マルカスさんが出演されました。ご覧になってください。
おはようございます。
昨日は遅くに熊本から戻りました。熊本も珍しく風邪が蔓延していて、いつになくおやすみの方が目につきました。
でもご参加くださったかたは元気溌剌。アフター・ヨーガのお話もつきることなく後ろ髪をひかれる思いで皆さんとお別れしました。
熊本で宿泊したホテルでのこと。夜中の2時に「火事です。避難してください!」という緊急避難のアナウンスが…。さすがの私も飛び起きました。とにかくダウンコートを羽織り廊下を覗きました。そこで驚きです。田原豊道先生もダウンコートを着て廊下を覗いていたのは同じですが、ひと味違いました。明日の授業に差し支えるとばかりに荷物をどうやって運び出すか悩んでいらしたのです。
田原先生、火事で生命がなくなったら明日の授業はないのですよ…(笑)
さて、今日は成人の日ですね。今年もはやばやと沖縄で荒れた新成人たちが暴走していました。完璧に平和ボケです。
被災地では、津波で亡くなった友人を語る新成人が「僕の友だちというよりも、この成人式を皆で迎えたかった」と、生命の尊さを噛みしめていました。
先ほど平和ボケと言いましたが…
ヨーガの目的目標「シャーンティ」を、日本ヨーガ学会では「平安 調和 寂静」と訳しています。
平和と訳していないのです。改めて田原先生が「平安」としたことのこだわりに得心しています。
平安は身心、国家、社会などが穏やかであること。つまりエゴから離れているのですね。どこかで苦しんでいる人がいたら浮かれてなんていられないんです。
小泉進次郎さんが、被災地を訪ねていました。あるおばあさんが「仮説住宅もなかなか居心地がいいよ~」と、言っていました。居心地なんかいいはずはないのに…
小泉さんは微妙なお顔で「(仮説住宅に)長居をさせてしまった」とおっしゃっていました。「まだ仮設住宅で寒い冬を迎えなくてはいけないのは異常事態。まずは住環境の整備に取り組むべき」という考えを示しています。
小泉進次郎さん、いいですね。私大好きです。なぜこの方は人をこれだけ惹きつけるのでしょう。
明日から一瀉千里に忙しくなります。今日は来週の講座「ヨーガまんだら」のテキストづくりに勤しみます。
皆さん、よい休日を…(荻山貴美子)