本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

熊本もやっと梅雨明けでしょうか ???

2011-07-09 22:13:55 | 住職の活動日記
 朝からカラリと晴れ上がりました。   

さいわい、今日はお寺の中でお盆の準備です。

熊本は7月と8月、2回のお盆をつとめます。

例年ですと、7月のお盆の頃は雨の中をお参りに出かけていました。

それからすると、少し早めの梅雨明けなのでしょう。

 
 夕方、熊本港へ   




     




 港から眺める空の雲は、もう夏の雲です。

照りつけるような熱さの中、風は心地よく、磯の香りの風です。





     




 『 オーシャンアロー 』  の到着です。

今回の巡礼は長崎です。

天草からのお参りの方と島原で待ち合わせをして、

長崎・佐世保・平戸とお参りします。

今回の先達は崇正が勤めました。

そのお参りも終わり、迎えに港までひとっ走り、ということなのです。





      





 『 オーシャンアロー 』 はとても美しい船体です。






     




 この船は双胴船で、スピードも速いようです。

7月はあと2回同じコースで巡礼に出かけます。

次回は私めが乗り込んで、先達を務めます。

その時は中の様子をご報告しま~す。


 久しぶりの海の風、とても気持ちよく、

待ってる時間、ぼ~~~ と、海を眺めていました。

明日からは、照りつけるお日さまの中お参りですが、

スマート君も一年点検でリフレッシュしております。

心なしか軽いような気がします   が   ???  


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「テッパン」 ?!

2011-07-09 13:50:39 | 住職の活動日記
 先日、テレビで 「 女性のテッパンが  … どうのこうの 」 、

という話が出ておりました。

 女性の肩こり問題かな ???

    ( 肩が鉄板のようになったとか … ? )

と思ってましたが、どうも違うようです。


 ネットで調べてみると、

「 ギャル語辞典 」  なるものがありまして、


 『 鉄板 』  は 「 固い 」  というところから、

「 確実な 」 「 まちがいない 」もの

というようなこととして使うようです。

もともとは、ギャンブルとかの世界で、次の勝負は手堅い、というところから

「 テッパン レース 」 とか使われていたようです。


 漫才とかの世界でも、確実に笑いが取れるものを

『 テッパン ネタ 』 というようにも使われるようです。


 いまさら聞けないのですが、

カタカナ言葉がたくさんあって、どう理解していいのか困ってしまいます。

「 コンセプト 」 もそうですが、

不思議なもので、辞書を引くと 『 概念 』 と書いてあります ??

そして、全体を貫く統一的な視点や考え方 、 ともあります。

「 概念 」 というほうがわからなくなり、

「 コンセプト 」 というと、なんとなくわかった気になるのが不思議です。


 昔から、日本人はこのように上手に外来語を受け入れてきたのでしょう。

仏教の言葉も、本来は深い意味があったのでしょうが、

お互いに理解できるものとして、自分のものとして取り込んできたようです。

 『 旦那 』 ということもそうですが、

最近の若い夫婦の方でも、 「 うちのダンナが … 」

という、夫のことを 「 ダンナ 」 と呼んでいるのです。

本来は 『 お布施 』 という意味ですが、

その方が、現代ではかけ離れた言葉になってしまっています。


 しかし、言葉もいい加減に使うということは、

それだけ考え方もいい加減になってくるということです。

お釈迦さま当時のインドでは、サンスクリットという言葉が使われ、

それは、名詞ひとつとってみても、8格に変化するのです。

それほど厳密な言葉使いをしていました。

それは、あの難しい経典を作り上げるという頭脳を持っていたのです。

どちらかというと、

現代のほうが単純になってきているのではないかとも思います。

今風に上手に言葉を面白く使い分けるのも、いいですが、

反面、厳密に考えていくという、

言葉の厳密性も時には必要なのではないでしょうか。







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