
真如院をガッチリ守りにいった訳です。
しかし真如院は例年秋に公開をしているので、来年でもOKならこんな変なことはしなくてもいいと言えばいいです。
また大将軍八神社の後は、2のプランの方がいいでしょう。
西大路通で京都駅までバスは、結構時間がかかります。
さらに根本的な問題ですが、
今後のプランでは、城南宮(寺宝公開)と安楽寿院(毎年春と秋に独自の特別公開あり。しかし鳥羽法皇像は今回のみ)が厳しいのです。
これらをどうしても組み込むなら、例年開催の真如院と大将軍八神社をカットする方法もあります。
冷泉家→市バス203系統で烏丸今出川~北野天満宮前→北野天満宮→50系統で北野天満宮前~千本中立売→浄福寺→50系統で千本中立売~二条城前→地下鉄東西線 二条城前駅~烏丸御池駅~烏丸線に乗り換え烏丸御池駅~竹田駅→安楽寿院→徒歩→城南宮→らくなんエクスプレスで城南宮前~京都駅
です。
また市バスに3回は乗りそうなので、市バスの1日乗車券がお得です。
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對龍山荘3 南側の庭 露地庭園(南禅寺別荘群散策15)
写真は、聚遠亭から見える南側の庭。
大滝の上の2叉路を直進します。
すると左手に大きな芝生のある四阿(あずまや)があります。
この四阿の前が十字路で左手に四阿、右手と直進の道が南の庭の散策路のループです。
まずは右手に進みます。
正面に居間棟があり、左手に庭園が拡がります。
中央に川が流れ、所々に水落があります。そして居間棟の聚遠亭の前で小さな池となります。
南の庭は木立の背丈も低く、広く見渡せます。
芝生に散策路周辺は苔です。
庭園の正面奥に十三重石塔があり、これがちょうど真東で、満月がこの上に登るそうです。
それを、聚遠亭や居間棟2階の丸窓から眺める寸法です。
居間棟の前から散策路を1周します。1番南側の奥の小滝から川が流れてきます。
散策路の白い砂利と散策路周囲の苔の緑がきれいです。
3/4周して四阿で休憩し、居間棟前に戻ります。
ここから聚遠亭などお茶室群前の露地庭園を進みます。
露地庭園ですが、聚遠亭前の池からの川が細く並走します。
途中に飛び石があり川を渡れるのですが、松が頭上を遮るのでしゃがまなくてはいけません。またお茶室前の川の流れの中に“流れ蹲踞”があり、これを使うにはしゃがまなくてはいけません。
こうしてしゃがませることで、川の流れを近くで感じさせるようにしているそうです。
そして階段を下ると前述の對龍台下の池の脇に合流します。
大きな庭園で川も流れダイナミックな一面もあれば、非常に繊細な計算もなされた庭園でした。
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