7月8日・9日の連休で 串本大島の広浦渡船さんにお世話になり釣行する。
前日、電話すると『何とか渡れる』と言う事であったので 8日の朝9時30分に自宅を出て 串本大島に向かう。
前線が南岸に停滞しており あいにくの天候で 夜中に雨が降るとの予報であった。
本日も師匠と私の2人だけの客であった。
夜釣なので翌朝の向かい時間を聞くと『いつでも電話してくれたら向かいに行く』と言う事であった。
いつも、時間を気にする事なく 好きなだけ釣らせて頂く 有難い事である。
いつもの釣る東側の本命ポイントは、波が越えており 釣る事が出来ず 西側の裏側に渡して頂く。
干潮の時間だが ウネリが高く かなり磯の上まで波が上がっている。
『満潮時、波に注意する様に』と船頭さんに言われる。
裏磯でも夜中の満潮の潮が高い時は、荷物を置いている所まで横から波が来る状態であった。
明るい時間は、西側の先端で竿を出す事が出来たが、磯際は、小あじで釣りにならず、沖に流すと30㎝までのツバス・カンパチの入れ食い状態になる。
本命のイサギが食う前に 青物が釣れる状態であった。
薄暗くなり裏側の安全な場所で竿を出すが、おせんに赤じゃこのオンパレード。
船頭さんより『定置網にイサギ200㌔入った』と聞いていたので期待していたが、裏磯なので イサギの回遊も少なく 数釣りが望めない。
1匹目が釣れたのが、釣り開始から2時間ほど経過した9時頃で その後も忘れた頃に釣れる程度であった。
夜が明けるまで頑張るが、全く駄目な状態で夜釣終わる。
夜明け後、しばらくグレ釣りをするが、20㎝前後のコッパグレが釣れる程度であった。
小あじに邪魔をされ これ以上の釣果を期待出来ないので納竿とする。
船頭さんに電話連絡し 船が迎えに来たが、波は、かなり落ち 船は磯に付けやすい状態になっていた。
釣果は、43㎝から35㎝のイサギ4匹と34㎝のグレ1匹の貧果で終わってしまった。
師匠は、イサギ5匹とグレ1匹の釣果であった。
小あじが原因で不調に終わる。残念の一言である。
【当日の仕掛と狙い目】
私は、B5の電気浮きに2本針の2ヒロで磯際狙い。師匠は、0.8の電気浮きに2本針の4ヒロで竿2本沖を狙う。
師匠が、バタバタと40㎝クラスのイサギを2匹釣り上げるので 4ヒロにして沖を狙うか迷うが、磯際を狙い続ける。
いつもであれば、1匹釣れれば、続けて釣れるが 全く後が続かない。型は、大きいが 群れが小さい様である。
8月に期待したい。台風が来ない事を願うばかりである。