長野スナップ 撮り鳥と気ままな散歩

草臥れ儲けな 奮闘記

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蜜蜂の越冬

2021年02月08日 | 西洋ミツバチ

 

ミツバチは1月のー10℃の寒さを無事に乗り越えた。

 

2月に入り寒さは峠を越え少し安心。

 

今年のミツバチは3群3箱を越冬させることが出来そう。

 

 

真ん中の箱のミツバチが弱小群

 

その内の1群は働きバチの生存数が少なく無事に越冬できるか心配していた。

勢力が弱いので必然的に貯蜜量が少ない。

去年暮れから意識的にこの弱小群の箱により多く給餌していた。

 

越冬用の餌作りは過去の当ブログをご覧ください。

 

プラスチックの給餌器

 

 

 

 

 

 

 

 

最近暖かい日が続いたこともあり、ミツバチが気になり様子を見に行っていた。

秋に一番勢力の弱かった群れのミツバチが箱の外で一番活発に動いていた。

これなら3群ともに無事に越冬できそうだ。

 

そうは言っても2月の寒さはまだ厳しいので

中の様子が気になるが箱を開けての中の点検は出来ない。

 

夏には巣枠一枚にハチはこんなにいた。このような巣枠が一箱に10枚入っていた。

 

 

冬のミツバチは数が減りボール状になりこの状態。

少数精鋭で冬を乗り越える。

巣枠は3枚くらいになってしまう。

球の中心に女王蜂が居る。

寒さには羽根を動かして摩擦熱を出し、真冬でも巣の中を13℃くらいに保つ。

なので働きバチは体力をかなり使う、餌は十分に補給する必要がある。

 

 

夏の状態

 

 

 

冬には蜂は巣枠の2~3枚のところに固まっている。

真ん中に女王を入れて保護しながら少数で越冬をする。

 

この寒さの中でも女王バチは産卵を始めて働きバチを徐ゝに増やしていく。

 

 

寒さ対策で巣枠の上に麻布を掛けている。

寒いからと言って巣箱を密閉し過ぎると巣の内部が結露してしまい

ハチたちには良くない、適度な通気も必要。

 

 

上蓋のサイドには通気口が有る。

 

 

 

 

この状態を4月まで保つ。

4月には新しく生まれる女王バチと旧女王を交代させる。

今年は順調に行きそうなので例年より多くの採蜜が出来るかな。

ミツバチにとりいい年になりますように。

 

今日は孫が遊びに来ている。

 

 

ミスタードーナッツ!

 

それではまた次回よろしくお願いいたします。

 

再見!