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2012 8/26の拝観報告4(龍谷大学 大宮学舎 最終)
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写真は、本館2階の階段と廊下
8/26は朝からいろいろありましたが、それらはいずれもたまたまの後付けです。
そもそもこの日が拝観日だったのは、ここに行くためでした。
自転車で聖護院門跡からひたすら南下し向かったのは、龍谷大学大宮学舎です。
8/24から拝観開始です。
詳細は既に本編で掲載済みです。
感想は、本館2階の講堂と貴賓室のみの参観なので”質的”にはいいとしても、”量的”には厳しいです。
主催者も「これは単独では難しいな」と思われたのでしょう、龍谷ミュージアムとセットは納得でした。
9/23までなので、実質1か月間の公開です。
外周からはいつでも見られますが、内部に入れるのはこの機会だけです。
興味のある方は是非。
京都新聞にも載っていましたが、今回の「京の夏の旅」は途中経過ではあるものの、昨年の同時期より”減”と。
それは不思議ではないですね。
正直申し上げて、今回の小粒感では・・・。
みなさんよく御存じです。
そのためでしょうか。
来年の「京の冬の旅」は、かなり本気ですね(笑)!
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西本願寺2 御影堂 阿弥陀堂 唐門
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写真は、左から御影堂、阿弥陀堂と”逆さイチョウ”
まずは通常から拝観できるところです。
堀川通に面して右に阿弥陀堂門、左に御影堂門があります。
さらにずっと右手の敷地の角に“太鼓楼”があり、ここは新撰組が屯所時代に使用していたところです。
阿弥陀堂門を入った右手に経蔵があります。
2014年秋の非公開文化財特別公開で内部が公開されました。
中には大きな転輪蔵、その前には傳大士像、二子の普建と普成像がお祀りされていました。
1番大きな御影堂門を入るとほぼ正面に樹齢400年の大きなイチョウがあります。
イチョウは通常、上に向かって伸びるのですが、このイチョウは横に伸びているため“逆さイチョウ”と云われています。
また江戸の大火の際にこのイチョウが水を吹きかけて、御影堂を守ったという伝説から“水吹きイチョウ”とも云われています。
その背後の右手に阿弥陀堂(本堂)と左手に御影堂(ごえいどう)があり、共に国宝です。
さらに左手奥には寺務所の龍虎殿があります。
ちなみに東本願寺は、阿弥陀堂と御影堂の配置が逆です。
阿弥陀堂と御影堂は橋で繋がっています。
通常はともに下足して階段を10数段上がるのですが、ここは完全バリアフリーです。
お堂に上がるために、阿弥陀堂の横にエレベーターがあります。
御影堂には中央に親鸞聖人木像が、左には歴代法主の肖像画が、右には先々代の法主の肖像画がお祀りしてあります。
阿弥陀堂には中央に阿弥陀如来像が、左には法然上人の肖像画が、右には聖徳太子の肖像画がお祀りしてあります。
この辺りは浄土真宗の内陣のパターンのようですね。
阿弥陀堂も御影堂も同じぐらい非常に広く、内部にも入ってお参りできます。
朝にはお勤めをされています。
龍虎殿の前を通り過ぎ、さらに敷地の左奥に進むと唐門があります。
国宝の唐門は極彩色で、いろいろな彫刻で装飾されており美しいです。
それを眺めていると夕方になるということで”日暮らし門”とも云われています。
唐門の扉と屋根の間に麒麟の彫刻がありますが、これが“キリンビール”の麒麟だそうです。
2017年5/21の9:00~17:00まで、34年ぶりに唐門が開扉されました。
9:00からの式典の後に開扉され、外から境内向きの一方通行で通り抜けできました。
通り抜けは13:00まででした。
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