本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

怠けの戒め !

2010-09-15 22:52:34 | 住職の活動日記
      青年にすすめたいことは

      ただ三語につきる

      即ち 働け、

      もっと 働け、

      あくまで 働け

               ( ビスマルク )


 この言葉をふっと思い出したのです。

昭和59年12月16日、東寺の今週の言葉なのです。


 その当時は 『 三浦先生 』 は、「 きついこと言うな~ ! 」

と単純に思っていたのですが、

最近は少し違うように思えてきました。


 26年ほど前、三浦先生は70才頃ではないでしょうか ?

私も、もうすぐ、その年に近づきつつあります。


 とすると、この言葉は 「 私たち青年 」 にもそうですが

なによりも、自分自身への激励の言葉のようにも感じるのです。

 だんだんと人生の時間も迫っている、

しても、しても、し尽くしきれない

休んでなんかおれない !

 ( 一仕事終わり 「 ちょっと一服 」 というと、

   「 ちょっと一服なんか いらん !  一服する時は死ぬ時や ! 」

  と叱られたことを思い出します。 )


先生の好きな 『 恩讃 』 という歌に、

   「 如来大悲の恩は 身を粉にしても報ずべし

     師主知識の恩も 骨をくだきても謝すべし 」


人に対してよりも、自分への問いかけとして響いてくる言葉です。

「 うかうかしておれんぞ ! 」  と思います。


「 年とともに、生きることに激しく、凄まじくなってくるんだ ! 」

とも、先生の言葉を思い出します。


 今日は、先生のそんな言葉に励まされました。

働け、働け、もっと働け、です。

 「 身を粉にしても報ずべし  骨をくだきても謝すべし 」 です。

    
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『 私の中のあなた 』

2010-09-15 12:11:13 | 住職の活動日記
 昨夜の 「 WOWOW テレビ 」

キャメロン・ディアス また違った意味で好演でした。


『 私の中のあなた 』


昨年、10月上映されたようです、その時も一度見ています。

昨夜も、また 、泣きました。     


 ( 最近は涙もろくなっていけません )


是非、「 DVD 」 でもレンタルして見ていただきたい作品だと思います。


 「 死 」 を迎えようとしている方が輝いてる。

その覚悟を決めた演技がとても素晴らしかったのです。


 「 生 と 死 」 ということを考えるうえでも、

とても考えさせられる映画だと思います。


 原題は 『 MY sister’s keeper 』 といいます。

それを 『 私の中のあなた 』 と日本語の題をつけられた、

『 戸田奈津子さん 』 の訳も  素晴らしい  と思います。


 それから、この物語を説くキーワードが

『 Hey you let the cat out of the bag

     Naughty boy 』

( あなたったら バッグから猫を出してしまったのね、 悪い子ね! )


ということですが、吹き替え版でしたので、

『 秘密を言ったのね、悪い子ね 』

という、言葉だったでしょうか。


 戸田奈津子さんの説明によると、

 『 Cat 』 猫 ということが 「 秘密 」 ということを表していて

バッグから出してしまうと、猫が暴れ回って大変なことになる、

ところから 、 『 秘密をばらしたのね 』

ということになるそうです。


 ま~ yoka 映画です MITE HAIYO   


   ( 熊本弁はローマ字で書くと、ドイツ語のような感じです。  かな?

     「 見てください 」 ということを

     「 見てはいよ 」 といいます。)
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