こんにちは。
6月30日、第70回全国大会が、盛会裏に終了しました。
田原豊道先生のオーラに元気をいただき、お箏の演奏にうっとりし、狂言で大いに笑い、興奮状態で皆さんとお別れしました。
お箏の演奏で、なんとなんと…五十鈴川
主人と年に2回は行くお伊勢さん。その中でも五十鈴川は、2人が大好きで心和む場所です。
もう今生では二度と2人では行けないでしょう。
ひとりでは…?
とてもとても無理です。
全国大会が終わり、主人の入院している病院に直行。
私を待ちわびていた主人でした。
五十鈴川を私のためにボイスレコーダーで録音してくださった方がいらして、病室で2人で聞きました。ありがたかったです。だって演奏中、私は嗚咽が止まらなくなり会場から出てしまったのですから…
病室で主人は目を閉じ、五十鈴川を思い出しながら聞いていたことと思います。
静かな2人の時が流れていました。
優しくて頼り甲斐のある主治医の先生、温かみのある看護師さん、緑が多くパンジーが咲きみだれる中庭を眺めることができる病室。
主人は管ひとつつけず穏やかに療養しています。
私は読書三昧。
全国大会は、キャンセル待ちをされていたたくさんの皆さんにお入りいただけずそれだけが心残りです。(荻山貴美子)