4月15日・16日の連休で アオリイカ釣りに行く予定を立てる。
何処に行くか?色々検討した結果、今、釣れている串本大島の芝渡船さんにお世話になる事にする。
当日のお客は、6名。アオリイカの客は、我々2名のみで 他の4名は、グレ釣りであった。
前日に雨が降り 波も高い状態で 表磯に行けない。船長より『アオリイカには、最悪の条件』と言われる。
師匠は、猪喰鼻の裏側、私は、シミズに渡る。
海中は、白く濁り透明度がない。1時間・2時間と時間が経過するも 当たりが全くない。
弁当船で船長より『移動するか?』と声を掛けられるので『する』と伝える。
『弁当配ってから来る』とマイクされるので 急いで移動の準備をする。
白野漁港の堤防が台風で崩れたままの状態である。
ナギ崎の裏側、イケスの見える場所に磯変りする。
師匠が釣れたと言う磯の近くなので 期待して仕掛けを出す。
しばらくすると、ナブラが出来、目の前にマグロの群れがやって来る。
1m近いマグロが、ジャンプしながら何回も回遊してくる。
納竿2時間前だが 諦めて片付けをする。
残念!!!坊主!!!
2日目、天候も良く、風もなく、波さえなければと祈る。
夜明! 表磯に上がれるかの きわどい波の高さである。
船長より『波高いが表磯に渡るか』と声を掛けられる。師匠は、アオリイカ釣りに最適な剣崎に、私は、高岩に渡る事になる。
釣り始めて30分ほど経過、リールが逆転する。
十分にアジを食わせ ゆっくりと寄せる。ヤエンを投入し1㌔サイズをキープする。
『やったー』坊主が無くなった。
気を良くし再びアジを投入。すぐにリールが逆転する。尋常でない位、道糸が出る。かなり大きい。
しばらくして寄せ始めるが、重たく全く動かない。竿が根元から曲がる位の力で 少し寄せれば倍道糸が出る。
10回近く挑戦する。道糸の量を確認すると半分位。まだ75m寄せなければならない。
道糸が出ない様に 糸を抑えると急に軽くなる。もう一度、抱かないか待つが駄目である。
ハリだけが上がって来た。アジだけを持って行かれた。残念!!!
時合なのかまた当たりが出る。先ほどより軽い。
慎重に寄せて来て ヤエンを投入。
ギャフをイカの耳に掛け 上げる途中で 身切れして落下。逃げたと思ったが ヤエンが外れておらず 再度、ギャフを掛て取り込み成功。
1.8㌔サイズであった。
2人より釣れたら欲しいと予約があったが、1名のみに1.8㌔の方を渡す。
1㌔サイズは、私が美味しく頂いた。
満足行く結果でなかったが、坊主を免れる事が出来た。
来月は、島根県の隠岐の島で 大型真鯛釣りを計画。
今から、ワクワクする。仕掛けを作るのも楽しい。