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向日市 泉福寺
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写真は、本堂。
泉福寺は向日市にある浄土宗寺院で、洛西観音霊場の16番札所です。
4年に1回本尊の鹿皮観音(ろくひかんのん)の御開帳をしておられます。
アクセス
JRの向日町駅が最寄駅です。
改札を出て左手に進みます。
線路沿いの道をまっすぐ南下します。
約350m先の、左手にある最初の大きな踏切を渡ります。
左クランクで約70m先のT字路に付き当たって、右へ。
ここからひたすらまっすぐに約500m進むと突き当りに歩道橋が見えます。
ここを道なりに左に曲がった左手に、泉福寺の表門があります。
長岡京から平安京に遷都された794年に建立されたと云われています。
桓武天皇が遷幸の際に大雨に見舞われ、あわてて松の木の下に逃げ込まれました。
そしてその松の木の下で観音経を唱えられると、雷雨が止んで無事に遷都出来ました。
この御礼にこの松の木で観音像を作って、お堂を建立したのが当寺院なんだそうです。
表門を入ると左手に前庭が拡がり、その奥に本堂があります。
本堂に入ると内陣中央に大きなお厨子がありますが、通常は閉まっています。
前にはお前立の不空羂索観音坐像が、両脇には毘沙門天像と吉祥天像がお祀りされています。
御開帳
4年に1度、オリンピックイヤーの4/18に本尊の不空羂索観音坐像が御開帳されます。
不空羂索観音は鹿の皮の袈裟を着ているため、鹿皮観音(ろくひかんのん)と呼ばれることもあります。
3つの目に8本の手があり、それぞれは羂索、錫杖、蓮華などを持っていました。
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