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2012 9/1の拝観報告2(大河内山荘)

写真は、持仏堂
花のいえを後にして、嵐山のメインストリートの定食屋でさっさと食事を済ませます。
嵐山はこの時期でも昼頃となれば、結構観光客がいます。
野々宮から竹林の路を経て、大河内山荘に向かいます。
もちろん行ったことはあります(4回目ぐらいでしょうか)が、何となくきれいな庭園が見たかったのです(笑)。
参観料は1000円と高めですが改めて見ると、ここも南禅寺別荘群クラスの規模、お手入れ、見事さですね。
もう詳細は本編にあるので、そちらを参照してください。
最後にお茶菓子と抹茶が付いているのですが、出てきた抹茶が予想外にcold!
お茶碗も冷やしてあります。
お見事な気遣いでした。
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西本願寺7 書院・飛雲閣参観5(飛雲閣、旧仏飯所)

写真は、飛雲閣
屋外に出ます。
龍虎殿の右前に築地で仕切られ周囲に木立が茂り、建物の頂上がチラッとみえる一角があります。
これが飛雲閣がある滴翠園(てきすいえん)です。
境内南の小さな戸口から入ります。
左手奥に飛雲閣、右手に滴翠園が拡がります。
右手に進むと「乾亨主人毫家」と書かれた第17代法如上人の筆塚があります。
その左手奥に四畳半で隅が斜めに切られた四阿の胡蝶亭があります。
中央奥に待合があり、右手に茶室の澆花亭があります。
四畳半+点前座の一畳+枡床で六畳分になっています。
元に戻ると正面に滄浪(そうろう)池と池に浮かぶ飛雲閣の雄姿が見えます。
滄浪池にゆらゆら映る様から“飛雲”閣と名付けられたそうです。
それは美しくも雄大な眺めでした。
1階は招賢殿と八景の間、舟入の間、さらに左手にある紅殻の建物が増築された茶室の”憶昔(いくじゃく)”、2階は歌仙の間、3階は摘星楼からなります。
飛雲閣は京都3名閣の1つで、金閣・銀閣と違う点は、ここだけ左右非対称です。
ここの1階には上段の間があります。
つまり非常に高貴な方が座られる場所です。
この上に2階があるのは失礼だということで、張り出した1階の上段の間の上には2階がない構造になっているそうです。
また滴翠園の飛雲閣に向かってずっと左手には鐘楼があります。
ここで解散し、約1時間でした。
2017年の伝灯奉告法要協賛行事「西本願寺花灯明 ~夜の参拝・特別拝観~」にて、書院、飛雲閣のライトアップがありました。
17:30から整理券の配布があり(500円以上の募金が望ましい)、19:00~21:30まででした。
特に飛雲閣は写真撮影が可能でした。
また飛雲閣の入口の左手に”旧仏飯所(ぶっぱんしょ)”があります。
昔の台所で、かつてはここで仏さまの御飯を作っていたそうです。
ここも通常は非公開ですが、2013秋の法要の際に公開されました。
内部には古いおくどさんなどがあります。
面白いのは屋根の構造です。
照(て)り起(むく)り屋根といい、屋根の下半分が凹で半分が凸になっています。
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