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2012 9/23の拝観報告2(ぎんもんど南禅寺)


写真は、松花堂 3465円

12:00頃にこども論語塾から帰り、すべてを妻に託してそのままお出かけです。

12:20頃に地下鉄蹴上駅で下車しました。
對龍山荘の集合時間の1時間ちょっと前。
予定通り昼食に行きました。

この日は”ぎんもんど南禅寺”。
無鄰菴の仁王門通に沿った隣です。

ここも近江の豪商、小林吟右門の別荘跡なので、そこそこの庭園があります。

食事は写真の松花堂、3465円です。
コンパクトですが、中々の食べ応えでした。

食後はもちろん庭園散策。

ここも池泉回遊式庭園です。
秋はもみじがきれいなんでしょうね。

庭園の詳細は、また今後の本編で掲載します。

先日の菊水と同じぐらい、無鄰菴の1/5ぐらいのスケールでした。

そして時間は、13:15頃。
そのまま集合場所の蹴上駅改札口に行った次第です。

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第5期アマデウス会の募集終了と、くろさまの日程案のintroduction


写真は、本日のアクセス数。快調です(笑)。目指せ今秋、IP1500越え!

今回も無事、第5期アマデウス会の募集を終了しました。
認定された方々には9/28の24:00までに返信メールをさせて頂きます。
連絡のあった方々、今後ともよろしくお願いします。

今回を見逃された方や今までに交信が少なかった方々は、今後コメントを頂いた上で次回第6期募集にご応募ください。



さてこれだけでは愛想がないので、現在作成中の”くろ”さまの日程案を作成する過程をご紹介します。

僕がどうやって日程作成をしているかが垣間見えるのではないでしょうか。
といっても、理論的には当然の方法ですが。

まずは今回のご相談の概要は、

大将軍八神社・浄福寺・報恩寺・冷泉家・清浄華院・廣誠院・真如院・長講堂・金戒光明寺・大統院・妙法院・寶樹寺・東福寺塔頭(秋のみ拝観可の所全て)芳春院・聚光院・城南宮・安楽寿院・北野天満宮・宝鏡寺・廬山寺
に、11/3、11/11、11/17の3日間(日帰り)でまわりたいが、どうすればいいか

です。

こんな時は
1:日程別に拝観可能な場所に分けます。
2:その中で同時にまわれる(まわるべき)場所は、ひとくくりにします→(・・・)のように。
3:そして日程特異性の高いものを固定します(赤色
4:他日程内にある固定したものを消去します(灰色

ここまでの作業が終わったのが下記です。

11/3
(報恩寺、宝鏡寺)、(清浄華院、廬山寺(AM))、(長講堂、大統院、六波羅蜜寺)、(妙法院、龍吟庵)、(城南宮、安楽寿院)、(大将軍八神社、北野天満宮)、冷泉家聚光院真如院、浄福寺、廣誠院 

11/11
(報恩寺、宝鏡寺)、廬山寺、(長講堂、大統院、六波羅蜜寺)、(妙法院、寶樹寺、龍吟庵、勝林寺)、(城南宮、安楽寿院)、(芳春院、聚光院)、浄福寺、廣誠院、金戒光明寺 

11/17
妙法院、寶樹寺、龍吟庵、天得院、勝林寺)、金戒光明寺、芳春院宝鏡寺六波羅蜜寺

次は、2日のうちどちらでもいいものがあるので、それを割り振ります。
振り分けるポイントは、
・各日程のボリュームを可能な限り揃える。
・”立地的な近さ”だけでなく、”交通機関的な近さ”を考慮する
ことです。

特に2つ目が大事です。
例えば、北野天満宮と大徳寺は、距離的にそんなに遠くはないですが、交通機関的には遠いです。
逆に角屋から妙心寺は、距離的には離れていますが、交通機関的には近いです。

各日程のパーツが決まると、最後にまわり順です。
ここでのポイントは1つ。
渋滞しそうな路線を午後にバスで走るプランだけは回避します。

以上からできたのが・・・

これを明日から連載しますね(笑)。

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對龍山荘2 聚遠亭 北側の庭(南禅寺別荘群散策14)


写真は、聚遠亭の室内。

玄関から右手に進むと、道安囲いの茶室、4畳半、聚遠亭などのお茶室があり、その前は露地庭園です。
さらに奥には8畳間が3つほどあり、数寄屋建築です。
これらの縁から南に川の流れる芝生と苔の庭が拡がります。
それぞれの床の間には、西郷隆盛、福沢諭吉、勝海舟などの書の掛け軸や、仙叟宗室や尊円法親王の書などもありました。
またここの2階に上がると南向きに丸窓があり、この庭園の景観を丸く切り取ります。
よくここに谷崎潤一郎が泊りに来ていたそうです。

さて玄関に戻ります。
靴を履いて玄関北側の小道を下りながら進むと、北側の庭園の橋に出ます。
腰掛待合が左手にあり、池を右手に見ながら池の周囲の散策路を進みます。
細く白い砂利道に周囲は苔の緑、周辺の松は視界を遮らないように短く剪定されています。
ほぼ対岸まで来ると、道が緩やかに登ってきます。
登り終えたあたりに水車小屋があります。水車小屋の奥には菖蒲や藤棚があり、それぞれの季節にはきれいなようですが、水車小屋の後ろなので、對龍台からは見えません(見せていませんが正しい)。

さらに先に進むと大滝の上に出て、散策路が右手の下りと直進の2叉路になります。
右手を下ると大きな池に沿った對龍台の下に来ます。
ここには露地庭園から流れてきた川が、急激な傾斜で水落(川の段差)や小滝を下ってきます。
しかも川のルートが、そのまままっすぐに池に流れ込まず、對龍台の下(建物の手前)まで回り込んでくる構造ですので、これらは對龍台からは見えません。

この見えないところの小滝の音が、對龍台からさも対岸の大滝の音のように聞こえていたのです。




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