3月4日から男女群島に行く予定であったが、風が強く 定期便が欠航となり中止となる。
2年連続の中止となる。非常に残念である。
急遽、四国の沖の島に行く事にする。
いつもお世話になる 澤近渡船さんに明日行く旨を伝え 夜中の12時に宝塚の師匠宅を出発する。
宿毛から定期便に乗り 沖の島に向かう。
沖の島到着が8時前で 弁当船で磯に渡る事になり 急いで用意をする。
初日は、姫島回りの磯の様であったが、風が強く潮が引くのを待ち 別の場所で釣っていた方が多く船に乗られていた。
私と師匠は、最後に降りる事となり 千畳に渡して頂く。
バタバタと30㎝から40㎝までを3匹釣れるが あとが続かない。
島が水晶の様な岩で 少し男女群島に似ている。
2日目も天候は、良いが風が強い。
今日は、三ノ瀬回りの磯割りであるが、渡る磯があるか心配である。
潮が引くまで 昨日同様に別の場所で釣る事になる。
9時の弁当船で磯変わりをする。
朝横で食事をされていた方が、トンギリに渡られる。
立って釣りを出来ない位 釣り座が狭い状況である。
私と師匠は、ノコギリに渡る事を船頭さんに伝えていたので 渡して頂ける事になる。
ノコギリと言うだけあり 島全体が刃のギザギザ状態である。
そこのてっぺんに立ち釣らなければならない。
一投目から30㎝前後のグレが釣れ 今日は、入れ食い状態の予感がするが、後が続かない。
2号の竿に4号のハリスをセットしていたが、5回もハリスを切られる。
島の回りは、4ヒロ前後しかなく 底が見える状態であるが大型の魚がいる。
三の瀬本島、もう少し大きければ 風をさえぎり釣り易い状況になるのだが・・・・。
強風が容赦なく 後ろから吹き付ける状況で落ちそうになる。
最終日は、二並島の島割りで 高場か低場に渡るつもりだったが、大型の尾長グレは釣れるが、数が上がらないので 比較的浅いヒカリの子に渡り 数釣りを
する事にする。
親と子の水道で口太グレを狙う事にし 多めに撒餌をする。
浮きが入り合わせると手応えがある。30㎝オーバーのしまあじが釣れる。
同じパターンで浮きを流すと 再び、しまあじが釣れる。
棚が浅いと思い 一ヒロ深くすると 浮きが入り かなりの重量感がある。
やり取りをし 寄せて来るが リールが逆転し出る。何度も寄せては道糸が出 なかなか寄って来ない。
浮きが見え魚影が見えると黒い 60㎝近い尾長グレであると思い やっとの事で浮かすと 何と石鯛であった。
50㎝近い石鯛である。
その後、更に大きい青ブダイ。60㎝オーバーが釣れる。
2号の竿で 4号ハリスで良く上がったと自分でもびっくりする。
今度は、テンスが釣れる。底物釣りになってしまう。
本流の手前で30㎝オーバーのイサギが釣れると言う事であったので お土産釣りをする事にする。
釣果は、グレに石鯛・しまあじ・イサギなど高級魚も釣れた。
狙いの尾長グレは釣れなかったが、引きだけは十分楽しむ事が出来た。
澤近民宿に来られていた方と『また一緒に釣をしましょう』と挨拶をして 港で別れた。
今回も楽しい釣りが出来た。
沖の島の大型尾長グレの棚と釣り方、そして、ボイルのえびの2匹を1匹にして針に刺す方法などを教えて頂いた。
沖の島でも60㎝オーバーの尾長グレが釣れる事が解った。