『 自分の中で 精一杯 ! 』
安藤忠雄
先日の日本テレビ 「 ウェークアップ!ふらす 」 という
辛坊治郎さん、司会の番組でゲストは 『 安藤忠雄 』 さんでした。
『 力 』 、というコナーで、安藤さんが紹介され、
今は中国で活躍されているそうです。
「 やはり、上海は力がある。 」
と、中国の発展の力に驚いておられました。
最後に、辛坊さんが、究極の質問として、尋ねられ
安藤さんの答えが、
「 自分の中で 精一杯 」
ということでした。
もう、自分が作った作品が残ろうと、遺してほしいとか
そんなことより、
「 今の自分に精一杯生きることのほうが大事 」
と、答えておられました。
なるほどと、頷きました。
自分の作ったものに固執せずに、常に前を向いておられる姿に感動しました。
そこが精神の若々しさだと思います。
年取ってくるという、見苦しさは、
自分のしてきた事への固執と自慢です。
ある尊敬する先生も、自分の説いてきたものは捨ててしまえ、
本になんかする必要はない !!
と、おっしゃっていた事を思い出します。
お釈迦さまも、
「 鳥が飛んだ、飛んだことは事実だが、
その後には何にも残らないではないか、
そのように物事に固執してはいけない。」
と、説いておられます。
安藤さんは、ただ建築を設計するだけではなく、
建築を支える環境づくりがとても大事であると、
大きな環境づくりも手がけておられます。
以前、京都の本山である 「 大覚寺 」 を訪ねたとき
庭師の方と出会いました。
「 家庭という字は、 家と庭、 と書くでしょう。
今は、マンションばかりで庭がなくなったから
人間もおかしくなったのですよ ! 」
という話を聞きました。
たしかに、お寺はとくに 「 庭 」 を大切にしているようです。
安藤さんも、得意とする、コンクリとの打ちっぱなしだけではなく、
それを支える庭を大切にされている点も、
共感するところです。
「 しっかり、意見を言って妥協しないように生きなければ、
人生90年楽しんで生きられない。」
と、結んでおられました。
今与えられている境遇を精一杯生きることが、
いつまでも、こころ若々しく行きぬく智慧のようです。
安藤忠雄
先日の日本テレビ 「 ウェークアップ!ふらす 」 という
辛坊治郎さん、司会の番組でゲストは 『 安藤忠雄 』 さんでした。
『 力 』 、というコナーで、安藤さんが紹介され、
今は中国で活躍されているそうです。
「 やはり、上海は力がある。 」
と、中国の発展の力に驚いておられました。
最後に、辛坊さんが、究極の質問として、尋ねられ
安藤さんの答えが、
「 自分の中で 精一杯 」
ということでした。
もう、自分が作った作品が残ろうと、遺してほしいとか
そんなことより、
「 今の自分に精一杯生きることのほうが大事 」
と、答えておられました。
なるほどと、頷きました。
自分の作ったものに固執せずに、常に前を向いておられる姿に感動しました。
そこが精神の若々しさだと思います。
年取ってくるという、見苦しさは、
自分のしてきた事への固執と自慢です。
ある尊敬する先生も、自分の説いてきたものは捨ててしまえ、
本になんかする必要はない !!
と、おっしゃっていた事を思い出します。
お釈迦さまも、
「 鳥が飛んだ、飛んだことは事実だが、
その後には何にも残らないではないか、
そのように物事に固執してはいけない。」
と、説いておられます。
安藤さんは、ただ建築を設計するだけではなく、
建築を支える環境づくりがとても大事であると、
大きな環境づくりも手がけておられます。
以前、京都の本山である 「 大覚寺 」 を訪ねたとき
庭師の方と出会いました。
「 家庭という字は、 家と庭、 と書くでしょう。
今は、マンションばかりで庭がなくなったから
人間もおかしくなったのですよ ! 」
という話を聞きました。
たしかに、お寺はとくに 「 庭 」 を大切にしているようです。
安藤さんも、得意とする、コンクリとの打ちっぱなしだけではなく、
それを支える庭を大切にされている点も、
共感するところです。
「 しっかり、意見を言って妥協しないように生きなければ、
人生90年楽しんで生きられない。」
と、結んでおられました。
今与えられている境遇を精一杯生きることが、
いつまでも、こころ若々しく行きぬく智慧のようです。