『 私がいるから あなたがいる
あなたがいるから私もいる。 』
『 私がいなければ あなたはいない、
あなたがいなければ わたしもいない 』
と続いてこの文は完成いたします。
お釈迦さまは、人を否定しない教えを説かれました。
私たちはよく、「 あの人は嫌いだ、いなければいいのに 」 と、
嫌な人の存在を否定します。
そして、人間関係がうまくいかないと悩みます。
しかし、よくよく考えてみると、最初から嫌な憎い人はいないのです。
自分にとって、都合がいいと、良い人になります。
その良い人も何かの都合で具合悪くなってくると、嫌な人に変わってくるのです。
『 縁 』 によってどのようにもなってくる、
ということをお釈迦さまは悟られたのです。
お釈迦さまの悟りの内容は 『 縁起の法 』 といことです。
話は変わりますが、
最近は電車の中とかで、お化粧したり、食事をしたりする人を
見かけるようになりました。
『 最近の若い者は礼儀がなってない ! 』
『 マナーがまるでなくなった。 』
と、嘆く方が多いようです。
これは 『 私がいるからあなたがいる … 』 という
関係ではなく、私の周りは 「 あなた 」 という人格の存在ではなく、
ただの、電車の中にいる、というか 「 つり革 」 や 「 シート 」 の
ような 「 ある 」 という 「 モノ的 」 な存在に
なっているということでしょう。
「 あなた 」 という人格を持った人の前ではお化粧はしないのではないでしょうか?
昔から人の知恵として、向こう三軒両隣、というように
人と人の繋がりをとても大切にしてきたのでしょう。
これは、自分一人では生きれないし、お互い助け合っていかなければ
生きていけないという現実があったのでしょう。
現代はモノは豊かになってくるし、環境は整ってくるし、
自分は一人ででも生けていけるのだ !
という錯覚を起こしているのではないでしょうか。
『 人を人とすることによって、自分も人となる 』
という諺もあります。
「 私がいるから … 」 だけになってしまうと大変な問題になります。
「 あなたがいるから … 」 というところがとても大事です。
このことはすべてのことについてもいえると思います。
その根底があってこそ、
『 ものを大切にしよう 』 『 人に親切にしよう 』
ということが出てくると思います。
このことを浅く捉えるか、深く捉えるかで、人生の深さというか
味わいもでてくるのではないでしょうか。
あなたがいるから私もいる。 』
『 私がいなければ あなたはいない、
あなたがいなければ わたしもいない 』
と続いてこの文は完成いたします。
お釈迦さまは、人を否定しない教えを説かれました。
私たちはよく、「 あの人は嫌いだ、いなければいいのに 」 と、
嫌な人の存在を否定します。
そして、人間関係がうまくいかないと悩みます。
しかし、よくよく考えてみると、最初から嫌な憎い人はいないのです。
自分にとって、都合がいいと、良い人になります。
その良い人も何かの都合で具合悪くなってくると、嫌な人に変わってくるのです。
『 縁 』 によってどのようにもなってくる、
ということをお釈迦さまは悟られたのです。
お釈迦さまの悟りの内容は 『 縁起の法 』 といことです。
話は変わりますが、
最近は電車の中とかで、お化粧したり、食事をしたりする人を
見かけるようになりました。
『 最近の若い者は礼儀がなってない ! 』
『 マナーがまるでなくなった。 』
と、嘆く方が多いようです。
これは 『 私がいるからあなたがいる … 』 という
関係ではなく、私の周りは 「 あなた 」 という人格の存在ではなく、
ただの、電車の中にいる、というか 「 つり革 」 や 「 シート 」 の
ような 「 ある 」 という 「 モノ的 」 な存在に
なっているということでしょう。
「 あなた 」 という人格を持った人の前ではお化粧はしないのではないでしょうか?
昔から人の知恵として、向こう三軒両隣、というように
人と人の繋がりをとても大切にしてきたのでしょう。
これは、自分一人では生きれないし、お互い助け合っていかなければ
生きていけないという現実があったのでしょう。
現代はモノは豊かになってくるし、環境は整ってくるし、
自分は一人ででも生けていけるのだ !
という錯覚を起こしているのではないでしょうか。
『 人を人とすることによって、自分も人となる 』
という諺もあります。
「 私がいるから … 」 だけになってしまうと大変な問題になります。
「 あなたがいるから … 」 というところがとても大事です。
このことはすべてのことについてもいえると思います。
その根底があってこそ、
『 ものを大切にしよう 』 『 人に親切にしよう 』
ということが出てくると思います。
このことを浅く捉えるか、深く捉えるかで、人生の深さというか
味わいもでてくるのではないでしょうか。