今週の言葉 ８/４～８/１０

目で見せて　　耳で聞かせて　　仕て見せて

　　　　　ほめてやらなきゃ　　誰もせぬぞよ


　よく聞く言葉でご存知と思いますが、いざ実践するとなると、とても難しいこと

ではないでしょうか。


　この言葉を教育の指針として実践されたのは三浦先生ではないかと思います。

一緒にいる頃、よく聞かされましたので、頭の片隅に残っている言葉の一つでもあ

ります。


　先生はまず、教職員の方々に掃除の仕方を教えられます。

次に、担任の先生が生徒に教えていきます。

校長先生も先生も生徒も東寺にいた私たちも全員で掃除をしました。

だから、洛南高校はいつ来てもチリ一つなく、ピカピカでした。

　『　洛南高校の教育の基本　』　はここにあったのではないかと思います。

ちょっとやんちゃな　「　東寺高校　」　といわれた学校が

規律正しい　『　洛南高校　』　になった、その原動力となったのが、この言葉で

はないかと思っています。

　三浦先生は、先生にも生徒に対しても、自ら率先垂範して、

掃除一つを取ってみても、目で見せて、掃除の意味も教えて、自ら掃除の仕方を実

践され、その後、掃除がちゃんと出来たか点検までされて、指導しておられまし

た。


　今あらためて、自分自身にとっても、思い当たる言葉となりました。

『　目で見せて、耳で聞かせて、仕て見せて　』　　です、

そして、出来たことを認めて　　『　ほめてやる　』　　何事をなすにも、

すべての基本のようにも思います。