目を閉じないで
前を向いて歩こう
レディー・ガガ
先日のテレビのインタビューでした。
「 目玉メイク 」 のレディー・ガガさん、
このたびの大震災の方々へ、彼女のメッセージとして
こういう言葉を述べておられました。
全体的には、
「 みんなで結束を固めて、前を向けば
必ずどんな苦境も乗り越えられる。」
という内容でした。
顔一杯に書かれた目玉のメイクで登場されました。
( ご本人は目を閉じていらっしゃったようです。 )
奇抜なファッションで、マスコミの注目を集めている、と思いきや、
なかなか、どうして骨太の芯のある方です。
幼児期はいじめられたり、といろいろなご苦労をされたようです。
いま、一番日本のことを考えておられる方でしょう。
お寺では、「 木魚 」 を使います。
魚は眠らない、ということで、修行する時の怠惰を戒める
道具の一つとして 「 木魚 」 が使われるのだと思います。
仏道修行では 「 睡眠 」 は煩悩の一つです。
「 眠るな !! 」
と、よく叱られました。
眠るのは、自然の法則で、当然のことではないかと、思っていたのです。
しかし、 「 修行 」 ということになれば、
「 眠る 」 ということは、退治すべき煩悩の一つなのです。
これは、意識の連続性をいうのでしょう。
身体は眠るかもしれないが、意識は常に問題意識を持ち続けている。
『 念仏 』 ということも、
具体的には、 「 寝ても覚めても 」 ということです。
このことは、責任を持った方なら、必ずおわかりになると思います。
一つのことをやり遂げるには、
寝ても覚めても思い続けなければ、成就するものではありません。
私の祖父も、そういえば、横になって休んだという記憶がありません。
常に、書き物をしたり、本を読んだり、
布団の前に机があり、その机に向かって、夜遅くまで
端座しておられました。
仏道修行という立場になれば、
私たちが生きている時間はあまりにも短すぎるということでしょう。
「 大蔵経 」 を全巻読んだことがあるか ??
弘法大師が残された、経文や書物、全部読破したのか ??
と聞かれると、全くだめな結果です。
眠るという、時間がないのです。
先人たちは、眠らない工夫として、膝に錐を立てたりして、
睡魔と戦われました。
最近ですけど、「 眠らない 」 ということも
なんとなく心に響く言葉になりました。
身体は眠るかもしれないが、心は常にスタンバイ状態です。
これから日本が復興していくにはとても長い道のりです。
レディー・ガガさんの言葉を有難く受け止め、
急ぐことなく、休むことなく、一歩づつ、前を向いて歩いて行かなければなりません。
そうすればどんな苦境も乗り越えられるはずです。
( しかし、恐れ入ったのは彼女はこのインタビューで、
目には大きな目玉メイクをして、目は閉じていたそうです。
そして、足にはとても高いハイヒールを履いて、ということだったのです。
目を閉じれば、一分たりともまっすぐ立っていられません。
そのこと自体にも頭が下がります。 )
苦しいことから目を背けることなく、
人のことを批判するより、
必ずやってくるすばらしい未来を見つめて、
歩いて行かなければなりません。
前を向いて歩こう
レディー・ガガ
先日のテレビのインタビューでした。
「 目玉メイク 」 のレディー・ガガさん、
このたびの大震災の方々へ、彼女のメッセージとして
こういう言葉を述べておられました。
全体的には、
「 みんなで結束を固めて、前を向けば
必ずどんな苦境も乗り越えられる。」
という内容でした。
顔一杯に書かれた目玉のメイクで登場されました。
( ご本人は目を閉じていらっしゃったようです。 )
奇抜なファッションで、マスコミの注目を集めている、と思いきや、
なかなか、どうして骨太の芯のある方です。
幼児期はいじめられたり、といろいろなご苦労をされたようです。
いま、一番日本のことを考えておられる方でしょう。
お寺では、「 木魚 」 を使います。
魚は眠らない、ということで、修行する時の怠惰を戒める
道具の一つとして 「 木魚 」 が使われるのだと思います。
仏道修行では 「 睡眠 」 は煩悩の一つです。
「 眠るな !! 」
と、よく叱られました。
眠るのは、自然の法則で、当然のことではないかと、思っていたのです。
しかし、 「 修行 」 ということになれば、
「 眠る 」 ということは、退治すべき煩悩の一つなのです。
これは、意識の連続性をいうのでしょう。
身体は眠るかもしれないが、意識は常に問題意識を持ち続けている。
『 念仏 』 ということも、
具体的には、 「 寝ても覚めても 」 ということです。
このことは、責任を持った方なら、必ずおわかりになると思います。
一つのことをやり遂げるには、
寝ても覚めても思い続けなければ、成就するものではありません。
私の祖父も、そういえば、横になって休んだという記憶がありません。
常に、書き物をしたり、本を読んだり、
布団の前に机があり、その机に向かって、夜遅くまで
端座しておられました。
仏道修行という立場になれば、
私たちが生きている時間はあまりにも短すぎるということでしょう。
「 大蔵経 」 を全巻読んだことがあるか ??
弘法大師が残された、経文や書物、全部読破したのか ??
と聞かれると、全くだめな結果です。
眠るという、時間がないのです。
先人たちは、眠らない工夫として、膝に錐を立てたりして、
睡魔と戦われました。
最近ですけど、「 眠らない 」 ということも
なんとなく心に響く言葉になりました。
身体は眠るかもしれないが、心は常にスタンバイ状態です。
これから日本が復興していくにはとても長い道のりです。
レディー・ガガさんの言葉を有難く受け止め、
急ぐことなく、休むことなく、一歩づつ、前を向いて歩いて行かなければなりません。
そうすればどんな苦境も乗り越えられるはずです。
( しかし、恐れ入ったのは彼女はこのインタビューで、
目には大きな目玉メイクをして、目は閉じていたそうです。
そして、足にはとても高いハイヒールを履いて、ということだったのです。
目を閉じれば、一分たりともまっすぐ立っていられません。
そのこと自体にも頭が下がります。 )
苦しいことから目を背けることなく、
人のことを批判するより、
必ずやってくるすばらしい未来を見つめて、
歩いて行かなければなりません。