鹿児島に向かっています。隣ではオジサンたちがシートを、対面にして、宴会をしています。朝からよく飲めるものだと感心します。
日本人はあいまい。
一体、いくつからが「おばさん」か?
こう切り出したのは慶応大学名誉教授、物理学の米沢富美子先生。
きっちりと線引きできないことがらをどう考えたらよいのか?
米沢先生は、科学の語るものは確実なものばかりではないという事を教えてくれました。
この世に「絶対的なもの」が存在しないと知ることは、私たちにとって大事なことかもしれません。
米沢先生のお話にダライ・ラマ法王は大いに感心され絶賛されました。
米沢富美子先生については日経新聞「私の履歴書」に連載されていたようです。
学者として、妻として、母親として、物凄い傑物ぶりを発揮され、さらにお母様の介護に奔走されているかた。
あいまいさを科学者が説くと新鮮ですね。私はファジー大好き!
それにしても日本のオジサンは飲むとよく喋ります。(笑)(荻山貴美子)