マハートマ・ガーンディーは一生涯を通してアヒンサー(不害)をモットーとしたようですが、そもそもその実践はなかなか困難です。
私たちは言葉や思いによっても他者に苦痛を及ぼしているのが常のようです。
見せかけやごまかしではなく相手を奮い立たせるような言葉を投げかけられる人になりたい…と常に思ってはいますが、現実は裏腹です。
グルデーヴ・シヴァーナンダは、語る前に注意深く考え、愛に満ちた優しい言葉で語りなさい…と、おっしゃっています。
私たちは多分、喋りすぎかもしれません。沈黙の価値に気づくことこそ、私たちの毎日を平安に導いてくれる…ということでしょうか。
仙台塾の皆さんとは十分に懇親会をご一緒できず、後ろ髪をひかれる思いでお別れしました。驚いたのは、ブログをほとんどの方が見てくださっていることです。
次回の師範科は一番寒い時期かもしれませんね。2月ですから…。
今、仙台空港に向かっています。(荻山貴美子)